【2023年最新版】検索ボリュームの調べ方|目安やSEOとの関係性、キーワード戦略も徹底解説!

【2023年最新版】検索ボリュームの調べ方|目安やSEOとの関係性、キーワード戦略も徹底解説!

この記事の監修者

粟飯原匠 |プロデューサー

マーケティングを得意とするホームページ制作会社PENGINの代表。教育系スタートアップで新規事業開発を経験し、独立後は上場企業やレガシー産業のホームページ制作・SEO対策・CVR改善の支援を行うPENGINを創業。「ワクワクする。ワクワクさせる。」を理念に掲げてコツコツと頑張っています。

検索ボリュームと聞いた時に、何を表すものなのか、どうやった調べ方が必要なのかわからないという人がいるのではないでしょうか。自分のWebサイトやメディアを検索上位に表示させるためには、検索ボリュームを考慮してキーワード選定することが必要です。

検索ボリュームは単に数値を知るだけでなく、競合性やSEOの強さなどが同時に把握できる調べ方もあります。ここでは、検索ボリュームが何を示し、どのようなツールを用いて利用すればいいのかを細かく説明していきます。

検索ボリュームとは?

検索ボリュームとは、GoogleやYahoo!、Safariなどの検索エンジンがユーザーによってどれほど検索されたのかを表す回数です。月単位でどれくらいキーワードが検索されたのかを元にキーワード選定が行われ、月間検索ボリュームが利用されます。

月単位で検索ボリュームを利用する理由として、季節や流行りなどの要因で先月までは検索数が多くても今月には大幅に減る可能性があります。単に検索数の高いキーワードを選ぶのではなく、検索ボリュームの推移を考えて選定することが重要です。

月間検索ボリュームの目安

月間検索ボリュームの目安として、どれほど注目があるのか、検索されている回数が多いのかで大きく以下の3つに分けられます。

月間検索ボリュームの目安検索ボリュームの分類
1万回以上ビッグキーワード
1,000〜1万回ミドルキーワード
100回以下ロングテールキーワード/スモールキーワード

検索ボリュームの数値が大きければ大きいほどユーザーが注目し検索しているため、多くのアクセス数が見込めます。そのため、対策キーワードを決める際の目安として利用することがおすすめです。

注意点として、キーワードの業界や市場の大きさによって数値が大きく異なるため、サイトのフェーズを考慮しながら参考にしましょう。

検索ボリュームとSEOの関係

検索ボリュームとSEOの両方を考慮しないと、結果的にユーザーのサイトへの流入が見込めない可能性があります。そのため、たとえ検索上位に表示されてもユーザーの流入が増えません。

検索ボリュームとSEOの関係をうまく利用するためには、主に2つの方法があります。

1つ目は、検索ボリュームがある程度あり、需要のあるキーワードを選定して良質なコンテンツを作ることです。その結果、SEO効果をひき出しユーザーからの検索流入を見込めます。

2つ目は、ビックキーワードの選定から上位表示を狙うのではなく、ロングテールキーワードからコンテンツを充実させて上位表示させることです。検索流入が増えるとドメインパワーが向上し、最終的に検索数の多いビッグキーワードでも上位表示が期待できます。

【無料】検索ボリュームの調べ方

検索ボリュームを調べるためには、ツールを使って調べられます。検索したいキーワードを検索窓に打ち込むだけでツール側が自動的に調査し、どのようなタイプの人からの検索があるか、どのキーワードとともに調べているかなどを簡単に確認することが可能です。

無料で検索ボリュームを調べられるツールには以下のものが挙げられます。

  1. キーワードプランナー
  2. aramakijake.jp
  3. Googleトレンド
  4. Ubersuggest
  5. ruri-co(ルリコ)
  6. rishirikonbu.jp

検索ボリュームの結果以外に、どのような機能が備わっているのかをみていきます。

調べ方1.キーワードプランナー

キーワードプランナー

引用:キーワードプランナー

キーワードプランナーは新規キーワードの抽出や競合性のチェックなどを国や言語を指定して調べられるツールです。月間平均検索ボリュームもチェックできますが、1000〜1万、1万〜10万といった検索されている大まかな数値で表示されます。

無料で利用することが可能ですが、実数に近い数値で知りたい人はGoogle広告に入金して有料版として利用しなければいけません。検索窓に入力したキーワードが指定キーワードとして表示され、その下部にキーワード候補とともに競合性や月間平均検索ボリュームが表示されます。

そのため、関連したコンテンツ記事を考えるためにとても役立ちます。

調べ方2.aramakijake.jp

aramakijake.jp

引用:aramakijake.jp

aramakijake.jpは検索ボリュームが調べられるのと同時に「検索数予測ツール」と「競合検索予測ツール」が調べられるツールです。複数検索では調べられませんが、調べたキーワードに対して競合サイトがどれほどユーザーに調べられているのかを数値的に見られます。

検索結果には、GoogleとYahoo!の月間推定検索数と順位別の月間検索アクセス予測数が表示されるため、検索キーワードによるサイトごとのアクセス数から分析可能です。また、検索結果上部に関連キーワードも表示できるため、検索ボリュームに役立つ情報として利用できます。

調べ方3.Googleトレンド

Googleトレンド

引用:Googleトレンド

Googleトレンドは検索ボリュームの推移と急上昇しているキーワードについて調べられる無料のツールです。国や期間を指定したり、最大5つの言葉まで同時にキーワードを検索したりできるため、キーワードでも複数検索によって細かくトレンドを調べることが可能です。

また、入力したキーワードに関連したトピックやキーワードが表示されるため、選定したキーワードに役立つ情報も集められます。Googleトレンドでは検索ボリュームの実数値が見られるわけではなく、最高値を100とした場合で表示されるので注意が必要です。

調べ方4.Ubersuggest

Ubersuggest

引用:Ubersuggest

Ubersuggestは海外製で、細かい数値を知ることができるためにSEOを強化したい人にオススメのツールです。無料版では制限があるため細かい数値や1日の検索制限が3回までと決まっていますが、「検索ボリューム」「SEO難易度」「モバイルとPC別の検索ボリューム」「キーワード・コンテンツ候補」が表示されます。

ツールとしてはとても有能でわかりやすいつくりになっていますが、海外製ということもあり文字化けを起こす可能性があります。また、無料版では検索結果や検索回数の制限があるため、企業で利用するには有料版で利用する必要があります。

調べ方5.ruri-co(ルリコ)

ruri-co(ルリコ)

引用:ruri-co(ルリコ)

ruri-co(ルリコ)はキーワード選定にとても便利なツールで、検索したキーワードからタイトルへのキーワード利用状況やキーワードの類似率、ページ別の順位獲得状況などが表示されます。そのため、競合サイトが抑えていないキーワードについても調べることが可能です。

会員登録の必要がなく、利用制限がないために手間がかかりません。また、検索結果をエクセルにまとめたい場合は「Excel DL」にてデスクトップ内に保存できるため、情報をまとめやすいことも特徴的です。

調べ方6.rishirikonbu.jp

rishirikonbu.jp

引用:rishirikonbu.jp

rishirikonbu.jpは検索キーワードに対して、「関連語・候補キーワード検索数予測ツール」と「SEO難易度チェックツール」の2種類を調べられるツールです。SEO難易度チェックツールでは同時に3種類のキーワードが調べられる複数検索が可能です。

関連語・候補キーワード検索数予測ツールの結果には、月間検索予測数に加えて1位時の月間検索アクセス予測数が表示され、アクセス数による分析ができます。また、SEO難易度チェックツールは0〜100で難易度が表示され、スコアの数値が高いほど難易度が高くなります。

【有料】検索ボリュームの調べ方

検索ボリュームを調べるツールとして、有能な機能があるものは有料になります。有料の検索ボリュームと例として、以下の3つが挙げられます。

  1. ahrefs(エイチレフス)
  2. ミエルカ
  3. Keywordmap(キーワードマップ)

他のサイトよりSEOを強化したい人や競合サイトに負けないものを作りたい人には、有料の検査ツールが有効的です。有料ツールだからこその特徴や強みをみていきます。

調べ方1.ahrefs(エイチレフス)

ahrefs(エイチレフス)

引用:ahrefs(エイチレフス)

ahrefs(エイチレフス)は世界で60万人が導入するほど人気を集めているSEO分析ツールです。競合サイトにおけるSNSの反応やリンク分析、想定流入キーワードといった幅広い情報が手に入れられます。ahrefsは15分おきに情報を更新するため、最新のトレンドを取り入れたい人におすすめです。

月額$99のライトプランでは750キーワードまで調べられ、自分の用途や機能に応じてスタンダードやアドバンスドといったプランから選べます。ahrefshaは独自の分析方法を利用しているためGoogleクローラーとは異なります。そのため、参考データとして利用しましょう。

調べ方2.ミエルカ

ミエルカ

引用:ミエルカ

ミエルカは検索ボリュームだけでなく、SEO施策とコンテンツマーケティングツールです。AIによるSEO施策についての提案やユーザーの流入と問い合わせの増加を支援するシステムが備わっています。

ドメインを入力すると検索流入しているキーワードや検索ボリュームを調査でき、競合サイトの流入状況について調査可能です。また、自社のWebサイトに不足しているトピックやキーワードを発見してくれるため、新しいWebサイトの立ち上げにおけるキーワード選定や長期運営によるキーワードの枯渇課題の解決に役立ちます。

調べ方3.Keywordmap(キーワードマップ)

Keywordmap(キーワードマップ)

引用:Keywordmap(キーワードマップ)

Keywordmap(キーワードマップ)では、ドメインを入力するだけで該当するサイトが上位獲得しているキーワードを調べられるため、競合サイトと差別化を図りたい人におすすめのツールです。競合サイトが表示されていないキーワードや競合分析の調査検索、ユーザーニーズの可視化によるSEOの対策に効果的な除法が得られます。

サイト内では機能紹介がされているものの、料金体制や詳しい情報結果については記載されていないため、見積もりや問い合わせが必要です。また、初めての利用する人向けに7日間のトライアルプランがあるので、Keywordmapの利用を考えている人にはトライアルからの利用ができます。

検索ボリューム別のキーワード戦略

検索ボリュームに応じて、3つのキーワードに分けられます。

  • ビッグキーワード
  • ミドルキーワード
  • ロングテールキーワード

ビッグキーワードから順に検索ボリュームが大きく、競合性も大きくなっていきます。ボリューム別のキーワードごとに立てる戦略が異なるため、どのような戦略がそれぞれ必要かをみていきましょう。

ビッグキーワードの場合

ビッグキーワードは検索ボリュームが1万以上で、非常に競合が高く、ユーザーからの注目度が高いキーワードです。時期や市場によりますが、転職やキャンプ、仮想通貨などが例として挙げられます。

基本的には1単語でのキーワード検索でビッグキーワードになりますが、需要が高いと複数検索でもビッグキーワードにヒットすることがあります。

ミドルキーワードの場合

ミドルキーワードは検索ボリュームが100〜1万とビッグキーワードより少ない検索ボリュームですが、まだまだ競合の高いキーワードです。キーワード例として、「婚活 アプリ」「麻生 FX」などが当てはまります。

ミドルキーワードでは2語の複合語による検索キーワードが中心になります。検索上位に表示するためには幅広いユーザーのニーズを満たすことが必要となり、個別記事に関連する記事のリンクを貼ることで他の記事へ誘導して勝負することが必要です。

ロングテールキーワードの場合

ロングテールは検索ボリュームの目安が100以下で、競合が少ない領域です。幅広い情報を得るユーザーではなく、「脱毛 おすすめ 大阪」「ヘアサロン ヘアカラー 渋谷」など3語以上で構成されるキーワードが多い傾向です。

ユーザーの目的や意図が決まっていることが大半で、商品やサービスではコンバージョンしやすいことが特徴的です。検索上位に表示するためには記事単位でユーザーの検索意図を満たせれば大丈夫なので、より詳細な情報をまとめた個別記事で勝負できます。

検索ボリュームからキーワードを選定する4つのステップ

検索ボリュームの結果からキーワードを選定する4つのステップは以下の通りです。

  1. 狙うキーワード領域を決める
  2. 軸となるメインキーワードを選定する
  3. キーワードの平均検索ボリュームを把握する
  4. 対策するキーワードを決める

検索ボリュームを知っていても、どの情報を基にキーワードを選定が必要なのかわからない人がいるのではないでしょうか。検索ボリュームからキーワード選定における4つのステップを押さえていきましょう。

ステップ1.狙うキーワード領域を決める

検索ボリュームに取り掛かる前に、自分のオウンドメディアやWebサイトの特徴を基に、対策していくキーワード領域を選んでいきましょう。例えば「ヘッドフォン」の強みが「価格の安さ」や「利用時間の長さ」であれば「ヘッドフォン 安い 〇〇」「ワイヤレスヘッドフォン 時間 〇〇」といったキーワード領域を検討します。

キーワード領域が決まると、自社のサービスやメディアがターゲットとしたいユーザーが明確になり、アプリーチがしやすくなります。

ステップ2.軸となるメインキーワードを選定する

キーワードの領域が決まったら、次に軸となるメインキーワードの選定です。メインキーワードの例として、「ヘッドフォン 安い」「ヘッドフォン 種類」などのメインに添えたいキーワードが当てはまります。

関連したキーワードや掛け合わせたキーワードを反映するサジェストキーワードを洗い出すために、検索ボリュームツールを利用します。この際に、ユーザーにどのような情報を伝えたいのかを意識しながら、調査結果とともにメインキーワードを選定していきましょう。

ステップ3.キーワードの平均検索ボリュームを把握する

キーワードを選定する際に、目的とするWebサイトページが上位を獲得しているキーワードの平均検索ボリュームを把握しましょう。Webサイトがどれ程の検索ボリュームで上位表示できるのかを踏まえることで、キーワード選定の目安となるからです。

キーワード選定の際は上位サイトのドメインや競合性などチェックすべき項目はたくさんありますが、現状での上位表示されやすい検索ボリュームの把握により対策キーワードの選定の優先順位をつけやすくなります。

ステップ4.実際に対策するキーワードを決める

ステップ2で決めたメインキーワードと、ステップ3で調査したキーワードの平均検索ボリュームによる上位表示されやすいキーワードから選定していきましょう。

この際に、Webサイトのフェーズやイメージからずれないように気をつけなければいけません。また、検索ボリュームは業界によって異なるため、様々な関連ワードを調べて検索ボリュームの相場を知ることが重要です。

なお、次のページでは、おすすめのSEOツールを30選紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。

参考:【2023年最新】おすすめのSEOツール30選を徹底比較|種類や選ぶ際のポイントについて解説します

検索ボリュームの調べ方でよくある3つの質問

検索ボリュームの調べ方でよくある3つの質問は以下の3つです。

  • 検索ボリュームの確認時に押さえるべきポイントはありますか?
  • 検索ボリュームとWebサイトの基本構造の関係性とは?
  • 成長段階に合わせてキーワードを選定する方法はありますか?

初めて検索ボリュームを考慮してSEO対策を立てる人には押さえておきたい内容でもあります。以上の質問の回答を以下にみていきます。

質問1.検索ボリュームの確認時に押さえるべきポイントはありますか?

検索ボリュームはただ単に数値を見て判断しただけでは、SEO効果が見込めません。そのため、検索ボリュームの確認時に抑えるポイントとして以下の4つが挙げられます。

  • 検索ボリュームが多いと競合が強くなりやすい
  • 検索意図を考慮する
  • 競合度の低さを判断基準にする
  • 季節やニーズなどの要因を考慮する

例えば、競合度が高いものを選べば検索上位に表示させることが難しく、競合の中に埋もれて効果や成果が出にくい原因となります。また、ユーザーがどのようなことに注目して調べているのか、季節や時期の違いからユーザーの興味が引けないなど、読者目線で考えることも必要です。

質問2.検索ボリュームとWebサイトの基本構造の関係性とは?

Webサイトはディレクトリ構造と呼ばれる構造になっており、トップページ→カテゴリページ→詳細ページのピラミッド型の構造をとっていることが一般的です。

詳細ページがサイトの順位上昇となる要素となり、詳細ページの評価がカテゴリページ、トップページと評価が集約されていきます。そのため、トップページが最もページのパワーが強いということができます。

ここで、検索ボリュームの高いキーワードが評価の高いWebサイトのトップページでこそ獲得しやすくなるのです。オウンドメディアの記事本数や商品点数を増やすといった理由のひとつとして、より多くの評価を集めるためだということがわかります。

質問3.成長段階に合わせてキーワードを選定する方法はありますか?

SEO対策とWebサイト構造の理解は欠かせず、成長段階に合わせてキーワード選定することが必要です。Webサイトの成長段階に合わせたキーワード選定のフェーズは以下の通りです。

Webサイトの運営状況キーワードの種類対策する記事
第1段階(立ち上げ)ロングテールキーワード記事ページ
第2段階(成長期)ミドルキーワードカテゴリーページ
第3段階(発展期)ビッグキーワードトップページ

第1段階から第3段階までの間に競合の少ないものから検索上位を目指して、階層にあった検索ボリュームで記事を積み重ねていきます。この時に忘れてはいけないことが、Webサイトのテーマを忘れないことです。

最初の間はロングテールキーワードからキーワード選定と対策をし、順に応じてミドルキーワード、ビッグキーワードとバランスをとりながら変えていきましょう。

まとめ

検索ボリュームの調べ方やキーワードの種類に応じたSEO対策など、基礎となる知識を紹介しました。無料と有料のツールがあり、それぞれの用途や特徴、対策したい内容に応じて使い分けながら参考にすると効果的です。

検索ボリュームとSEO施策を兼ね備えたキーワード選定を行うことで、検索上位に表示されるサイトが狙えます。ユーザーのニーズとWebサイトのメインのテーマを忘れないように、キーワード選定をしてみましょう。