【インタビュー】ユーザーテストへの参加をきっかけに未経験からWebデザイナーへ転身した女性

【インタビュー】ユーザーテストへの参加をきっかけに未経験からWebデザイナーへ転身した女性

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PENGIN LLC.

PENGIN BLOGは、LPやECサイト制作を中心に行うPENGIN LLC.が運営しております。 弊社は、プログラミング教育などのテクノロジー教育に関わったメンバーが多数在籍しているため、当メディアを通じて、Web制作をご検討中の企業様やWeb制作を学習中の方の学習に役立つ情報を発信しています。

こんにちは!
クリ★スタを運営しているケインです😊

今回は30代後半・未経験からWebデザイナーに転身した女性momo(@amerio_design)さんにお話しを聞いてきました!

【momoさんプロフィール】

・2020年2月から職業訓練校で半年間Webデザインの学習開始

・2020年9月にWebデザイナーとして就職

・前職はネイリスト、コールセンターなどを経験

・現在、飲食系の事業会社にてWebデザイナーとして勤務

ツイッターやブログにも転職成功へのヒントがたくさんあっておすすめです!

憧れがWebデザイナーを目指すきっかけ

momoさん、はじめまして!
本日はよろしくお願いします。

よろしくお願いします😊

早速なんですが、momoさんの今までの経歴をかんたんに教えていただけますか?

最初はネイリストとして社会人のキャリアをスタートしました。店舗の店長や出張ネイリスト、専門学校の講師などを経験しました。
その後に携帯電話キャリアのコールセンターに転職して7年ほど勤めました。
最後にキャッシュレス決済アプリのカスタマーセンターで1年働きました。

なるほど!
最初はネイリストさんだったのですね!
Webデザイナーになろうと思ったきっかけは何かあったんですか?

キャッシュレス決済アプリのカスタマーセンターで働いているときに、ユーザーテストに参加したことですね。
そこでデザイナーやエンジニアの方と接する機会があって、キラキラしている感じがして憧れたというか、羨ましいなって思いました。

そうだったんですね!
どんな点で羨ましいと思ったのか、詳しく聞いても良いですか?

クリエイター系の方って仕事への熱量がすごく高くて、趣味に熱中しているような感じで仕事されている点が魅力的だと思いましたね。
自分も仕事に対して誇りを持ってやっていましたが、ルーティンワークが多くて「やらされてる感」は多少あったので、憧れのような嫉妬のような、どちらともつかない感情を持ちました笑

たしかに、デザイナーとかエンジニアって好きでやっている人が多いので、プライベートと仕事の線引きをはっきりしていない人は多い気がしますね笑

その後、2019年の11月ごろからProgateをちょこちょこやり始めて、2020年の2月から職業訓練校で本格的に学習を開始しました。

仕事は飲食系のデザイン業務がメイン

現在は事業会社で働かれているということなんですが、具体的な業務内容を教えてください。

今は飲食店を運営している企業で店舗のサイトのデザインとコーディングなどを主にやっています。
あとはコーポレートサイトの改修や、クリスマスイベントの看板やチラシのデザインなど、デザインが関わることは何でもやるといった感じですね。

かなり多岐に渡っていますね笑
労働時間とかはけっこう長かったりするんですか?ちゃんと休めてます?

今はフルリモートで定時は一応9:00〜18:00なんですが、自分はまだ手が遅いこともあって、けっこう納得がいくまで作業しちゃってますね笑

なるほど、気が済むまでやってしまって、その結果、自発的に長時間働いてしまっているということですね笑
(これはデザイナーあるあるな気がする笑)

Webデザインの学習に対する工夫

訓練校に通っていたということなんですが、転職成功まで学習を継続できた理由や、学習において工夫したことなどはありますか?

う〜ん、学習を継続できた理由は大きく2つありますね。
1つは、人に相談したり刺激を受けたりできる環境、もう1つはスケジュール管理の工夫ですね。

なるほど。
では、1つ目の「人に相談したり刺激を受けたりできる環境」から、詳しくお話を聞いていいですか?

はい。
まず、職業訓練校に通っていたので、同期や先生に気軽に相談できる環境でした。
また、Webデザインの学習用にツイッターのアカウントを作成して、同じように頑張っている人から刺激を受けていました。
あと学習中は実家に戻って学習に集中できるように親に甘えさせてもらいましたね。

何かを頑張るときに、人から刺激を受けたり、支えてもらったりというのは非常に大事ですよね!
そういった環境を作ることも学習を継続する上では大切ですね。

次に2つ目の「スケジュール管理の工夫」について説明いただいて良いですか?

スケジュール管理をするために、毎日時間割を作って、学習にどれくらい時間を使えるかを可視化していました。

時間割?!
どんなふうに作っていたか具体的に教えてください。

エクセルでカレンダーを作って、朝6:00くらいから寝るまでの時間にプルダウンで何をするかを選択して入れていくような形です。
例えば、この時間はフォトショ、この時間はイラレ、この時間はコーディング、この時間は転職活動関連、、、みたいに予めプルダウンの項目を決めておいてそれを1日の中でどう配分ですすめるかを決めてやっていました。

それは良いですね!
1セル1時間としてやっていた感じですか?

最初はそうしていたんですが、それだとやりづらかったので、1セル30分にしてやってました。

30分単位でスケジューリングしていたんですね!
それだとスケジュールどおりできない日はなかったですか?

いや、基本スケジュールはパンパンにしていたんで、できてませんでしたね笑

そういったとき、「できてないなあ」って自己嫌悪に陥っちゃう人もいると思うんですが、momoさんはどうやって処理してたんでうすか??

「まあ、守れないよね」って思ってました笑
全部は無理だけど、時間割りを指針にできるだけやればOKってスタンスでいました。

それは心に優しくていいですね笑

デザイナーを目指している方に一言

最後に、Webデザイナーを目指している方へ何かアドバイスがあればお願いします!

いやぁ、まだまだ人にアドバイスできるような身分では。。。

いや、転職成功してるんだから大丈夫です笑
過去の自分に対してどんなこと言ってあげたいですか?

そうですね。。。
実際に転職活動をして思ったのは意外と世の中は「がんばってる人に優しい」ということですね。

職業訓練校の先生も、ツイッターでつながった方も、ハローワークで相談に乗ってくれた担当者さんも、皆さん親身に話を聞いてくれて優しくアドバイスをしてくれました。

なので、アドバイスではないですが、あまり思いつめ過ぎず、いろんな人を頼っていけばいいと思いますね。

すごく素敵な考えですね!
本日はたくさんお話を聞かせていただき、ありがとうございました!

あとがき

momoさんのお話を聞いて、人からの支えって大切だなあと感じました。
ただ、momoさんが目標を持ってがんばっていたからこそ、周囲の人は支えてくれたのだろうなとも同時に思いました。

人はがんばっている人を応援したくなるものです。人に支えてもらうこととがんばることの順序が入れ替わらないように気をつけないとなぁと感じました。

皆さんも、あまり思いつめすぎず、人に支えてもらいつつ、がんばっていきましょう😊