【2023年最新】平均CVR(コンバージョン率)を条件別に解説!平均以上にする方法やツールも紹介

【2023年最新】平均CVR(コンバージョン率)を条件別に解説!平均以上にする方法やツールも紹介

コンバージョン率(CVR)とはWebサイトや広告を閲覧したユーザーが、企業側が目的とする行動(購入や問い合わせなど)を行った割合のことです。CVRの平均値は業界や経路(ユーザー導線)によって異なります。

この記事では、2023年最新の平均CVRをさまざまな条件別に解説し、平均以上にする方法やツールも紹介します。

CVRはコンバージョンを何に設定するかで変わる

CVR(コンバージョン率)は、設定したコンバージョンに対しての成果の割合を表す指標です。CVRにおいて平均値は重要な指標であり、設定するコンバージョンによってその平均値は異なります。

例えば商品購入がコンバージョン設定の場合と問い合わせフォーム送信がコンバージョン設定の場合とでは、CVRの平均値は異なります。コンバージョンに応じてCVRを評価することで、最適な改善策を見つけ出すことが可能です。次のページでは、CVRの計算方法や平均値、改善方法をわかりやすく解説しています。

参考:【2023年最新版】CVR(コンバージョン率)とは?低い場合の要因や高める方法をわかりやすく解説します

【業界別】平均CVR(コンバージョン率)

業界別に見ると、平均CVR(コンバージョン率)は大きく異なります。具体例は、以下です。

サイトのジャンル平均的なCVR
旅行サイト2%前後
ファッション系ECサイト2%前後
金融系サイト1%前後
一般的なECサイト5%程度

業界ごとの平均CVRを知ることで、自社のCVRが業界平均より高いのか低いのかを把握できます。CVRを改善するには、主に以下の4つの方法があります。

  • ページのレイアウトの見直し
  • CTA(Call to Action)の設置
  • ランディングページの改善
  • 広告配信ターゲティングの精度向上

ツールを活用してデータ分析を行い的確な施策を実施することで、CVRを平均以上にアップできます。

【デバイス別】平均CVR(コンバージョン率)

デバイス別の平均CVR(コンバージョン率)は、デバイスごとに異なります。スマートフォンでの閲覧は画面サイズが小さいため、ボタンやフォームの操作がしにくくなることから、スマートフォンのCVRはデスクトップよりも低くなる傾向があります。

一方でタブレットのCVRはデスクトップに近い傾向です。またモバイルアプリのCVRはモバイルWebに比べて高い傾向があります。

デバイスごとに異なる傾向を理解し、適切な施策を行うことでCVRの向上が期待できます。デバイスごとの業界全体の平均は約1.8%ですが、デバイス別にみると以下のようになります。

デバイスの種類平均CVR(%)
デスクトップ2.3
モバイル1.5
タブレット2.6

【経路別】平均CVR(コンバージョン率)

経路別での平均CVR(コンバージョン率)は、ユーザーがサイトに訪れる経路によって異なります。検索エンジンからのアクセスやソーシャルメディアからのアクセスなど、ユーザーがサイトにたどり着く方法によって、CVRが変わるためです。

経路別にCVRを分析することで、自社サイトの課題や改善点を把握し、サイト改善の方針を立てることができるでしょう。経路別の平均CVRの例は、以下です。

経路平均CVR(%)
検索広告3.75
ディスプレイ広告0.77
YouTube広告2.06

【コンバージョン種別】平均CVR(コンバージョン率)

CVR(コンバージョン率)の平均値は業界や商材、検索からかディスプレイ広告からか、何をコンバージョンとしているかなど、さまざまな要因で変化します。

特にBtoBのランディングページにおいては、コンバージョン種別ごとにCVRの目安が異なります。以下がBtoBのランディングページのCVRの目安です。

経路平均CVR(%)
ホワイトペーパーダウンロード5.0〜8.0%
資料請求1.0%〜2.0%
問い合わせ0.5%〜1.0%

このように、自社の広告やWebサイトのCVRを測定する際には、業界やコンバージョン種別ごとの目安を把握し、自社との比較を行うことが重要です。

CVRを平均以上にする5つの方法

ここからはCVRを平均以上にする以下の5つの方法を、具体的にみていきます。CVRを上げるための施策を検討している方は、ぜひ読んで下さい。

  • Webサイトの構造を見直す
  • コンバージョンまでの導線を見直す
  • コンバージョンのハードルを下げる
  • ターゲット層を再定義をする
  • ツールを活用する

方法1.Webサイトの構造を見直す

CVR(コンバージョン率)を平均以上にするには、Webサイトの構造を見直すことが重要です。ユーザーが直感的にコンバージョンの行動を起こせる構造にすることで、CVRの向上が期待できます。

まずはユーザー目線でWebサイトを見直し、わかりにくい部分や手間がかかる部分を改善しましょう。CTAボタンの見やすさや設置場所の変更、お問合せフォームの簡略化など、ユーザーがスムーズに行動を起こせる工夫をすることも大切です。

特にスマートフォンからのアクセスが増えているため、入力項目が多いお問合せフォームはユーザーにとって手間となりがちです。そのため自社にとって必要な情報を絞り込み、フォームの入力を減らすことも効果的です。

さらに郵便番号の自動入力やエラー部分の事前確認など、ユーザーの手間を減らす工夫を行うことで、CVRを平均以上に向上させることができます。

方法2.コンバージョンまでの導線を見直す

CVR(コンバージョン率)を平均以上にするには、ユーザーがコンバージョンに至るまでの導線を見直すことが重要です。ユーザーが求める情報を網羅し、商品やサービスによる利益を具体的に示すことで、ユーザーの気持ちに寄り添った導線を意識できるでしょう。

唐突な情報提供はユーザーを困惑させるため、ユーザーの悩みが解決できると認識できるよう、情報提供の流れを工夫することが必要です。

方法3.コンバージョンのハードルを下げる

コンバージョン率を改善するには、コンバージョンのハードルを下げることが重要です。ユーザーにとってコンバージョンまでのハードルが高い場合、購入や申し込みに至るまでの導線が途中で切れてしまうことがあります。

コンバージョンの対象行動を「クリックで購入」ではなく、「無料で資料請求」や「登録して試してみる」など、少しハードルの低いものに変更しましょう。商品やサービスの特長やメリットを具体的に示し、利益を伝えることも重要です。

例えばWebサイト制作ツールであれば、制作期間の短縮や人件費の削減など、具体的な数字を示すことで、ユーザーのベネフィット(利益)をアピールできます。コンバージョンまでの導線を簡単かつ分かりやすくすることで、ユーザーのコンバージョン率を上げることができるのです。

方法4.ターゲット層を再定義をする

CVRを平均以上にするには、自社のターゲット層が正しく設定されていることを確認することが大切です。自社サイトに訪れるユーザーと定めているターゲット層に大きなズレがある場合、コンバージョン率が低下する可能性があります。

具体的なターゲット層を設定することで、よりターゲットにあわせたSEO対策や広告配信ができるでしょう。より多くのコンバージョンを獲得できます。

再定義が必要な場合には、ターゲットの性別、年齢、趣味、ライフスタイル、職業などを考慮し、より具体的な設定を行いましょう。

方法5.ツールを活用する

CVR(コンバージョン率)を向上させるには、Webサイトの設計やコンテンツの改善が必要です。加えてツールを活用することも有効といえます。

例えばアクセス解析ツールを導入することで、ユーザーの行動や離脱箇所を把握し、改善点を見つけることができるでしょう。A/Bテストツールを使うことで、ユーザーにより好まれるデザインやコンテンツを見つけ、CVRを向上させることができます。

リマーケティングツールを使うことで、過去に自社サイトを訪れたユーザーに対して広告を表示し、再度自社サイトに訪れてもらうことが可能です。これらのツールを活用することで、CVRの改善につながる効果的な施策を行いましょう。

CVRを平均以上にするために役立つ3つのツール

ここからはCVRを平均以上にするために役立つ、以下の3つのツールについて、より詳しく解説します。CVRを平均以上にしたいと考えている方、CVRを上げるためのツールを探している方はよく読んで下さい。

1.Google Analytics

Google Analyticsは、Webサイトのアクセス解析に必要不可欠なツールです。CVRの数値管理だけでなく、性別・年齢層・デバイス・滞在時間・閲覧ページ・コンバージョン数といった詳細な解析データを閲覧できます。

Google Analyticsを活用することで、ユーザーがどのページで離脱してしまったのか、どのページでコンバージョンが生まれたのかを確認でき、改善の手掛かりを得ることが可能です。CVRを平均以上にするには、Google Analyticsの解析データを活用し、ターゲット層に興味を持ってもらえるコンテンツを作成しましょう。

ユーザーが離脱してしまう原因を突き止め改善策を立てる際にも、Google Analyticsは有効なツールとして使えます。なお、次のページではGoogle Analytics4(GA4)の導入方法や移行時期、よくある質問などについて紹介ていします。

参考:【2023年最新】Google Analytics4(GA4)とは?導入方法や移行時期、よくある質問を紹介! – PENGIN BLOG

2.ヒートマップツール

ヒートマップツールは、ユーザーのWebサイトでの行動を視覚的に把握できるツールです。クリックやマウスの動きを色で表現し、赤い色ほどユーザーの関心が高く、青い色ほど関心が低くなります。

ヒートマップツールを使うことで、どの部分にユーザーが注目しているのか、興味を持っているのか、どの部分で離脱しているのかが一目で分かります。

ヒートマップツールで赤い色が多い部分は、そこに注目するコンテンツを増やすことで、ユーザーの興味を引きやすくなるでしょう。逆に青い色が多い場所は、改善する必要がある場所です。

CTAボタンの位置も調整できるため、ユーザーの行動に合わせた最適な場所に配置できます。ヒートマップツールを使うことで、ユーザーが興味を持っている箇所を見つけ、改善していくことができるのです。

3.チャットボット

チャットボットは、自動的にテキストや音声でユーザーからの問い合わせに返答するツールです。24時間365日対応が可能であるため、企業側はユーザーの問い合わせに迅速かつ適切な対応を行うことができます。

ユーザーはチャット形式で気軽にサービスについての問い合わせを行えるため、お問合せフォームよりも利用しやすく、企業側もユーザーの関心が高い時にアプローチが可能です。チャットボットを活用することで、ユーザーが知りたい情報を選択肢から選んだり、テキストを入力するだけで得ることができるため、ユーザーのサービスに関する知識を増やすことができます。

その結果ユーザーの成約に対する意欲を高めることができ、コンバージョン率の上昇が期待できるでしょう。

CVRの平均でよくある3つの質問

質問1.コンバージョン率の計算方法を知りたいです

コンバージョン率の計算方法は、コンバージョン数をアクセス数やクリック数で割り、その結果を100倍することで求めることができます。アクセス数が1,000でコンバージョン数が20件の場合の具体的なコンバージョン率の計算式は、以下です。

コンバージョン数20(件) ÷ アクセス数1,000 × 100 = コンバージョン率2(%)

質問2.SEOにおけるCVRの平均値はありますか?

SEOにおけるCVRの平均値は、目的によって異なります。SEO記事におけるコンバージョンポイントは、問い合わせや商品の購入などハードルの高いものから、資料ダウンロードやメールマガジンの申し込みなどハードルの低いものまでさまざまです。

一般的にハードルの高いものほどCVRは低く、ハードルの低いものほどCVRは高くなります。業界や競合状況によっても異なるため、自社のサイトにおいてCVRが低い場合は、競合サイトとの比較や改善策を検討することが重要です。

質問3.そもそもCVR(コンバージョン率)とは何ですか?

CVR(コンバージョン率)とは、ウェブサイトやランディングページなどで設定した目的(コンバージョン)を達成する確率を示す指標です。Webサイトを訪れたユーザーがアクションを起こして目的を達成した回数を、その期間中に訪れた総数(アクセス数やクリック数)で割ったものに100をかけて求められます。

CVRが高いほどWebサイトやランディングページに設定した目的を達成する確率が高くなります。CVRを上げることで、ビジネスにとって重要な成果を生み出すことができるため、多くの企業やマーケターが注目しています。

なお、次のページではCVRの計算方法や平均値、改善方法をわかりやすく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

参考:【2023年最新版】CVR(コンバージョン率)とは?低い場合の要因や高める方法をわかりやすく解説します

まとめ

CVR(コンバージョン率)は、Webサイトのコンバージョン数をアクセス数やクリック数で割った値で、Webマーケティングにおいて非常に重要な指標です。目的によって平均値は大きく異なるため、単純に数値を出すのは難しい部分もあります。

自社の業界やデバイス、流入経路によっても平均のCVRは変化するため、それぞれの平均CVRを踏まえたうえで、より高いCVRを獲得できるよう、Webサイトを改善していきましょう。