【2023年最新】CVR改善に役立つおすすめのLPOツール15選|導入する際の4つのポイントも徹底解説!

【2023年最新】CVR改善に役立つおすすめのLPOツール15選|導入する際の4つのポイントも徹底解説!

この記事の監修者

粟飯原匠 |プロデューサー

マーケティングを得意とするホームページ制作会社PENGINの代表。教育系スタートアップで新規事業開発を経験し、独立後は上場企業やレガシー産業のホームページ制作・SEO対策・CVR改善の支援を行うPENGINを創業。「ワクワクする。ワクワクさせる。」を理念に掲げてコツコツと頑張っています。

売り上げをはじめコンバージョンに直結するLPは重要です。しかし、アクセス解析や流入経路などを調べて問題点を解決するのは容易はありません。

そこで、LP運用を支援するLPOとよばれるツールが活用されるケースが増えています。この記事では、LPOの目的やおすすめのツールなどを紹介します。

CVR改善に役立つLPOツールとは?

CVR改善に役立つLPO(Landing Page Optimization)ツールとは、ランディングページ(LP)を最適化するために様々な支援をしてくれるツールです。ランディングページとはユーザーが広告をクリックしたときに最初に表示されるページであり、コンバージョンに直結するため売上を上げるために重要なページです。

そのため、LPOツールを活用してユーザーの滞在時間や流入経路などを可視化して課題をミラコにすることが重要です。そのためLPOツールは年々需要が高まっています。なお、次のページではCVRの計算方法や平均値、改善方法をわかりやすく解説しています。

参考:【2023年最新版】CVR(コンバージョン率)とは?低い場合の要因や高める方法をわかりやすく解説します – PENGIN BLOG

CVR改善を目的にLPOツールを導入する際の4つのポイント

CVR改善を目的にLPOツールを導入する際次の4つのポイントを意識するようにしましょう。

  • 必要機能の有無
  • 導入による費用対効果
  • 過去の改善実績
  • 提供企業のサポート体制

LPOツールは様々な種類があり自社に合ったツールを選ぶことが重要です。導入する目的を達成するための機能があり、 費用対効果の高いものを選びましょう。

さらにサポート体制や過去の実績も確認することが重要です。 

ポイント1.必要機能の有無

LPOツールを導入する目的を達成する必要がありますが、余分な機能があればあるほど使いづらくまた費用が高くなる場合もあります。必要機能を選ぶ場合はランディングページを自動的に表示するのか、ABテストをしたいのかなどLPOツールの目的を明確にしましょう。

さらに、LPOツールは外部ツールを連携できるため現在社内で利用しているツールを活用することも可能です。 

ポイント2.導入による費用対効果

LPOツールを導入することによって、コンバージョン率が上がり結果的に制作費が向上できる場合があります。LPOツールを選ぶ場合には、市場規模や広告費用など全て込みで検討することが重要です。

期待できる効果よりも、LPOツールの導入費用が高い場合は導入するべきでない可能性もあります。LPOツールによってそれぞれ初期費用や料金プランを設定する場合があるので、長期間においてかかる費用や期待できる費用対効果などを含めて導入を考えるようにしましょう。

ポイント3.過去の改善実績

LPOツールを選ぶ上でこれまでにLP改善をしてきた実績を確認するようにしましょう。特に自社と業界が同じであったり、ツールの導入目的が似ている場合は参考にしやすくなります。

それぞれのツールサイトに導入事例が公開されてることがほとんどなので、実際に導入する前に必ず確認をするようにしましょう。

ポイント4.提供企業のサポート体制

LPOツールを導入してすぐに結果が出るわけではありません。導入した後に定期的に効果測定をしながら、改善をしていくことが重要です。そのため長期的に効果測定を行えるような運用体制を整備することが求められます。

そのためLPOツールを導入する目的や効果測定などを、社内全体で可視化できるようにしましょう。社内でツール導入の方向性が違うと運用が難しくなります。

CVR改善に役立つおすすめのLPOツール15選

LPOツールにはさまざまな種類があり、CVR改善に役立つものは少なくありません。それぞれに特徴があるため、自社にあったツールを選びましょう。この章では、特におすすめのツールを15種類を紹介します。

LPOツール特徴 
User Insightヒートマップを使う
AIアナリスト36,000サイトを分析
ミエルカヒートマップ1300社以上が導入
DLPOLPOツール売上額がNo.1
KARTE Blocksノーコードで直感的な編集
Dockpit消費者モニター会員が国内に250万人以上
Kaizen platform1,000社以上の導入実績
Gyro-n EFOCVRに応じて自動的に効率の高いものに最適化
SiTestWebサイトの解析や改善まで一括で進めることができる
LPOエビスユーザーのプライバシーにも十分配慮
CVX比較的簡単にランディングページの作成が可能
Optimizelyリアルタイムでアプリ更新をできるA/Bテストをできる
WebAntenna導入実績は600社を超えている
どこどこJPアクセス元の地域ごとにおいてコンテンツを変える
LACNE LPOランニングコストがかからない

1.User Insight

User Insight

引用:User Insight

User Insightとはアクセス解析以外にヒートマップを使うことによって、ユーザーのWeb上での行動を把握することができるツールです。

どの部分で離脱をしているかを把握できるため、Web改善をするべき場所がすぐに分かります。アクセス数やユニークユーザー数、ページビューなどのアクセス解析に関連するデータにおいてはリアルタイムで反映します。

2.AIアナリスト

引用:AIアナリスト

AIアナリストは、AIが自動的にアクセス解析をするだけでなく必要なポイントを教えてくれます。そのため、手間や時間をかけずにアクセス解析やCVRの改善ができるのです。

すでに、36,000サイトを分析しており、さまざまなノウハウを活用したサポートをしてくれます。データ根拠も示してくれるので、安心して利用できるといっていいでしょう。

3.ミエルカヒートマップ

ミエルカヒートマップ

引用:ミエルカヒートマップ

ミエルカヒートマップは累計で1300社以上が導入している実績豊富なCVR改善に繋がるツールです。Webサイトにおいてユーザーの行動をアクションヒートマップやスクロールヒートマップ、クリックヒートマップを使って可視化できます。

ページのどの部分でクリックされているかまた読まれているか、離脱してるかを確認できることから、Webサイトにおいて改善するべき部分が分かります。

4.DLPO

DLPO

引用:DLPO

DLPOは2011〜2014年においてLPOツール売上額がNo.1になるなど実績豊富なツールです。パーソナライズやABテスト、多変量テストなど様々な方法においてコンバージョンの改善をおこないます。

LPサイト以外にも、ECサイトやオウンドサイト、アプリなどにも対応しています。導入実績は大手企業を含めて800社を超えており、実施したテスト数は約7万件とノウハウを活かした支援をしてくれる点も特徴です。

5.KARTE Blocks

KARTE Blocks

引用:KARTE Blocks

KARTE Blocksは AB テストやパーソナライズなど、タグを導入することでどこでも編集や並び替えなど10秒で改善できるツールです。

複数の大手企業が導入しており、安心してサービスを利用できます。ノーコードで直感的な編集をしたり、ツールを導入しているデータを自動集計や可視化するため新たな発見をできる場合もあります。

6.Dockpit

Dockpit

引用:Dockpit

Dockpitは、これから分析をするウェブサイトの URL やキーワードをまたは業界を入力するだけで競合調査やトレンド把握、さらには業界分析が可能です。消費者モニター会員が国内に250万人以上おり、マーケティングに必要な情報を手軽に分析することが可能です。

また直感的な UI を活用しているため、知識が十分でない場合でも利用しやすいツールであると言えるでしょう。 

7.Kaizen platform

Kaizen platform

引用:Kaizen platform

Kaizen platformは、1,000社以上の導入実績があり専任サポートチームがフォローしてくれるCVR改善ツールです。顧客体験を向上できるプラットフォームであり、LPやWebサイトの改善案を提示してくれます。

JavaScriptを一行埋め込むだけで導入できることから、スムーズな運用開始が可能です。顧客体験DXとして、企業の課題を改善していきます。

8.Gyro-n EFO

Gyro-n EFO

引用:Gyro-n EFO

Gyro-n EFOはユーザーの特性や行動履歴などを把握することによって、それぞれに適した訴求で的確に誘導していきます。そのためユーザのニーズにあったサービスの提供ができることから、CVR改善が可能です。

CVRに応じて自動的に効率の高いものに最適化してくれるため、業務効率化にもつながります。既存のページにタグを追加するだけで、新たなページ作成ができます。

9.SiTest

SiTest

引用:SiTest

SiTestはWebサイトの解析や改善まで一括で進めることができるLPOツールです。そのため、LPサイトに特化しており、訪問者のLPサイトにおける行動をヒートマップにて可視化することによって改善するための仮説を立案していきます。

Webにおいて十分な知識がない場合でも、簡単な操作で利用できるため安心して導入が可能です。

10.LPOエビス

LPOエビス

引用:LPOエビス

LPOエビスとはマーケティング施策において総合的に完了できるツールです。導入実績は既に1万件を超えており、大手企業から中小企業に至るまで利用されています。

ユーザーのプライバシーにも十分配慮しながら、高精度なデータの取得が可能です。複数のプランがあり利用頻度において選ぶことができるため、コスト削減に繋がる可能性があります。

11.CVX

CVX

引用:CVX

CVXは200種類以上のデザインテンプレートがあり、比較的簡単にランディングページの作成が可能です。ランディングページを制作してから公開後の運用まで一貫したサービスを提供しており、A/Bテストやページ分析など様々な機能があります。

編集機能が自由であるため、エントリーフォームを追加したり非表示にする部分を追加したりなど様々な活用方法があります。 

12.Optimizely

Optimizely

引用:Optimizely

Optimizelyは、リアルタイムでアプリ更新をできるA/Bテストをできるツールです。A/BテストはWebサイトを最適化するために有効な方法ですが、技術的に簡単なものではありません。

しかし、Optimizelyを使うことで比較的簡単にA/Bテストを実施することが可能です。キャッチコピーを変えるだけで、CVRが向上することがあるほど、A/Bテストは効率的です。

13.WebAntenna

WebAntenna

引用:WebAntenna

WebAntennaはカスタマージャーニー分析やコンテンツマーケティング分析など様々な方向において分析のできるCVR改善ツールです。導入実績は600社を超えており、大手企業から中小企業まで幅広く利用されています。

SEOやメルマガなど広告以外の施策も一括で計測が可能です。初期費用はかからず、料金プランはクリックの従量制です。

14.どこどこJP

どこどこJP

引用:どこどこJP

どこどこJPは、Webサイトに訪問しているアクセス元の地域ごとにおいてコンテンツを変えることができます。そのため地域ごとに特色を分けている企業にとっておすすめです。

さらに、マーケティングオートメーションを導入しており、SFAやCRMに登録をしていないユーザーから訪問した場合でも、企業データの付与が可能です。

15.LACNE LPO

LACNE LPO

引用:LACNE LPO

LACNE LPOはサーバーインストールタイプであるため、ランニングコストがかからないことが大きなポイントです。現在運用しているWebサイトにおいて、スムーズに運用できます。表示数やクリック数、CVRをグラフで表示したり、検索ワードや地域指定によってコンテンツ最適化するなど様々な特徴があります。

CVR改善ツールでよくある3つの質問

CVR改善ツールは、売上や会員獲得といったコンバージョン率を上げるためのツールです。コンバージョンとは、Webサイトにおいて最終的な目標であることからWeb運営において最も重要な要素です。

CVR改善ツールにおいてよくある質問をまとめたので参考にしてください。

  • LPOツールを活用するメリットとデメリットは何ですか?
  • CVRが低くなる主な原因は何ですか?
  • LPOツールにはどのような種類がありますか?

質問1.LPOツールを活用するメリットとデメリットは何ですか?

LPOツールを活用するメリットとして、短期間でCVR改善を実現できる点が挙げられます。さらに訴求力のあるLP作成をしたり、LPOにおいてコスト最適化ができます。

これはLPOツールを使うことによってABテストや要素改善などをすることにより、LPを改善できるのです。しかし、LPOツールを使いこなすためにはデータ分析に関する知識や、クリエイティブその善し悪しを判断することが必要です。

質問2.CVRが低くなる主な原因は何ですか?

CVRが低くなる主な原因には次のような点が挙げられます。

  • 競合調査が十分でない
  • 顧客のニーズに合ったコンテンツが入っていない
  • Webサイトの質が悪い

CVRが上がらない場合は競合調査をし直すことが必要です。顧客のニーズを満たしている情報を提供していても、競合サイトがさらに質がよければ顧客は他のサイトにいってしまいます。

競合分析をして、 競合サイトの良いところは積極的に取り入れるようにしましょう。さらにサイト内のコンテンツが十分でない、またユーザーにとって見にくければ離脱につながります。次のページでは、CVRを増やすための方法や、実際に成功した事例などを紹介しています。

参考:【2023年最新】CVRを改善するための10の方法|改善に成功した企業事例や役立つツールを徹底解説! – PENGIN BLOG

質問3.LPOツールにはどのような種類がありますか?

LPOツールには計測や分析をしやすいタイプや理想の効率化をできるタイプ、様々な機能を搭載しているタイプなどが挙げられます。最も一般的なのが定期的に効果測定を行って分析をすることにこだわったタイプです。

例えばヒートマップであれば、Webサイトにおいてどの部分をクリックしたか、またどの部分で離脱したかを明確にできます。分析だけでなくLP作成やデザインを修正できるタイプもあります。ほかには、ABテストができるなどさまざまな機能が備わったタイプもあるのです。

まとめ

CVRとはコンバージョン率のことで、売上や会員獲得などWebサイトにおいて最終的な目標です。Webサイトは定期的に効果測定をすることにより、CVRをあげることが重要です。

CVR改善ツールを活用することによって、スムーズにCVRをあげられる場合があります。CVR改善ツールには様々な種類があり、目的に合ったタイプを選ぶことにしましょう。