初心者でも自分でホームページ制作は可能?必要な作業内容を解説!

初心者でも自分でホームページ制作は可能?必要な作業内容を解説!

この記事の監修者

粟飯原匠 |プロデューサー

マーケティングを得意とするホームページ制作会社PENGINの代表。教育系スタートアップで新規事業開発を経験し、独立後は上場企業やレガシー産業のホームページ制作・SEO対策・CVR改善の支援を行うPENGINを創業。「ワクワクする。ワクワクさせる。」を理念に掲げてコツコツと頑張っています。

ホームページを制作するなら、お金をかけずに自分で作りたいという方も多いですよね。

実際、テンプレートを使えば初心者でも無料で作れるツールや、スマホでかんたんにホームページ制作が出来るアプリもあります。

本記事では、自分でホームページ制作をしたいと考えている方に向けて、費用や自分で制作するときのコツ・注意点について幅広く解説しています。

ホームページを自分で制作する方法

ホームページを自分で制作する方法は、下記の3つが考えられます。

  • 自分でHTMLを記述して作成する
  • CMSを使う
  • ホームページ作成システムを使う

自分でHTMLを記述して作成する

1つ目は、自分でHTMLを記述してホームページを制作する方法です。

HTMLとはマークアップ言語で、Webサイトを構成するために用いられます。

HTMLだけでなく、見た目を構成するCSSや動きを制御するJavaScriptなども必要とはなりますが、これらの言語を書く作業(コーディング)ができれば、特別なソフトやアプリを使わずともホームページを制作でき、自由度も高くなります。

しかし、その分初心者にはハードルが高いので、ある程度勉強して知識を得た状態でなければ、難しいでしょう。

CMSを使う

2つ目はCMSを使う方法です。CMSとは、コンテンツ管理システムのことで、Webサイトやサービスを構成するコンテンツを管理画面で制御できるシステムのことです。

もっとも有名なCMSですとWordPressがありますが、CMSをサーバーにインストールするだけでホームページが作れます。

WordPressの場合はツール自体も無料ですが、別途サーバー代やドメイン費用や、「テーマ」と呼ばれるテンプレートの費用が必要になる可能性があるため、年間数万円程度の費用がかかることはあります。

ホームページ作成システムを使う

ホームページ作成システムの場合、ドメインやサーバーもセットとなっているため、文字や写真をいれていくだけで初心者でもかんたんにホームページ制作ができます。

基本の機能で問題なければ、完全無料で制作することも可能です。

ホームページ制作にかかる費用

自分でホームページを制作する場合、どのくらいの費用がかかるのか気になる方も多いですよね。費用はできるだけ抑えたいというのが本音でしょう。

ここからは、自分で制作する場合の費用相場と、仮にプロに依頼した場合の費用相場について解説します。

また、こちらのページで詳しく解説しているので併せてご確認ください。

自分で作るなら無料から制作可能

自分でホームページを制作する場合、完全にお金をかけずにホームページ開設ができます。

無料のシステムやアプリを使えば、サーバー代やドメイン取得費用も必要ないので、簡単かつ素早くホームページが公開出来るのが利点です。

自分でコーディングする場合や、CMS等を使ってホームページ制作をする場合でも、サーバーやドメイン代だけで(年間1~2万円程度)で済むこともあります。

ただ、有料のテンプレートを活用したり、高額なツールを揃えた場合は数十万円の費用がかかる可能性もあるので、予算を決めてから制作に着手するようにしましょう。

プロに依頼なら数十万円から

ある程度の質を担保したいという場合、ホームページの設計やデザイン、開発から公開まで一連の工程をプロに依頼したほうがよいでしょう。

費用は数十万円から数百万円かかるうえ、公開後の運用まで依頼する場合は別途月額料金がかかる可能性があるので、ある程度の予算は必要です。

自分でホームページ制作をするメリット

自分でホームページを制作するメリットは下記のような点が考えられます。

  • コストを抑えられる
  • 急な方向転換や修正が出来る
  • 自由にコンテンツの更新や追加ができる
  • SEOやマーケティングの知識が身につく

コストを抑えられる

ホームページを自分で制作すると、プロに外注するのと比べ費用が抑えられます。

仮に、レンタルサーバーやドメイン取得の費用がかかったとしても、年間1~2万円の費用があれば十分です。

システムやアプリを使う場合、完全にお金をかけずに自分でホームページ制作ができます。

急な方向転換や修正ができる

自分でホームページを制作すれば、コンテンツの更新だけでなく、急な方向転換にも柔軟に対応できます。

外注でホームページを制作した場合は、変更箇所の範囲や難易度によって別途見積りをとるなど、対応してもらうまでの時間が生じる可能性もあります。

その点、自分で修正対応ができればスピード感を持って対応出来るようになります。

自由にコンテンツの更新や追加ができる

日々の更新やコンテンツの追加も、自作の場合はすぐに対応できます。

軽微な修正であっても、制作会社によっては対応までに数週間程度かかる可能性もあります。

その点、更新したいタイミングで自由に更新や修正・追加ができるので、常に最新情報を公開しておけるのも利点です。

SEOやマーケティングの知識が身につく

アクセスを集めるために、SEOやSNSなどを勉強することでマーケティング知識も身につきます。

その影響は人によって変わりますが、ホームページ制作で仕事をして行きたい方などにとっては意識しておきたいメリットかと思います。

自分でホームページ制作をするデメリット

一方、自分でホームページを制作するデメリットは下記のような点があげられます。

  • 手間がかかる
  • 不具合やトラブルの対応はすべて自分
  • 高クオリティに仕上げることは難しい

手間がかかる

自分でホームページを制作する場合、開設前の準備から公開、運用まで全て自分で対応するため、手間と時間がかかります。

知識がない状態から始める場合は、ノウハウを勉強するところから始めなければなりません。

不具合やトラブルの対応はすべて自分

万が一ホームページに不具合やトラブルが起こった場合、全て自分で対応しなければなりません。

手段として、修正や管理は外注することも可能ですが、当然別途費用がかかってしまう点には注意が必要です。

高クオリティに仕上げることは難しい

プロのデザイナーに1から作成してもらう場合と比較し、テンプレートのデザインを活用する場合、高クオリティなホームページを制作することは難しいケースも多いです。

また、業種ごとに合うテンプレートが限られてくるため、競合サイトとデザインが似通ってしまいます。

機能面でも、自分が欲しい機能を実装するには専門的なコーディング・開発スキルが必要になることも。

そのため、高クオリティなサイトを求める場合はプロへの外注をおすすめします。

自分でホームページ制作をするときのポイント

自分でホームページを制作する時は、下記の点をポイントにして、制作を開始すると、比較的スムーズに進められます。

  • コンセプトやターゲットを決める
  • 作成方法・方針を決める
  • お金をかけられる場所を決める
  • 作成後の運用方法を決める

コンセプトやターゲットを決める

ホームページを制作する場合は、コンセプトやターゲットを決める下準備も自分でしなければなりません。

誰のために、何のためのホームページを作るのか、目的はもちろんのこと、獲得したいターゲット層も決めて置くことが重要です。

そのうえで、ターゲットをどのようにホームページに流入させるかという点も検討しておくと良いでしょう。

前段階で決めておくとよい事

  1. ホームページ制作の目的
  2. ターゲット
  3. コンセプト
  4. ホームページのタイトル
  5. ホームページのボリューム
  6. デザインのイメージ
  7. キャッチコピー

作成方法・方針を決める

ホームページ全体のイメージが固まったら、どのようにホームページを制作するのか作成方針を決めます。

具体的には、下記のような点です。

  • CMSを使うのか(更新作業をどうするのか)
  • ブラウザの対応範囲
  • 必要な機能

ホームページ制作システム・アプリを使う場合を除いて、デザインやコーディングを行いながら制作を進める場合は、はじめの段階で作成方針を決めておかなければなりません。

お金をかけられる場所を決める

ある程度の質を求めるのであれば、どこにお金をかけられるのかという点を決めておくと進めやすくなります。

例えば、自分でホームページを制作するにしても、デザインやコーディングだけはプロに依頼するという方法もあります。

その分、サーバーのレンタルやドメインの取得等は自分で手配するなど、時間とお金の配分を決めておくとスムーズに進められるでしょう。

作成後の運用方法を決める

ホームページを制作する段階で、作成後の運用方法も決めておくのがおすすめです。

コンテンツの更新をどうするのかなどはもちろん、アクセスの獲得手段も考えておく必要があります。

SEOで流入を稼ぐのか、広告を活用するのか、はたまた自分のノウハウだけでは効果が得られそうにない場合は、外部コンサルを検討することもあるでしょう。

お金をかけられる場所と同時点で検討しておくと、運用開始時点になって予算が足りないというトラブルを回避できます。

自分でホームページを開設するまでの手順

ここからは、自分でホームページを開設するまでの手順について触れていきます。

※システム・アプリ等をつかって制作する場合、サーバー契約やドメイン取得や、デザイン・コーディングなどの制作工程は必要ありません。

サーバー契約・ドメイン取得

ホームページを制作するには、まずレンタルサーバーを契約します。レンタルサーバーは、無料でレンタルできるものと、月額料金がかかるものがありますが、お金をかけたくない場合は無料のものでも利用可能です。

ただ、無料レンタルサーバーは、広告が表示されたり、容量や機能に制限があることが多いので注意しましょう。

また、あわせてドメインも取得をします。

自動的に割り振られる初期ドメインのままでも公開はできますが、ビジネスで利用する場合は、信用面でも独自ドメインを取得するのがオススメです。

デザイン・コーディング・開発

サーバーやドメインなどの準備と並行して、ホームページデザイン(オフライン作業)をすすめます。

デザインを作成したらコーディングしてブラウザから見れる状態にします。その他の機能が必要な場合、プログラミングで開発するかCMSなどを導入します。

ホームページで公開するコンテンツや、掲載画像はあらかじめ用意しておくとスムーズに進めることが可能です。

作成したホームページのファイル一式をアップロード

ホームページのデータが完成したら、コンテンツを保管しておくためのサーバーにアップデートします。

作成したホームページをSSL化する

ホームページが公開できる状態になったら、最後に常時SSL化の設定を行います。SSL化とは、ホームページを閲覧するための通信を暗号化しセキュリティを強化するものです。

SSL化されているページのURLには、「https」と、”s”がつきます。

無料で作成できるおすすめのホームページ制作システム

自分でホームページを制作する場合、なるべく費用を抑えて制作したいとお考えの方も多いでしょう。

今回は、無料で制作できるおすすめのホームページ制作システムを3つご紹介します。

  • Jindo
  • Wix
  • BASE

なお、ここで紹介するホームページ作成システムは、提供元がサーバーやドメインも用意しているため、上記のような工程不要でホームページを公開できます。

Jindo

jindo
引用:jindo

jindoは、複数のSNSと連携したい方におすすめの無料ホームページ制作ツールです。

LINEやTwitter、Facebook、Instagramの他、18種類のSNSと連携可能で、コンテンツや商品を更新した際は、SNSで情報を拡散できます。

また、無料プランでも出品商品数が5点以内であればオンラインショップも開設出来るため、ホームページと同時にオンラインショップも試してみたいという方におすすめです。

ただし、無料プランの場合は180日間ログインがないと、アカウントが削除されてしまうので注意しましょう。

Wix

Wix
引用:Wix

Wixは、デザインや写真を配置してホームページを作成できる高機能な無料ツールです。

オンライン予約やチャットツール機能を追加できるので、美容室や飲食店等、個人事業主の方など、できるだけコストを抑えて制作したいという方におすすめできます。

ただ、動きのあるデザインやアニメーションを導入する場合、コードを書かなければならない可能性があるため、ほかの無料ツールにくらべて専門知識が必要になる場合も。

BASE

BASE
引用:BASE

BASEは、特別なスキルがなくても、かんたんにネットショップが開設できるシステムです。

コーポレートサイトなどではなく、ネットショップの作成を目的にしている方には適しています。

ホームページ制作を外注するときの探し方と依頼のコツ

自分でホームページを制作するのが難しいと感じた場合、多くの方がプロに外注します。

ホームページ制作を外注するときの探し方と依頼のコツは下記5点です。

  • 公式ホームページで制作事例を見る
  • フリーランスに依頼する
  • 得意とする業界やジャンルで絞る
  • 編集や管理費もチェックする
  • ドメインやサーバーの所有権が持てるか確認する

ホームページ制作会社の公式ページで制作事例を見る

ホームページ制作を外注する場合は、制作会社のホームページで制作事例を見ておくことが重要です。

制作してほしいデザインのイメージと合っているのか、どんな機能に対応してもらえるのか、口コミは良いのかなどが確認できます。

制作事例を見ずに依頼してしまうと、思った出来上がりと違うというような、ミスマッチが起こる可能性もあるので注意が必要です。

クラウドソーシングなどでフリーランスに依頼する

ドメインやサーバーの準備は自分で行い、デザインやコーディングなど、指定の箇所だけプロに依頼する場合は、制作会社ではなくフリーランスに依頼する方法もあります。

クラウドソーシング等でフリーランスに依頼すると、制作会社に依頼するよりもコストを抑えて依頼出来る可能性もあるので、なるべく予算を抑えたい方は検討してみましょう。

業界やジャンルにあった制作会社に絞る

制作会社によって得意な業界やジャンルは異なります。

業界ごとによってトレンドやユーザーが使いやすいデザインも変わってくるため、依頼する制作会社の得意ジャンルが何かは調べておくと良いでしょう。

作成料金の他、編集や管理費もチェックする

ホームページ自体の制作費だけでなく、運営管理費などが別途必要になることもあります。

公開後の運用まで依頼する場合は、更新が発生した場合の費用、月額の管理費用もチェックしておきましょう。

ドメインやサーバーの所有権を持てるか確認する

ホームページ制作会社によっては、ドメインやサーバーを制作会社が所有している場合があります。

その場合、いずれホームページの運用を引き取る場合に、引継ぎができなかったり、最悪の場合ホームページがなくなる可能性もあります。

いずれ運用を引き取る可能性があれば、契約前の段階で、ドメインやサーバーの所有権がどこにあるか確認しておきましょう。

【まとめ】ある程度のクオリティを求めるなら制作会社に外注がおすすめ

自分でホームページを制作する方法や無料で作成できるツールを中心に解説しました。

便利なツールやシステムを使えば、専門の知識がなくてもホームページ制作は可能です。

ただ、ある程度のノウハウがないと、機能やデザインの面で競合のホームページには劣ってしまう可能性はあります。

そのため、クオリティを求める場合、プロ(制作会社など)への外注も検討しておいたほうがよいでしょう。