オウンドメディアでSNSを活用するメリットをご紹介|活用しやすいSNSや成功しているメディアの共通点も解説

オウンドメディアでSNSを活用するメリットをご紹介|活用しやすいSNSや成功しているメディアの共通点も解説

この記事の監修者

粟飯原匠 |プロデューサー

マーケティングを得意とするホームページ制作会社PENGINの代表。教育系スタートアップで新規事業開発を経験し、独立後は上場企業やレガシー産業のホームページ制作・SEO対策・CVR改善の支援を行うPENGINを創業。「ワクワクする。ワクワクさせる。」を理念に掲げてコツコツと頑張っています。

「オウンドメディアでSNSって必要なの?」「SNS運営は大変だと聞くから、メリットが知りたい!」オウンドメディアの運営をしていると、認知拡大や新たな顧客獲得のために、SNSを活用するかどうか迷う時があるでしょう。

この記事では、オウンドメディアでSNSを活用するメリットや、活用しやすいSNSとその特徴、成功しているメディアの共通点を詳しく解説しています。

これからSNS運用を始めようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

オウンドメディアとSNSの違いとは

【オウンドメディアとSNSの違い】

オウンドメディアの特徴は、発信内容や運営方針を自社で完全にコントロールできる点にあります。高い独自性と品質のコンテンツで、ファン層や見込み客との深いエンゲージメントを生み出せます。

一方、SNSの強みは双方向のコミュニケーション力です。ユーザーの拡散力を活用し、新規顧客開拓が見込めます。ただし、各プラットフォームのルールに従う必要があります。

オウンドメディアにおけるSNS活用のメリットは以下です。

  • オウンドメディアの認知向上と新規集客が期待できる
  • コンテンツ拡散力が高まり、潜在顧客にリーチできる
  • フォロワーとのファンコミュニティを構築可能

SNSには情報拡散力がありますが、適切な投稿ルールに従う必要があります。しかし、オウンドメディアとSNSを組み合わせれば、認知向上と新規顧客開拓が見込めるでしょう。

オウンドメディア運用でのSNSの役割

オウンドメディアにおけるSNSの役割は、ターゲットユーザーへの魅力的な情報発信によりオウンドメディアへの集客を促進することです。SNSを活用して自社への興味関心を高め、収益アップにつなげることが可能となります。

SNSは情報拡散スピードが速く、従来のアプローチでは届きにくかった新規顧客層への行き渡りが期待できます。近年、SEM/SEOのみの集客手法には限界があり、購買プロセスの変化や広告離れの進行など、マーケティングを取り巻く環境が大きく変化しています。SNSはこうした課題に対応する有力な手段と言えるでしょう。商品・サービスの魅力を適切に発信できれば、新規顧客開拓や売上向上につながります。

オウンドメディアの運営においては、SNSを戦略的に活用し、集客力の向上を図ることが不可欠です。

オウンドメディアにSNSを活用することの効果

オウンドメディアにSNSを活用することの効果には、以下の3つが挙げられます。

  1. 情報伝達をスピードアップできる
  2. ユーザーのリアルな声(独自性)を集められる
  3. 潜在顧客・見込み顧客・新規顧客にも届く

ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しくみていきましょう。

情報伝達をスピードアップできる

SNSの最大の強みは、情報を迅速に広範囲に拡散できる点にあります。リアルタイムでの反応確認が可能で、若者からシニアまで幅広い層へのリーチが期待できます。一度投稿すれば24時間365日世界中に公開されるため、バズるコンテンツを作れば短期間での認知度向上も夢ではありません。

一方で、SNSには拡散しすぎるリスクもあります。愚行や誹謗中傷などのネガティブな投稿は一気に拡散し、企業イメージを大きく傷つける可能性があります。SNS運用には適切な情報管理体制と危機管理が不可欠です。

SNSの特性を最大限に活かしつつ、リスクを最小限に抑えるための戦略が欠かせません。オウンドメディアとの連携を意識しながら、効果的なSNS活用を図っていく必要があります。

ユーザーのリアルな声(独自性)を集められる

SNSの活用により、企業は消費者の生の声を低コストで収集できるメリットがあります。TwitterやInstagramなどで自社製品の利用者の感想を募れば、ユーザーからの貴重なフィードバックを製品改善やマーケティングに役立てられます。この手法は「ソーシャルリスニング」と呼ばれています。

このように、SNSを通じてリアルな顧客の声に耳を傾けることで、製品の強みや課題、ブランドイメージなどの実態を素早く把握できます。提供価値の向上や適切なプロモーション展開につなげていくことができるでしょう。

SNSには拡散リスクもありますが、コストをかけずにユーザーインサイトを収集できる点で大きな可能性を秘めています。ソーシャルリスニングを組み込んだマーケティング戦略の構築が重要となります。

潜在顧客・見込み顧客・新規顧客にも届く

SNSの活用は、潜在顧客や新規顧客への認知拡大に欠かせません。企業は公式アカウントを開設し、情報を積極的に発信する必要があります。X(旧Twitter)、Instagram、Facebookなどの主要SNSを戦略的に組み合わせましょう。

SNS活用のメリットは、企業とユーザーの距離を縮め、好感度向上につながる点です。加えて、オウンドメディアやブログなどの自社コンテンツを効果的に拡散できます。コンテンツSEOとの連携により、コンテンツ価値を最大化できるでしょう。

一方で、SNSには投稿管理を怠ると拡散リスクが伴います。適切な情報管理体制と危機管理対策が不可欠です。SNS戦略を綿密に立案し、プロモーション効果を最大化しつつ、リスクを最小限に抑える運用が求められます

オウンドメディアでSNSを活用するメリットは5つ

オウンドメディアでSNSを活用するメリットには、以下の5つが挙げられます。

  1. ユーザーとコミュニケーションを図れる
  2. 最新情報を伝えられる
  3. ロイヤリティ向上が期待できる
  4. 新規でも流入を見込める
  5. 潜在顧客の発掘につながる

ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しくみていきましょう。

1.ユーザーとコミュニケーションを図れる

SNSの活用は、企業とユーザー間の双方向コミュニケーションを可能にし、より密接な関係性を構築できる点が大きなメリットです。オウンドメディアの一方向の情報発信とは異なり、ユーザーの反応を直接受け取ることができます。

ユーザーからの質問への回答や、投稿へのいいね・コメントなどを通じて、親密な関係を築くことができます。このようなユーザーエンゲージメントの強化により、有益なフィードバックを得られ、製品・サービスの改善につなげることができるでしょう

一方で、双方向コミュニケーションには適切な対応が求められます。ユーザーの質問や要望に適時・適切に応えられるよう、社内体制を整備する必要があります。SNSの特性を最大限に活かしながら、リスク回避にも十分注意を払う運用が不可欠です。

2.最新情報を伝えられる

SNSの活用により、企業は最新情報をユーザーに迅速に届けられるメリットがあります。SNSは様々な年代に利用されており、新商品やキャンペーン情報がユーザーの目に留まりやすく、シェア機能による拡散で企業の認知度向上が期待できます。

特に期間限定のクーポンやライブ情報など、タイムリーな情報発信にSNSは有効です。幅広い層にリーチできるチャンスを提供してくれます。

一方で、情報拡散には制御が効きにくい側面もあります。ネガティブな投稿が拡散すれば企業イメージに傷がつくリスクもあり、徹底した投稿管理と危機管理態勢の構築が不可欠です。SNSの特性を最大限に活かしつつ、リスクを最小限に抑える運用体制の構築が重要です。

3.ロイヤリティ向上が期待できる

SNSの活用により、企業は顧客と継続的な交流が可能になります。関係性を深めることで、ユーザーのロイヤリティ向上とファン層の拡大が見込めます。

ファン層の拡大は、投稿へのリアクションの活性化にもつながります。その結果、拡散力が高まり、潜在顧客との新たな接点を生み出すことができるでしょう

一方で、SNSにはリスクも存在します。ユーザーとの交流の中で、思わぬ誤解や批判に巻き込まれる可能性があります。適切な投稿ルールを定め、ユーザーとの信頼関係の構築に努める必要があります。

SNSは顧客エンゲージメントの強化と新規顧客開拓に有効ですが、リスクマネジメントも重要な課題です。SNSの特性を最大限に活かしつつ、リスクを最小限に抑える運用が不可欠となります。

4.新規でも流入を見込める

SNS活用により、新設オウンドメディアでも短期間で訪問者を獲得できる可能性があります。オウンドメディアの成果が現れるまでには数年かかることが一般的です。しかし、SNSを利用することで、新しい記事も速やかに拡散し、アクセスアップが見込めます

5.潜在顧客の発掘につながる

SNSを利用することで、潜在顧客や見込み顧客を効果的に発掘できるメリットがあります。たとえば、Twitterのキャンペーンを実施すると、多くのユーザーによる拡散が期待でき、これまで自社商品を知らなかった人々にも情報が届きやすくなります。

このような活動は、新たな潜在顧客層との接点を生み出す良い機会です。

オウンドメディアでSNS運用が欠かせない4つの理由

オウンドメディアでSNS運用が欠かせない理由には、以下の4つが挙げられます。

  1. SEOだけで集客が困難になってきたから
  2. 消費者の購買プロセスに変化が見られるようになったから
  3. 商品・サービスが売れにくくなっているから
  4. 広告での集客が難しくなっているから

ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しくみていきましょう。

1.SEOだけで集客が困難になってきたから

SEOとSEMだけでは集客に限界があります。SEO(検索エンジン最適化)やSEM(検索エンジンマーケティング)としての施策は重要ですが、SNSの普及によりユーザーの情報収集手段が多様化しているのです。

多くのユーザーがSNSからのリンクを通じて製品やサービスを発見し、購入するケースが増えています。GoogleやYahoo!などを使用した検索行為が減ってきているのが事実です。このため、企業はSEOやSEMに加えて、SNSを活用した集客戦略を取り入れる必要があります。

2.消費者の購買プロセスに変化が見られるようになったから

SNSの普及はユーザーの購買プロセスを変化させました。以前は実店舗での購入が主流でしたが、インターネットの普及によりECサイトでの買い物が増え、最近ではInstagramやYouTubeから直接購入ページへと進む流れが見られます。

このような動きは企業だけでなく、インフルエンサーや個人でも簡単にネットショップを開設することが可能になり、消費者の選択肢が広がっている事実に基づきます。その結果、どのようにユーザーに直接アピールしていく戦略をとるかが重要です。

3.商品・サービスが売れにくくなっているから

情報過多と経済的理由により、消費者は以前より購入に慎重になっています。SNSの普及で、ユーザーは商品やサービスのリアルな口コミを簡単に調べられるようになり、これが購入行動に大きく影響しています。

「よりお得なキャンペーンや優れた商品があるかもしれない」という情報を手に入れ、消費者が購入を見送るケースが増加しているのが現状です。

4.広告での集客が難しくなっているから

現代の広告環境では、従来のマスメディアを通じた広告手法の有効性が減少しています。とくにインターネットやSNSでは、ユーザーが広告をスキップすることは簡単です。そのため、広告が見られる機会が少なくなっています。

ブラウザの広告ブロック機能や広告スキップ機能により、企業はより創造的でユーザーに訴えられる広告戦略を模索する必要があります。このような環境下では、従来の広告手法に依存するだけでは不十分です。新しいアプローチを探求することが求められます。

オウンドメディアで活用しやすい5つのSNS

オウンドメディアで活用しやすいSNSには、以下の5つが挙げられます。

  1. X(旧Twitter)
  2. Instagram
  3. TikTok
  4. YouTube
  5. LINE

ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しくみていきましょう。

1.X(旧Twitter)

X(旧Twitter)を活用することで、オウンドメディアの情報が拡散しやすくなります。このプラットフォームはテキスト主体の投稿に加え、画像や動画も掲載でき、「いいね」や「リポスト」機能によって多くのユーザーへのリーチが可能です。

興味や思考が似たユーザー間で情報が共有されやすいのが特徴です。これらの反応を通じてフォロワーのいるさらに多くのユーザーへ情報が広がります。ただし、炎上リスクもあり、複数名での慎重な運用が推奨されます。

2.Instagram

Instagramはビジュアル中心のSNSで、主に画像や動画を使ってユーザーへ訴求します。とくにインテリア、ファッション、グルメなどの分野では、画像による直接的な魅力の伝達が有効です。

Instagramでは全体のトンマナを保つことが大切です。統一されたデザインやテーマは訴求力が高まります。画像は真四角に表示され、サムネイルが整然と並ぶため、画面全体で見た時のまとまりが見る人を惹きつけるのです。ブランドイメージや商品の魅力を一貫して伝えるために、投稿全体でデザインの統一性を持たせることが推奨されます。

3.TikTok

TikTokは、とくに若い世代に人気の動画共有SNSです。およそ15秒の短い動画で音楽をバックに楽しい瞬間を共有します。

このプラットフォームの強みは、若者が気軽に関心を持つ内容に瞬時にアクセスし、共感や楽しみを感じられる動画を通じて製品やブランドを自然に紹介できる点にあります。効果的な活用の鍵は、ターゲットとなる若いユーザーに共感や驚き、ワクワクとした楽しさを提供する内容を作ることです。

4.YouTube

YouTubeはユーザーが動画を通じて情報共有できるプラットフォームです。ファンを育成しやすい特性があります。長期にわたるユーザーとの接点を確保し、チャンネル登録による通知機能を使って視聴者の見逃しを防ぎます。

商品販売やブランドプロモーションに直接つなげる活用方法が効果的です。また、広告収入の獲得だけでなく、動画内での製品紹介や公式グッズ販売への誘導も可能です。

5.LINE

LINEは、幅広い年齢層にリーチし、顧客獲得や販促に有効なSNSです。登録が簡単で、クーポン配信や予約機能を活用し、AI応答メッセージで迅速な対応が可能です。LINEの一番の特徴はユーザー数の多さです。日本国内でのLINE利用率は80%を超えており、幅広い年齢層で利用されています。

無料プランで全機能が使え、コミュニケーションプランでは月200通のメッセージが無料で、超過時は有料プランが必要です。この手軽さと機能性により、多くの企業にとって魅力的な選択肢となっています。

とくに、LINEの「友だち登録」済みのユーザーに対してはクーポンやキャンペーンなどのお得な情報をアピールでき、新規顧客獲得のために有効な手段です。

オウンドメディアでのSNS活用で重要なこと

オウンドメディアでのSNS活用で重要なことには、以下の3つが挙げられます。

  • ペルソナをしっかり設定する
  • ツールごとの役割を定義する
  • 効果測定をして改善をする

ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しくみていきましょう。

ペルソナをしっかり設定する

SNSマーケティングでは、ターゲットとなるペルソナを具体的に設定することが非常に重要です。InstagramやTwitterなどのSNS運用においては、あらかじめ設定したペルソナにアプローチすることが目的となります。

また、年齢や性別だけでなく、ライフスタイルや趣味といった詳細なペルソナ設定は、適切なSNS選択に役立ち、効果的なSNS運用へとつながります。

ツールごとの役割を定義する

SNSとオウンドメディアの組み合わせにおいては、各ツールに明確な役割を割り当てることが重要です。SNSは効果的な露出を促しますが、各ツールの役割が明確でなければ、SNS運用に資金と人的リソースの無駄が生じる恐れがあります。

たとえば、Instagramを「視覚的魅力で若者層をターゲットにする」、Twitterを「リツイート促進での拡散に利用する」といった具体的な役割を設定し、オウンドメディアとの連携を効率的に行いましょう。これによりマーケティング効果の最大化とロスの削減を図れます。

効果測定をして改善をする

オウンドメディアとSNSの運用では、継続的な効果測定が欠かせません。この際、企業や目的ごとに異なる具体的なKPI(重要業績評価指標)を設定することが大切です。

利益に直結するような「月間投稿数」「フォロワー数の増加」「問い合わせ数」「購入件数」といったKPIを定めることで、目標を明確にし、目的を見失わないようにしてください。これにより、運用の効果を正確に把握し、必要に応じて改善策を講じることが可能になります。

成功しているオウンドメディアに見られる3つの共通点

成功しているオウンドメディアに見られる共通点は、以下の3つが挙げられます。

  1. コンセプトを明確にしている
  2. 自社の強みを打ち出せている
  3. ターゲット選定ができている

ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しくみていきましょう。

1.コンセプトを明確にしている

成功するオウンドメディアは、コンセプトを明確にしています。明確なコンセプトは、サイト訪問者に対して共感や信頼を与え、ユーザーの求める価値を伝えるために重要です。

各メディアは、ユーザーに響くような独自のビジョンを持っており、伝えたい思いがあります。明確なコンセプトは、ユーザーに対してベネフィットを伝えるのに有効です。これがサイトの魅力を高め、成功につながっています。

2.自社の強みを打ち出せている

成功しているオウンドメディアは、自社独自の強みを際立たせています。情報や製品があふれる現代において、他社との差別化や優位性のために、強みを魅力的に見せる工夫が必要です。

製品やサービスに関する独自の知見や特色を、価値ある情報としてユーザーに提供し、自社の独自性と専門性を前面に打ち出しています。これにより、訪問者に対して明確な価値提案を行い、差別化を図ることが可能です。

3.ターゲット選定ができている

成功しているオウンドメディアは、明確なコンセプト、独自の強み、そしてはっきりとしたターゲット選定を持っています。

コンセプトを持つことで、ユーザーと共感・信頼を築き、自社だけの独自の強みを伝えることで価値ある情報を提供します。ターゲットを明確にすることで、関心の高いユーザーにコンテンツが届きやすくなり、不特定多数ではなく、メディアのコンセプトに合う価値観を持つ人を引き寄せることが可能です。

オウンドメディア SNSでよくある3つの質問

オウンドメディアのSNSでよくある質問には、以下の3つが挙げられます。

  1. オウンドメディアにSNSは含まれますか?
  2. オウンドメディアでできることは何ですか?
  3. オウンドメディアの制作にはいくらくらいかかりますか?

ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しくみていきましょう。

1.オウンドメディアにSNSは含まれますか?

オウンドメディアは、自社が所有するメディアのことを指します。これには狭義と広義があり、狭義では自社で情報発信を行うWebマガジンやブログなどが含まれます。

広義では、コーポレートサイトやパンフレット、SNSアカウントなど、所有するメディア全てが含まれるとされています。一般的には、自社で直接情報発信を行う狭義のオウンドメディアを指すことが多いです。

2.オウンドメディアでできることは何ですか?

オウンドメディアが主にできることは、以下の通りです。

  • 自社や製品の認知度向上
  • ファン作り
  • コンテンツの資産化

オウンドメディアは、検索を通じて新たな潜在顧客にリーチし、役立つ情報を提供することで信頼を築きます。また、自社のストーリーや価値観を伝えることでファンを育成し、長期的にコンテンツを資産として蓄積できるのも特徴です。

3.オウンドメディアの制作にはいくらくらいかかりますか?

オウンドメディアの制作費用は幅広く、35万円〜500万円程度が相場です。内訳としては、企画に30万円〜50万円、構築に50万円〜500万円がかかります。

この料金の幅は、デザインのオリジナル性に関わります。デザインテンプレートは比較的安く費用をおさえることが可能です。オリジナルデザインは費用が高くなりますが、自由度が高い選択肢です。また、CMS構築などのシステム面でどのような選択をするかで変わってきます。

さらに、月額3万円から5万円の運用費用が別途必要です。リッチコンテンツやオリジナルデザインを含めたい場合、費用は高くなりますが、ユニークなデザインは反響を呼ぶ可能性があります。制作会社には複数のデザイン案を依頼することがおすすめです。

まとめ

オウンドメディアでSNSを活用するメリットや、活用しやすいSNSとその特徴、成功しているメディアの共通点について解説しました。今やスマートフォンの普及によって、SNSは生活に欠かせないものとなりました。

購買プロセスの変化やSEM・SEOのみに依存した集客の限界、広告離れなど、現代ではSNSなしに目標を達成するのは難しくなってきました。この記事を参考にして、ぜひオウンドメディアでSNSを活用してみてください