- Canvaで作成したデザインは商用利用できる?
- Tシャツなどのデザインに利用して販売するのは?
ビジネスシーンでも活躍することの多いCanvaですが、このような悩みをお持ちの方に、本記事では「Canva」の商用利用の可否を解説していきます。
Canvaユーザーには重要な内容ですので、ぜひ最後までチェックしてくださいね!
結論:Canvaで作成したデザインは商用利用できる
結論、Canvaで作成したデザインは商用利用OKとなっています!
ただ、NGな場合・NGとなる条件もあります。
おさえておきたいポイントについて、これから紹介していきます!
Canvaで商用利用OKとなっている内容とは?
商用利用が許可されている具体例には、下記のようなものが挙げられます。
- HPへの掲載
- SNS投稿に利用
- プレゼンテーション作成
- 名刺作成
- Tシャツやスマホケース販売
Canvaは無料・有料会員問わず、加工したものであれば商用利用可能です。
また、Canvaで作成したというクレジット表記も不要です。
気兼ねなく使えるのが、Canvaのポイントですね!
Canvaで商用利用NGとなっている内容は?
一方商用利用が制限されているものもあり、注意が必要な4つのケースがあります。
商標登録する
一つ目は商標登録をすることです。
用意されているテンプレートや素材を使用した場合は、例え加工をしていたとしても商用登録は許可されていません。
商標登録に使用するものは、固有のものである必要があるため、制限が加えられているからです。
しかし、図形である丸や四角などは汎用的な形であるため、素材であっても利用できます。
「無加工」で販売する
二つ目は、無加工で販売することです。
Canvaで作成したデザインを使って、Tシャツや名刺など、販売すること自体は問題ありません。
ただ、用意されているテンプレートや素材を加工せずに販売することは禁止されています。
販売目的の場合、必ずオリジナルデザインを作成してから利用するように気をつけましょう!
「無加工」でクレジットの取得を行う
三つ目は、Canvaの素材である写真・音楽・動画などをクレジット取得することは禁止されています。
クレジットとは、各コンテンツの著者や提供者を示すものです。
素材を直接的に販売することや、自分のものとして許可をとるのがNGになります!
Webチャネル以外の広告で音楽素材を利用する
四つ目は、メディア等に流す広告には使用できない、という点です。
Canvaには音楽素材などもありますが、たとえばテレビやラジオ、映画などのメディアに載せるCM広告としては利用できません。
ただし、InstagramやYouTubeなどのコンテンツとして利用することには問題ありません。
Canvaの無料プランと有料プランの違い
Canvaには無料プランと有料プランがあります。
理解しておきたい点としては、無料プランと有料プランで商用利用できる範囲が変わるわけではありません。
基本的には無料で使用できますが、有料サブスクリプションに加入することで更に利用できるフォントやテンプレートの種類が増えます。
有料プランでのみ使用できる素材には、カーソルを合わせると右下に「¥有料」マークが表示される場合や、王冠マークがあり「プロ」と書かれているものが対象です。
プロプランにすると、使用できる素材の数も多くなったり、高品質な素材が使用できたりと、メリットもたくさんあります。
Canvaを使いこなしたい方は、無料期間もあるのでお試しで導入を検討してみるのもいいでしょう。
(Canva以外)商用利用可能の素材サイト紹介
Canva以外にも、商用利用可能な素材を配布しているサイトを紹介します。
Canvaにイメージに近い素材がない場合など、組み合わせて使うことも検討してみるといいと思います!
icooon-mono
icooon-monoは、モノトーンのアイコンを集めたサイトです。
Webデザインやプレゼンテーションにも使用されることも多いです。
ソコスト
ソコストはシンプルなイラストを集めたサイトです。
カラー変更やダウンロード方式(PNG・SVG・EPS形式)も選択できるので、シーンに合わせて手軽に使えます。
ちょうどいいイラスト
ちょうどいいイラストは、カジュアルなイラストを集めたサイトです。
生活や人物、季節、仕事などカテゴリごとにイラストを選べます。
(Canva以外)商用利用可能の写真サイト紹介
次は商用利用可能な写真素材を集めたサイトです。
どれも高品質な写真素材がたくさんあるので、ブックマークすることをオススメします!
紹介サイト先にも、素材自体の販売や再配布を禁止とする規約もありますので、確認はするようにしましょう。
O-DAN
O-DANは、40以上のストックフォトサイトから日本語で画像検索をかけられる便利なサイトです。
PIXTA
PIXTAは素材数が豊富で、定番の写真サイトです。
無料でダウンロードできますが、定額制のプランなども展開されています。
ShutterStock
ShutterStockは、画像以外にも動画や音楽も検索できるのが魅力的なサイトです。
画像から類似写真を検索することもできます。
Canvaの利用規約
さいごに、今回参考にしたCanva公式サイトの利用規約を紹介します。
商用利用を検討している方は、ご自身でも一度目を通しておくことをオススメします。
まとめ
商用利用については知らなかった、ではトラブルを引き起こしてしまう可能性もあります。
ビジネス利用する際には、当記事の内容には十分んい注意を払って使用していきたいですね!
規約を守りつつ、自由にデザインを楽しんでいきましょう🎶