【2024年最新】おすすめしたいLPテンプレート18選|選び方やメリットについても徹底解説

【2024年最新】おすすめしたいLPテンプレート18選|選び方やメリットについても徹底解説

この記事の監修者

粟飯原匠 |プロデューサー

マーケティングを得意とするホームページ制作会社PENGINの代表。教育系スタートアップで新規事業開発を経験し、独立後は上場企業やレガシー産業のホームページ制作・SEO対策・CVR改善の支援を行うPENGINを創業。「ワクワクする。ワクワクさせる。」を理念に掲げてコツコツと頑張っています。

「LP制作の予算が少ない」「ユーザーに魅力的なLPを作りたい」このような課題を抱えている方は少なくありません。

しかし、テンプレートを活用すれば、限られたマーケティング予算でも効果を最大限に引き出すことは可能です。

この記事では、費用対効果の高いLPテンプレートや選び方、メリットについて解説します。予算内で成果を最大化させたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

LPテンプレートの選び方は3つ

LPテンプレートの選び方には、以下の3つが挙げられます。

  1. 社内のシステム環境や知識で対応できるか
  2. デザインやトーンがターゲットに合っているか
  3. レスポンシブデザインに対応できるか

ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しくみていきましょう。

社内のシステム環境や知識で対応できるか

LPテンプレートがカスタマイズ可能であれば、プログラミングの知識がある場合、CSSの編集を含む修正が行えます。テンプレートごとにカスタマイズ範囲が異なり、変更が有料になることもありますので、事前の確認が重要です。また、カスタマイズ方法が記載されたマニュアルが購入時に提供されるテンプレートや、電話やメールでのサポートが利用できるオプションも存在します。

デザインやトーンがターゲットに合っているか

テンプレートによっては、基本色や強調色を変更できないものもあり、使用可能な色の選択肢が限定されている場合もあります。企業のブランドカラーや製品イメージに合わせた色を使用したい場合、LPテンプレートがそれに対応しているかを確認しなければなりません。さらに、販売向けやメルマガ登録専用など、異なる目的に特化したテンプレートがあるため、テンプレートが想定するターゲットや用途を理解することが大切です。

レスポンシブデザインに対応できるか

LPテンプレートがPCおよびスマホのブラウザに適応したレスポンシブデザインであるかを確認しましょう。対応している場合、HTMLとCSSを使い分けて最適な表示が可能です。一方で、LP特有のデザイン要素によっては、レスポンシブデザインが逆に不利に働くこともあります。たとえば、大きな画像や横長の表を使用する際に、スマートフォン表示での見え方に課題が生じることがあります。

【WordPress版】おすすめLPテンプレート8選

WordPressのおすすめLPテンプレートを8つ選んでご紹介します。

1.OOPS!

OOPS!

参考:OOPS!

「OOPS!」はトップページのファーストビューでパララックス効果を用い、スタイリッシュな印象を演出し、ユーザーの目を引きつけます。LPに欠かせないCTA機能にA/Bテスト機能が備わっており、高いコンバージョン率を目指したページ改善が可能です。このWordPressテーマは、ランディングページの成約率向上を目的とした設計が施されています。

2.Switch

Switch

参考:Switch

「Switch」は店舗PRサイト用に特化したWordPressテンプレートです。サービス概要やプラン詳細ページが簡単に作成できる3タイプの固定ページテンプレートを備えています。インパクトのあるトップページには、動画や画像を配置でき、スタイリッシュかつフォーマルなレイアウトでユーザーの信頼を得やすいホームページが作成できます。このテーマは、店舗や企業のホームページに適しており、幅広いジャンルでの利用が可能です。

3.ALBATROS

ALBATROS

参考:WordPressテーマ「アルバトロス」

「ALBATROS」は、誰もが美しく使えることをコンセプトにしたWordPressテーマです。ランディングページ制作機能が標準装備されており、シンプルでクリアなデザインが特徴といえます。余計なリンクが排除されているため、ユーザーがランディングページから離脱することなく、変換率の向上に寄与します。また、モバイルファースト設計により、スマートフォンでの表示も安心です。

4.賢威

賢威

参考:【公式】賢威8&7.1 – 信頼と実績のSEOテンプレート(HTML&WordPress)

「賢威」はL、P制作に加え、自社サイトのSEO対策にも焦点を当てたWordPressテーマです。SEOコンサルを行う会社が開発しており、SEO対策機能が満載で、3万円以下の手頃な価格で提供されています。このテーマは、進化を続けており、現在バージョン8が提供されています。手厚いサポートと充実したマニュアルも特徴です。

5.LPtools

LPtools

参考:LPtools

「LPtools」は、WordPressの多くのテーマで動作するLP作成用プラグインです。ブロックエディタに対応し、37種類のデザイン済みブロックが用意されており、テキスト入力とブロック配置だけでLPがほぼ完成します。また、オプトインや説明会、セールスレター用など目的別にさまざまなテンプレートがあります。

6.LIQUID LP

LIQUID LP

参考:ランディングページ(LP)用WordPressテーマ | LIQUID PRESS

「LIQUID LP」は、商品の販売、見込み顧客の獲得、サービス提供向けのLP制作が可能です。SNS連携や多言語対応機能もあり、価格は約1万円です。自由にパーツを組みあわせてLPを作成でき、A/Bテストの機能も搭載しています。低コストでの運用を希望する方におすすめです。

7.Colorful

参考:LPテンプレートクリエイティブパック「Colorful(カラフル)」

「Colorful」は、時間とコストの削減をコンセプトに開発されたWordPressテーマです。開発者がWebデザイナー兼プログラマーであるため、利用者のニーズを深く理解して作られています。LPの構成、デザイン、サーバーへのアップロードが驚くほど簡単で、動画マニュアルやメール講座が付属しています。また、1万円以下で導入できることが魅力です。

8.Danganページビルダー

Danganページビルダー

参考:Danganページビルダー

「Danganページビルダー」は、さまざまなWordPressテーマに対応したLP作成用プラグインです。12種類のデザイン済みパーツを利用して、メールアドレスの収集から外部メールシステムとの連携までスムーズに行えます。購入後は、提供されるマニュアルやメールサポート窓口を利用して運用をサポートします。

【HTML版】おすすめLPテンプレート6選

HTMLのおすすめしたいLPテンプレートを6つ選んでご紹介します。

1.Wires.jp

Wires.jp

参考:Wires jp :: Behance

「Wires.jp」は、Adobe XD用のデザインテンプレートで、Adobeが提供する海外向けテンプレート「Wires」を日本市場向けにカスタマイズしたものです。日本語に対応し、ランディングページでよく使用されるパーツが豊富に備えられています。このテンプレートを使用することで、プロフェッショナルな仕上がりのランディングページを簡単に作成できます。

2.sienna

sienna

参考:Cruip

「sienna」は、高品質でスタイリッシュなランディングページを作成できる海外製HTMLテンプレートを提供しています。スクロールに応じて動く画像やテキストが特徴です。そのため、ユーザーに強い印象を与えられます。また、SNS連携機能やレスポンシブデザイン対応など、便利な機能も充実しており、多彩なデザインニーズに対応します。

3.CLOUD TEMPLATE

CLOUD TEMPLATE

参考:クラウドテンプレート

「CLOUD TEMPLATE」は、企業のWebサイトやLPに特化したテンプレートを提供するサービスです。提供されているHTMLテンプレートは、ランディングページ用として2パターン×3色の合計6種類があり、1,980円で無制限にLPを作成できます。各テンプレートは固定色で提供されており、色の変更はできませんが、低価格で複数の選択肢があるため非常におすすめです。また、WordPressテーマも取り扱っています。

4.LPクリエイト

LPクリエイト

参考:ランディングページテンプレート|LPOならLPクリエイト

「LPクリエイト」は、ランディングページ専門の制作会社で、初心者にも分かりやすく、簡単にカスタマイズ可能な無料HTMLテンプレートを提供しています。既存のWebサイトがなくても、テンプレートを使用してランディングページのみでビジネスを展開可能です。そのため、初めての方や手軽に制作したい方におすすめします。

5.テンプレどん

テンプレどん

参考:HTML無料テンプレートダウンロード-レスポンシブ・日本語向け・商用利用もOK・著作権フリー テンプレどん|ポポデザイン

「テンプレどん」は、無料で商用利用が可能なHTMLテンプレートを提供しています。日本語に適したデザインでレスポンシブ対応もしており、カスタマイズのためのCSSが公開されているので、学習しながらランディングページの制作が可能です。また、サイトからテンプレートのデモを確認できます。

6.Colorlib

Colorlib

参考:1500+ Best Website Templates (HTML & CSS) 2024 – Colorlib

「Colorlib」は、色使いが美しく、デザイン性に優れたHTMLテンプレートを200種類以上提供しています。さまざまなタイプのランディングページに対応可能で、豊富なバリエーションから他と被らないデザインを選択可能です。また、フッターのクレジット表示は課金することによって削除できます。

【CMS版】おすすめLPテンプレート4選

CMSで活用できるおすすめLPテンプレートを4つ選んでご紹介します。

1.Wix

Wix

参考:Wix.com

「Wix」は、Webサイトやランディングページを無料で作成できるサービスです。あらゆるデザインテンプレートを提供しています。また、直感的でユーザーフレンドリーなインターフェースが採用されており、コーディングスキルがなくても、簡単にプロフェッショナルなデザインのランディングページを作成できます。

2.MakeLP

MakeLP

参考:Make LP

「MakeLP」はオンライン上でLPを設計し、HTMLデータとして書き出し、自社サーバーやクラウドサーバーに設置できるサービスです。自社でサーバー管理を行っている場合、このサービスを使用することでサーバー維持費を節約できます。また、HTMLとして書き出すことで、デザインや機能面で制限が少なくなります。そのため、外部のデザイナーや開発者と協力して、ユニークなLPの作成が可能です。

3.ペライチ

ペライチ

参考:ペライチ

「ペライチ」は、サーバー設定が不要で手軽にLPを作成できるサービスです。無料プランもありますが、独自ドメインの使用や広告非表示のためには有料プランが必要です。ビジネスプラン(月額4,378円)を選択すると、デザインカスタマイズ、メルマガ配信、決済システム、予約システムなど多彩な機能が利用できます。

4.HubSpot

HubSpot

参考:無料のCMSツールでホームページを制作・管理|HubSpot(ハブスポット)

「HubSpot」のCMS Hubを使用すると、LPから得た情報が顧客データベースに蓄積され、商談管理が効率的に行えます。また、技術的な知識がないユーザーでも容易にランディングページを作成、編集、公開できます。さらに、顧客とのコミュニケーションを促進できる機能も装備されているため、Webマーケティング全体の効率化を図りたい企業に最適です。

LPのテンプレートを使うメリットとデメリット

LPのテンプレートを使うメリットとデメリットは、それぞれ以下のとおりです。

メリット

  • コーディングなどの専門知識がいらない
  • PDCAを回すときに修正しやすい
  • コストや時間を削減できる

デメリット

  • 独自性を出しづらい
  • カスタマイズの自由度は低め
  • セールスライティングの技術が必須

LPテンプレートを活用することによって、時間や資金、技術的なリソースが限られている場合に大きなメリットを得られます。しかし、ブランドの独自性を重視する場合や高度な機能を求める場合には、カスタムデザインの方が適していることもあります。

LP テンプレートでよくある3つの質問

 LP テンプレートでよくある質問には、以下の3つが挙げられます。

  1. LP制作の相場は?
  2. LPの作成時間はどれくらいかかりますか?
  3. CanvaでLPを作るデメリットはありますか?

ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しくみていきましょう。

1.LP制作の相場は?

LPの制作費用は、数万円から60万円までと幅広いといえます。費用の差は、外注する作業範囲に影響を受けます。たとえば、デザインとコーディングのみの依頼であれば10万円から30万円が一般的ですが、マーケティング戦略の立案から制作、運用まで一括で依頼する場合は60万円以上が必要です。制作前には目的と予算を明確にし、それに基づいて制作会社に見積もりを依頼しましょう。

2.LPの作成時間はどれくらいかかりますか?

LPの作成にかかる時間はプロジェクトの複雑さやデザインによって異なります。一般的には3日から1週間で完成します。しかし、作業を迅速に進めることをアピールしている制作会社を選べば、3〜5日で完成させることも可能です。もし戦略の立案やコーディングまで一括で依頼する場合は、1~2ヶ月程度見積もるとよいでしょう。そのため、プロジェクトを開始する前には戦略や目的を明確化することが重要です。

3.CanvaでLPを作るデメリットはありますか?

Canvaを使用してLPを作成する際のデメリットとして、まず問い合わせフォームの作成や埋め込みができない点があります。また、SEO対策が弱く、生成されるページのデータが重たくなりがちで、その結果ページの読み込み速度が遅くなることも問題です。さらに、Canva特有のデザインやテンプレート感が強く出るため、独自性を出すのが難しいことや、モバイル向けのレイアウト調整が必要になることも挙げられます。これらの点を考慮することが重要です。

まとめ

おすすめしたいLPテンプレートをカテゴリごとに分けてご紹介しました。コスト効率を高めながらマーケティング効果を最大化するには、LPテンプレートの利用が最適です。手頃な価格で高品質なページが短期間で完成し、マーケティングリソースも最大限に活用できます。コストを抑えながらLPを制作したい方は、この記事で解説した内容を参考にして、自社の魅力が最大限伝えられるコンテンツを企画してみてください