書類選考が通った後は、ついに面接ですね!今回の記事では、実際に筆者が面接を受ける中でよく聞かれた質問10選をご紹介します。
面接対策として、ぜひ活用してみてください♪
未経験Webデザイナーが面接でみられているポイント
本題に入る前に、未経験Webデザイナーが面接で見られているポイントについてお伝えします。
未経験でも選考が進んだ場合は、「これからデザイナーとして成長してくれそう」というポテンシャルが重視されています。
ここでのポテンシャルとは、デザイナーになりたい!といった熱意ややる気、勉強意欲などです。
つまり、デザインスキルが多少不足していても、このポテンシャルをしっかりアピールできれば、面接通過に近づくということです!
ですので、まずはポテンシャルとしてアピールできるポイントを探してみてください!
実際に面接で聞かれた質問10選
ほとんどの面接で聞かれるのが、「自己紹介」と「これまでの経歴」ですが、今回はそれ以外で聞かれた質問内容を掲載していきます。
1.なぜWebデザイナーになりたいと思ったのですか?
ほぼ全ての面接で聞かれた質問です!熱意ややる気の原点とも言える部分なので、自分の気持ちを素直に伝えましょう。
【回答例】
前職でWebサイトの制作に携わる機会があり勉強をはじめたところ、とても楽しかったためです。
また、制作を通してクライアントに喜んでいただけた経験が自身の中で大きく、本格的にデザイナーとしての転職を決意しました。
2.当社を志望する理由を教えてください。
志望動機にあたる質問です。会社の強みや特徴をふまえた上で、「御社で働きたい!」との気持ちを伝えると良いです。
【回答例】
御社の中心事業である化粧品のサイト制作に魅力を感じたためです。特に、私が愛用している化粧品〇〇のサイトは、〇〇の魅力や特徴が視覚的に伝わってくるデザインだと感じており、自身もこうしたユーザーに訴えかけられるデザインを作りたいと考えています。
3.将来の目標や、目指しているキャリアパスはありますか?
デザイナーになった後の成長意欲を見られる質問です。入社後、どのような点で会社に貢献してもらえるか、という将来的な視点もあります。
【回答例】
これまでの接客経験を生かし、ゆくゆくはディレクションに携わりたいと考えています。そのために、まずはデザインスキルを磨き、企画から運用まで視野に入れたデザインを作れるようになりたいです。
4.どのようにWebデザインの勉強を行っていますか?
Webデザイナーは入社後も常に勉強し、知識を増やす必要があります。自分なりの勉強法や勉強の習慣があるかが問われている質問です。
【回答例】
これまではスクールに半年通い、ツールの使い方やコーディングスキルの習得に努めました。また、「クリ★スタ」というメディアで情報を収集し、デザイン課題やコーディング課題にも独自で取り組んできました。
5.デザインをする上で心がけていることはありますか?
デザインの本質は、見た目ではなくクライアントの課題解決にあります。そのため、”見た目のかっこよさ”ではなく、”成果を出すこと”を意識している趣旨を回答しましょう。
【回答例】
クライアントの課題が解決できるようなデザインを心がけています。デザインは、売上やクリック数の増加など、課題解決のためのツールであると考えているため、目に見える成果を出すことを目的にデザインを制作するようにしています。
6.ポートフォリオや自身の制作物について紹介してください。
5と似ていますが、どういった考えでデザインを制作したか、コンセプトを伝えるコミュニケーション力があるか、という点が見られています。
【回答例】
今回のポートフォリオサイトでは、自身の目指す”人を笑顔にできるデザイナー”としてデザインが制作できるよう、見た人がクスッと笑えるような仕掛けがあるサイトにしました。また、掲載作品としてWebデザインを3点、バナーやグラフィックを7点掲載しています。
(さらに、自信のある作品をピックアップして紹介すると効果的です!)
7.企業選びで重要視していることがあれば教えてください。
他業種の面接でもよく聞かれる質問ですが、転職の際に何を大事にしているかという価値観が問われています。これは、入社後のミスマッチをお互いに防ぐ目的で聞かれることが多いです。
【回答例】
企業選びで重要視していることは、自身が考えるキャリアアップが実現できるかという点です。ディレクションにも携わりたいと考えているため、デザイナーだけでなくディレクターへのステップアップができるかという点を軸にしております。
8.ご自身で考えている、強みと弱みはなんですか?
強みは仕事でも生かせるかどうか、弱みは自身で把握した上で改善しようと心がけているか、という点を見られています。
【回答例】
強みは、責任感があることです。前職のチームリーダー経験で、より強みを伸ばすことができました。弱みは、責任感が強い分、1人で抱え込んでしまうことが多いことです。全て自分で行おうと考えてしまうため、早い段階で人に相談したりタスクを振り分けるようにしていました。
9.これまでの仕事で1番大変だったことはなんですか?
ストレス耐性や、仕事上でしんどいときにどう克服したか、という視点の質問です。大変だったことだけでなく、それをどう乗り越えたかまで合わせて伝えましょう。
【回答例】
初めて新人教育を任された時は、やり方もわからず大変でした。しかし、自身が先輩に教えてもらったことを資料にしたり、新人と密にコミュニケーションをとることで無事に乗り越えることができました。
10.趣味や好きなことはありますか?
人柄を知ることを目的としている質問です。デザインを作ることでも良いですし、他に自身をアピールする趣味があればそのまま伝えても問題ありません。
【回答例】
趣味は写真を撮ることです。休日は、友人とともに景色の良い場所に行き、風景や人物を撮ることが多いです。
逆質問も対策しておこう!
面接は最後に必ず「何か質問はありますか?」という逆質問の場があります。これは、成長意欲や志望度をアピールできる場です!熱意を伝えるためにも、必ず質問するようにしましょう。
実際に行っていた逆質問例
- 将来は〇〇がしたいが、御社でキャリアアップすることは可能か?
- 御社で活躍されている方の共通点があれば教えてください。
- もし御社とご縁があった場合、どのような仕事からスタートしますか。
まとめ
今回は、実際にあった面接での質問10選をお伝えしました。
未経験のWebデザイナーの場合、スキルや経験だけでなく、ポテンシャルを見るための人柄やキャリアなどの質問を受けることが多いです。
そういった質問にも答えられるよう、しっかり自己分析を行って面接に臨んでください!
また、こちらの記事で転職活動時に備えておきたい対策をまとめています!