未経験Webデザイナーが面接で受けたポートフォリオのフィードバック

未経験Webデザイナーが面接で受けたポートフォリオのフィードバック

この記事を書いた人

よっしー

大阪出身、関東在住の26歳。宇宙とアニメが好き。未経験からWebデザイナーになりました。現在はフリーランスとして活動中。

未経験のWebデザイナーが転職するには必須のポートフォリオですが、具体的に何が評価されるのかわからず不安ですよね。

そこで今回は、筆者のポートフォリオに対し、実際に面接でいただいたフィードバックをご紹介したいと思います。

評価された点や課題点をお伝えするので、ぜひポートフォリオ作りの参考にしてみてください♪

筆者のポートフォリオについて

筆者が駆け出しのときに作成し、実際に転職活動で使用したポートフォリオがこちらです!

趣味思考丸出しのポートフォリオですが…ありがたいことに、転職活動中も比較的良い評価をいただくことが多かったです。

また、面接を受ける中で、ポートフォリオは「いかに採用担当者の印象に残るか」が大切だと感じました。

採用担当の方は毎日多くの応募者の情報を見るため、パッとみたときの第一印象がポートフォリオの鍵であると言えます。

筆者のように自身の好きなものを強調するだけでも、他の応募者と差別化を図ることができるので、ポートフォリオの”第一印象”を意識して制作してみてください!

面接で受けた、良い評価のフィードバック

それでは、実際に面接で受けた良い評価についてご紹介していきます!

アニメーションなどを活用し、世界観を表現できている

こちらのポートフォリオですが、自身の好きな宇宙空間を表現できるように意識していました。特にトップページは、スクロールするにつれ地球へ戻っていき、ロケットでまた宇宙に飛び出す、という設計にしています。

Image from Gyazo

こうした、コンセプトに沿った仕掛けやサイト設計を褒めていただくことが多かったです。

コメントアウトが細かく残っている

コーディングがそれほど得意ではないため、後から見直せるようコメントアウトを残すようにしていました。

コメントアウトとは、画像の矢印部分にある、<!– –>で囲っている部分です。実際のサイト上で表示されない、メモ書きができるようになっています。

Image from Gyazo

あくまで自身のメモとして残していましたが、コメントアウトが残っていることで丁寧な印象を持っていただけ、こちらも良い評価に繋がりました。

紙のポートフォリオを作っていた

ポートフォリオの内容ではないのですが、実はサイトとは別に紙のポートフォリオも作っていました。

Image from Gyazo

紙のデザインも携わりたいとの想いで制作しましたが、パソコンがない状況での面接の際に、紙のポートフォリオをお見せすることで詳しく話をすることができました。

(もちろん、紙のポートフォリオは必ずしも必要というわけではありません!)

面接で受けた、課題点のフィードバック

次は、課題点としていただいたフィードバックについてご紹介します!

実際の仕事での制作物が少ない

今回のポートフォリオでは全部で10点の作品を掲載しましたが、そのうち実際に仕事として依頼を受けた制作物は1点のみでした。

そのため、未経験として受けた面接でも、「実際の仕事でやっていけるのか、不安に感じる」とのフィードバックを受けることがありました。

自身の好きなように作れる架空サイトに対し、仕事ではクライアントの要望に応える制作物を作れるかどうかなので、その点で不安を感じたようです…。

ですので、これからポートフォリオを制作される方は、実際のお仕事に近い形でサイトを作ることをおすすめします!実際の依頼だと1番良いですが、知り合いや近くのお店にこちらから頼んで、サイトを制作することも良いと思います。クライアントとして携わってくれる方がいる状況での制作物を増やしましょう。

作品の系統が似ている

こちらも上記のフィードバックと重なる部分がありますが、作品の系統が似ているとのフィードバックもいただきました。

Image from Gyazo

当然企業側としても、1つのテイストしか作れないデザイナーより、幅広く作ることができるデザイナーを求めているため、同じテイストが多い方は他のテイストのデザインも作っておくと良いです。

表現の幅やレパートリーが少ない

このフィードバックは、こちらのWebデザインでいただいたものです。

Image from Gyazo

初心者に多いとのことでしたが、経験が浅いと自身が持っているデザインのレパートリーが少なく、表現の幅が狭くなりがちなんだそうです。例えば、このWebサイトではコンセプトが”楽しさ”であるのに対し、”楽しさ”を表現するデザイン要素が少ない、といった具合です。

これは、今後デザイナーとして働く上でも直面する課題だと思うので、勉強中の方やこれから転職する方もインプットを意識すると良いかと思います。

まとめ

今回は、実際に筆者が受けたポートフォリオへのフィードバックをご紹介しました。
最初にもお伝えしましたが、ポートフォリオで大切なことは採用担当者の印象に残ることです。
掲載する制作物やサイトの内容も重要ですが、自分らしさを出せるようなポートフォリオを目指してみてください!

ポートフォリオをこれから制作される方は、こちらの記事も合わせてご覧ください♪