BtoB事業におけるコーポレートサイトの役割

BtoBコーポレートサイトの基本的な位置づけ

BtoBコーポレートサイトは、単なる会社紹介のためのWebサイトではありません。
企業としての信頼性や事業内容を伝えるだけでなく、営業・採用の活動、さらには取引先や金融機関などのさまざまな関係者の判断材料として機能する役割を持っています。

特にBtoB領域では、問い合わせや商談に至るまでの検討期間が長いため、Webサイトは「最初の接点」でありながら「最後の確認材料」になるケースも少なくありません。そのため見た目の良さ以上に、情報の整理や伝え方が重要になります。

BtoCサイトとの違い

BtoBとBtoCのWebサイトの違いは購入や契約の判断が、個人で完結するか、複数で行われるかにあります。

BtoCの場合は比較や検討を行うことはあっても、最終的な判断は多くの場合、個人の中で完結します。
判断の理由を他者に詳しく説明したり第三者の合意を得たりすることは、必ずしも前提ではありません。

一方でBtoBでは購入や契約の判断に複数の立場が関わることが一般的です。
実務担当者が検討を進めたあと、上司や役員、関係部署などがその内容を確認し、問題がないかなどの妥当性を判断します。

そのためBtoBコーポレートサイトは「一人にとって分かりやすい」だけでは足りず、異なる立場の人が見ても、判断が破綻しないことが求められます。

すべてを細かく説明する必要はありませんが、比較されたときや、判断の理由を問われたときに、根拠として立ち返れる情報が用意されていることが重要になります。

このように購入判断が複数人で行われるという前提があるからこそ、BtoBコーポレートサイトには情報の整理や役割設計が求められるのです。

Webマーケティングにおけるコーポレートサイトの位置付け

BtoBコーポレートサイトは営業活動を直接代替するものではありませんが、商談前後の理解を深める役割を担います。事前にサイトを見てもらうことで、説明コストを下げたり、提案の質を高めたりすることが可能です。

また問い合わせ獲得だけでなく、「比較検討の中で選ばれるかどうか」に影響を与える点も重要です。

SEO対策や問い合わせ・資料請求へのスムーズな導線設計、訴求力のあるコピーライティングによって構築されたBtoBサイトによって、営業活動につながる流れ

BtoBコーポレートサイトの考え方

誰のためのサイトか

BtoBコーポレートサイトを考えるうえで重視すべきポイントは「閲覧するユーザーは誰なのか」という点です。

多くの場合、コーポレートサイトは「顧客向け」「求職者向け」「取引先向け」など、さまざまな目的を一度に担うことも珍しくありません。しかし、すべての人に同じ重さで情報を届けようとすると結果として誰にとっても判断しづらいサイトになってしまいます。

BtoBにおいて重要なのは、最終的に誰がどんな判断を行うのかを明確にすることです。
まずはその人を主語にしてサイト全体を設計する必要があります。

顧客とステークホルダーの違い

ユーザーの中でも整理しておきたいのが、顧客とステークホルダーです。ここはサイトを見る「目的」が異なるという点です。

顧客とはこの会社が自社の課題や目的に対して検討対象として成立するかどうかを判断する立場の人です。「相談・問い合わせ」以前に、比較・検討の土俵に載せる価値があるかを見極めています。

一方でステークホルダーはその判断が社内や関係者の間で説明できるか、納得を得られるかを確認する立場にあります。リスクや信頼性、実績といった観点で、「この会社を選定して問題ないか」を見ています。

BtoBコーポレートサイトでは、この二者の目的を切り分けて考えないと、下記のような問題が発生します。

  • 判断基準が曖昧になる
  • 説明材料として使えない
  • 結果として検討から外れる

まずは検討の可否を判断する顧客を主語に設計すること。そのうえで、ステークホルダーが納得できる情報を適切に補足していく。この考え方がBtoBコーポレートサイト設計の前提になります。

BtoBサイトで成果を出すには

成果が出ないBtoBサイトに共通する特徴

まず、成果が出ないBtoBサイトにはいくつか共通点があります。
たとえば見た目は整っているものの、誰に向けたサイトなのか分からない、情報が多い割に判断材料が整理されていないといったケースです。
また、「とりあえず会社のことを全部載せる」という発想も、成果を遠ざける要因になりがちです。

成果を出すために必要な設計条件

成果を出すためには、
・誰に向けたサイトか
・どの判断を後押ししたいのか
・そのために必要な情報は何か

上記を整理した上で設計する必要があります。これはデザインや機能以前の、設計における問題です。

成果指標(KPI)をどう考えるか

BtoBコーポレートサイトの成果は、必ずしも問い合わせ数だけでは測れません。
資料請求、サイト回遊率、商談時の理解度など目的に応じた指標を設定することが重要です。
成果指標が曖昧なままでは、運用後に改善方する向性が見えなくなってしまいます。

業者選定で失敗しないための視点

制作会社を見るときの判断ポイント

制作会社を選ぶ際は、デザインや実績だけでなく、「どういう考え方でサイトを作っているか」に目を向ける必要があります。
提案時にターゲットや目的について具体的な話が出てくるかどうかが一つの判断材料になります。

「戦略から考えます」「成果を出します」といった言葉自体は珍しくありませんが、重要なのはその中身が具体的に説明されているかどうかです。
自社の状況に照らして説明してくれるか、課題を整理し直してくれるか、といった点を見ることで、相性を判断しやすくなります。

検討初期に相談してよいタイミング

また、業者選定をする上で要件が固まっていない段階で相談してよいのかと不安に思う方も多いですが、むしろ初期段階での相談が有効なケースもあります。
ただし、その場合は「一緒に整理する姿勢」があるかどうかも選定基準として非常に重要です。

PENGINの設計思想

私たちが考えるBtoBサイトの本質

私たちは、BtoBコーポレートサイトを「成果を生むための土台」だと考えています。一時的な見た目の良さよりも、判断を助け、信頼を積み重ねる設計を重視しています。

設計で重視しているポイント

制作の際は、ターゲットとステークホルダーの整理を起点に、役割や成果指標を明確にした上で設計を行います。
その上で、情報の優先順位や伝え方を調整していきます。

相性の良い/合わないケース

短期間で派手な成果を求めたい場合や、見た目重視の制作を目的とする場合は、相性が合わないかもしれません。一方で、事業や組織の考え方を丁寧に整理したい企業とは、長期的な視点で伴走できると考えています。

BtoBコーポレートサイト制作のプロセス

制作の進め方の全体像

ヒアリングと整理から始まり、設計、デザイン、実装、公開という流れで進行します。
各工程で認識をすり合わせながら進めることを重視しています。

BtoBコーポレートサイトの事例

プロジェクト事例の紹介

これまでに、さまざまな業種・規模の企業のコーポレートサイト制作を支援してきました。

料金プラン

PENGINでは事業フェーズや予算に合わせて2つのプランでBtoBコーポレートサイト制作を提供しています。

オリジナルWebサイト制作

完全オリジナルのBtoBコーポレートサイトを制作します。貴社の事業やターゲットをしっかり理解することに時間をかけ、貴社の独自性を打ち出すサポートを提供します。

10-15ページ

100-180万円

▼サイトタイプ

  • プロダクト・サービスのエッセンスを
  • 詰め込んだサイト

制作期間目安3ヶ月

20ページ以上

180-250万円

▼サイトタイプ

  • Webマーケティングに取り組みたい
  • 企業向け

制作期間目安3.5ヶ月-4ヶ月

30ページ以上

250万円〜

▼サイトタイプ

  • Webマーケティングに注力している
  • 企業向け

制作期間目安4ヶ月-5ヶ月

テンプレート型Webサイト制作

創業間もないタイミングなどで、Webサイトに投資する予算が限られている方もご相談ください。多数のWebマーケティング支援で培ってきた「効果の出る型」に基づいて早く・安くBtoBコーポレートサイトを制作することができます。

シングルページ

20万円〜

▼サイトタイプ

  • サービスの紹介に特化したページが
  • 欲しい企業向け

制作期間目安1ヶ月-2ヶ月

5ページ

35万円〜

▼サイトタイプ

  • 複数サービスの紹介に特化したサイトが欲しい企業向け

制作期間目安2ヶ月-3ヶ月

6ページ以上

40万円〜

▼サイトタイプ

  • 複数サービスの紹介に特化したサイトが欲しい企業向け

制作期間目安2ヶ月-3ヶ月

よくある質問

Q.まだ要件や目的が固まっていない段階でも相談できますか?

A.

はい、問題ありません。
BtoBコーポレートサイトの場合、要件が最初から明確になっているケースの方が少ないのが実情です。
現状の課題や社内での検討状況を整理するところから、一緒に考えることも可能です。

Q.すでに他社と比較・検討している段階ですが、相談しても大丈夫ですか?

A.

問題ありません。
比較検討中だからこそ、第三者の視点で整理することで、判断しやすくなるケースも多くあります。
無理に進行を前提とした提案ではなく、検討材料としての情報提供も行っています。

Q.社内説明や稟議を意識したサポートはしてもらえますか?

A.

はい。
BtoBコーポレートサイトでは、社内や関係部署への説明が前提になることが多いため、「なぜこの構成なのか」「どんな成果を想定しているのか」といった考え方も含めて整理します。
必要に応じて、説明のための視点や整理方法についてもお伝えしています。

Q.どのタイミングで相談するのが適切ですか?

A.

課題を感じ始めた段階でのご相談がおすすめです。
制作が確定してからよりも、「現状のサイトで何が問題なのか」「そもそも作り替えるべきか」といった検討段階で相談いただく方が、選択肢を広く持つことができます。

Q.小規模なリニューアルや部分的な改善でも対応できますか?

A.

対応可能です。
必ずしもフルリニューアルが最適とは限らないため、
目的や状況に応じて、段階的な改善や一部ページの見直しをご提案することもあります。