「EC運営ノウハウがない」「初めてAmazonに出店する」このような場合、コンサルサービスを利用することがおすすめです。
この記事では、Amazonのコンサルに強みがあるおすすめ会社を10社ピックアップしてご紹介します。
併せて、コンサル会社の選び方や報酬形態、メリットについて解説しますので、これからAmazonへ出店することを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
Amazonのコンサルティングとは?
Amazonのコンサルティングとは、売上や利益の向上を目的とした施策立案や現状分析、運営代行などを依頼できる会社です。
自社ECや楽天市場など、あらゆるECモールのコンサルに対応している場合もあります。しかし、Amazonに特化したコンサルティングサービスもあります。
Amazonの売上を向上させるには、仕組みを理解したうえで、それに応じた施策を実行することが必要です。
EC事業の経験が浅い企業や自社のノウハウがAmazonに活用できていないと感じる場合、Amazonのコンサルティングは心強い存在だといえます。
Amazonのコンサルティングを利用する2つのメリット
Amazonのコンサルティングを利用するメリットには、以下の2つが挙げられます。
- 売上アップが見込める
- 社員を育成するコストが省ける
ここではそれぞれのメリットについて解説しますので、詳しく見ていきましょう。
メリット1.売上アップが見込める
コンサルタントを利用するメリットは、売上の増大が見込めることです。ノウハウや経験がないままAmazonに出品してみたものの、想定していた以上に売上につながらないことが悩みだということがあります。
自社であらゆる施策を試行錯誤しながら取り組むこともひとつの手段ですが、多くの時間やコストが必要です。
しかし、コンサルタントへ依頼することによって、効率的に売上を高めることが期待できます。
メリット2.社員を育成するコストが省ける
Amazonの運営経験がない場合、社員を育成しながら事業に取り組むことが求められます。その際、売上を出すまでには多くの時間が必要です。
また、出店コストを回収し、利益を伸ばすまでには金銭的なコストもかかります。しかし、コンサルタントに依頼することによって、最短距離で売上につなげることが可能です。
さらに、コンサルティングを受けながら運用し、社内にノウハウを蓄積することもできます。
Amazonのコンサルティングを利用する2つのデメリット
Amazonのコンサルティングを利用するデメリットには、以下の2つが挙げられます。
- ノウハウが社内に蓄積されない
- 長時間の依存から抜けられない可能性がある
ここではそれぞれのデメリットについて解説しますので、詳しく見ていきましょう。
デメリット1.ノウハウが社内に蓄積されない
Amazonのコンサルにすべての業務を丸投げしてしまうと、社内にノウハウが蓄積されません。
そのような状態で運用し続けると、コンサル無しでは成立しなくなるおそれもあります。このような状況を回避するには、社内のリソースを調整しながら利用することが重要です。
コンサルのアドバイスを参考にしながら、担当者を育成することが求められます。
デメリット2.長時間の依存から抜けられない可能性がある
丸投げするように依頼することによって、コンサルに依存するリスクが高まります。たとえば、品質の低下や料金の値上がりなどがあった場合、依存するような依頼の仕方をしていると、継続的に利用せざるを得なくなってしまうかもしれません。
このような事態を避けるには、以下のような対策が必要です。
- 契約内容・期間を明らかにする
- 定期的なレポート・フィードバックをお願いする
- 自社で運用に関する知識を身に付ける
- 運用を部分的なところから取り組む
Amazonのコンサルティング会社を選ぶ際のポイントは3つ
Amazonのコンサルティング会社を選ぶ際のポイントは、以下の3つが挙げられます。
- 実績が豊富か
- 幅広い業務に対応できるか
- 担当者との相性に問題ないか
ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しく見ていきましょう。
1.実績が豊富か
コンサルに依頼する場合、コンサル会社の実績を確認することが重要です。もしも、料金が同じであれば、実績が少ない会社を選ぶ人はいないでしょう。
実績があることは、信頼の裏打ちだといえます。これまで、コンサルして売上が伸びた実績があればWebサイトに事例として掲載していることがほとんどです。
また、実績と併せてニーズに合っているかを確認することも欠かせません。Amazonへの対策であれば、あらゆる施策に加えてAmazon SEOへの対策が必要です。
さらに、Amazonに精通した豊富な知識があるコンサルから選ぶことが求められます。
2.幅広い業務に対応できるか
コンサル会社がどのような範囲に対応できるのかも重要な要素です。Amazonのコンサル会社といっても、対応できる業務は依頼先ごとに異なります。主に対応してくれる業務は以下の通りです。
- アカウント開設
- 運用サポート
- キーワード選定
- 競合セラー調査
- 集客施策の立案
- 商品ページの作成アドバイス
これらに加えて、得意とするジャンルなどを確認し、自社のニーズに適したコンサル会社から選ぶようにしてください。
3.担当者との相性に問題ないか
Amazonのコンサルを選ぶ場合、実績と併せて担当者との相性を確認することも大切です。
もしも、担当者と相性が悪ければ、意見を受け入れない、コミュニケーションコストが増えるなどのトラブルに発展するおそれがあります。
そのため、コンサル会社を決定する前に双方の担当者を交えたミーティングを行いましょう。
また、このような事態を未然に防ぐには、優秀なスタッフを一定数確保している会社から選ぶことも重要です。
Amazonのコンサルティング会社の主な料金形態
Amazonのコンサルティング会社の主な料金形態は、以下の3つが挙げられます。
- 固定費型
- 成果報酬型
- 複合型
ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しく見ていきましょう。
以下の記事では、コンサルティングの費用相場について詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
⇒【2023年最新】Amazonコンサルの費用相場は?選ぶ際のポイントとおすすめの会社をご紹介!
1.固定費型
固定費型は、成果の有無にかかわらず、毎月一定の金額が発生します。成果報酬型と比較すると、コンサル業務を確実に提供してくれることが特徴です。
また、成果に関係なく費用は変わらないため、売上が伸びるほど費用対効果が高くなります。
しかし、成果が伸びないうちは費用対効果が低くなるため、半年程度利用しても売上が見込めない場合、乗りかえを検討してみてもいいかもしれません。
2.成果報酬型
成果報酬型は、売上などの成果に応じて料金が発生します。近年、主流になりつつある料金形態です。一般的には、売上のうち数パーセントを利用料金として支払います。
成果と費用の割合が一定となっているため、費用対効果を計算しやすいことがメリットです。
しかし、成果が上がるほど支払う料金が高くなることがデメリットだといえます。
3.複合型
複合型は固定費と成果報酬が組み合わさった報酬形態です。固定費分は確実に業務をこなしながら、成果報酬を高めるためにコンサルの努力を期待できることがメリットだといえます。
また、成果報酬型と同じように費用対効果を求めやすい傾向にあります。Amazonへ初めて出店する際、どのようなコンサルを選べばよいか迷っている企業におすすめです。
おすすめのAmazonコンサルティング会社10選
ここではおすすめのAmazonコンサルティング会社を紹介しますので詳しく見ていきましょう。
1.ジャグー株式会社
ジャグー株式会社は、楽天やAmazon、Yahoo!ショッピングなどあらゆるECモールへのコンサルティング・業務代行を提供している会社です。
特徴は豊富なプランが揃えられていることが挙げられます。課題に応じて運営代行やコンサルティング、広告運用など、豊富なノウハウを活用した支援を受けられます。
Amazonの実績においては、認知度が低い商品であったとしても売上を伸ばした事例やランキング受賞経験が豊富にあります。
また、毎月10社に限り、無料で現状分析サービスを提供しているため、何から取り組めばよいか迷っている企業におすすめしたい会社です。
2.株式会社ピュアフラット
引用:株式会社ピュアフラット
株式会社ピュアフラットは、サイト構築から集客支援まで一貫して提供している会社です。
サイト構築やSEO対策、広告運用などのスペシャリストが在籍しており、スピード感がある対応を強みとしています。
また、SNSやYouTuber施策などあらゆる施策を実行できるため、差別化戦略を立てることも可能です。
さらに、無料相談できるため、利用するハードルが低いことも魅力だといえるかもしれません。
3.株式会社いつも.
引用:株式会社いつも
株式会社いつも.は、企業の規模を問わずにあらゆるメーカーへのEC支援を提供した実績がある会社です。
累計11,000件以上の豊富な経験から得た実績とノウハウから成果につながる施策を実行してくれます。
特徴としては、売上に応じたコンサルティングプログラムです。事業規模に応じて総合的にサポートを依頼可能です。
4.株式会社サイバーレコード
引用:サイバーレコード
株式会社サイバーレコードは、日本国内で初めてECモールの出店サポート・運用代行を提供した会社です。
設立から10年間で累計200社を超える店舗運営の支援実績があります。この経験から得たノウハウを活用した施策の提案に強みがあります。
また、プロカメラマンやデザイナーによる商品画像の撮影やデザイン制作が得意です。食品関連の商品については、料理人が実際に調理を行っているシーンを撮影できます。
5.アグザルファ株式会社
引用:アグザルファ
アグザルファ株式会社は、Amazonに特化したコンサルティングサービスを提供している会社です。元Amazon社員の視点から売上アップをサポートしてくれます。
業務範囲についても、広告運用代行や海外販売サポートなどニーズに応じた施策の立案から運用、売上の拡大まで対応してくれます。
また、独自のツールを利用した分析や顧客のフォローなどに強みがあります。さらに、商品撮影の代行や画像加工などのサービスも充実している会社です。
6.株式会社そばに
引用:株式会社そばに
株式会社そばには、Amazonを専門にした運営代行やコンサルティングサービスを提供している会社です。
Amazonに特化して培ったノウハウを活用して、最短距離で目的達成を実現します。運営代行の業務としては、広告運用や商品ページの作成、システム開発支援などを依頼可能です。
実績についても、アパレルから食品まで豊富にあり、あらゆるジャンルに対応できることが強みだといえます。
7.Hameeコンサルティング株式会社
Hameeコンサルティングは、ECコンサルや運営代行サービスを提供している会社です。あらゆるサービスの中から適した施策を立案してくれるため、成功確率が高いことが特徴だといえます。
ECコンサルはもちろん、運営代行や構築支援まであらゆるサポートが受けられます。また、便利なオンラインツールについても利用することが可能です。
無料お試し期間が提供されていることから、使用感を確かめたうえで利用できます。
8.トゥルーコンサルティング株式会社
引用:トゥルーコンサルティング
トゥルーコンサルティング株式会社は、企業の強みを伸ばすコンサルティングに強みがある会社です。
1,000件を超えるコンサルティング実績があり、業績向上を目的とした支援を実行してくれます。
特徴は、コンサルティングの高い継続率です。80%の依頼先が継続的にりようしており、パートナーとしての信頼を得ているといえます。
また、中国や東南アジアの海外進出にも強みがあることから、世界的な事業展開を検討している企業にもおすすめです。
9.株式会社スタイリスト
引用:株式会社スタイリスト
株式会社スタイリストは、ECモールに特化したコンサルや運営代行サービスを提供している会社です。
あえて「属人的であること」を強みにすることによって、売上拡大したじっせきがあります。また、特徴的なのは報酬形態です。
一般的には、売上の数%を報酬として支払いますが、こちらの会社では「昨年同月の売上から伸びた金額」から成果報酬を計算します。
10.株式会社ヒゴワン
引用:ヒゴワン
- AIシステムによる運営の最適化
- 独自入手のビッグデータを活用したマーケティング
- コンサルティングだけでなく、コンテンツも提供
株式会社REALMSはAmazonでの売上向上を目的とした、運営代行サービスやコンサルティングを提供している会社です。
AIを活用した広告運用やビッグデータから分析したマーケティングなど、あらゆる角度から考えられた提案と運営支援を受けられます。
実際のコンサルティング以外にも、コンサル用コンテンツの提供をしていることが特徴です。そのため、コンテンツを活用して、自社に運用ノウハウを蓄積することができます。
Amazonのコンサルティング会社でよくある2つの質問
Amazonのコンサルティング会社でよくある質問には、以下の2つが挙げられます。
- 質問1.Amazonのコンサルティング会社の費用相場は?
- 質問2.コンサルティングと運営代行の違いは何ですか?
ここではそれぞれの質問について解説しますので、詳しく見ていきましょう。
質問1.Amazonのコンサルティング会社の費用相場は?
Amazonコンサルティング会社を利用する相場は、作業内容やボリュームに応じて異なります。主なパターンは以下の通りです。
- 5万~10万円/1ヶ月:課題をヒアリングし改善策のアドバイスをしてくれる
- 10万~30万円/1ヶ月:分析・リサーチを実施し、改善策のアドバイスをしてくれる。また、月に1回程度コンサルを行ってくれる
- 30万~50万円/1ヶ月:分析・リサーチに加えて、施策に関する作業を実施してくれる。また、内製化を実現する研修も行ってくれる場合がある
費用相場は企業によっても異なるため、詳細は各コンサルティング会社へ見積もりの依頼などを行うことをおすすめします。
もしも、コンサルを選ぶときに迷った場合、Amazonのコンサルティング実績が豊富な弊社へご相談ください。弊社では毎月10社限定で無料現状分析サービスを提供しています。⇒ジャグー株式会社
質問2.コンサルティングと運営代行の違いは何ですか?
コンサルティングと運営代行の違いは、以下の通りです。
・コンサルティング
サポート範囲:アドバイスや現状分析
コンサルティングは、Amazonに出店した経験がない企業やスモールスタートしたい場合に適しています。
・運営代行
サポート範囲:実務代行、コンサル業務
Amazonでショップを運営しており、リソースが不足している企業やほかのEC事業で成功している場合に適しています。
代行サービスについて詳しく知りたい方は、以下の記事で詳しく解説しているため、ぜひご覧ください。
⇒【最新版】おすすめのAmazon制作代行会社10選|選ぶ際のポイントも徹底解説します!
質問3.Amazon広告で出稿できない商品は?
Amazon広告には、出稿できない商品カテゴリが設けられています。以下に該当する商品は出稿できません。
- アダルト関連
- タバコ
- 電子タバコ
- 銃刀類・その他危険物
- 医薬品
- 医療機器
- 医療サービス
- 利用規約で禁止されている商品
これらの商品については広告を出稿できないため、自身が出品したい商品が広告規約に違反していないかを確認してから利用するようにしてください。
まとめ
Amazonコンサルに関することを解説しました。コンサルサービスを利用することによって、最小のコストでショップを成功に導くことが可能です。しかし、コンサル会社に丸投げしたり、ニーズに合わないコンサルを選んでしまうと、成功する確率を下げてしまいます。
もしも、コンサルを選ぶときに迷った場合、Amazonのコンサルティング実績が豊富な弊社へご相談ください。弊社では毎月10社限定で無料現状分析サービスを提供しています。⇒ジャグー株式会社