「ECの売上が伸びない」「どのように集客すればよいかわからない」このような悩みを抱えるEC店舗運営者は少なくありません。

もしも、このような悩みがあるのであれば、成功事例を参考にしてみてはいかがでしょうか。

この記事では、楽天市場の店舗支援実績が豊富にあるジャグーが成功事例や集客に成功している店舗の特徴についてご紹介します。

楽天市場における成功事例8選

楽天市場における成功事例を8社挙げてご紹介します。それぞれ詳しく見ていきましょう。

成功事例①株式会社サイトー

株式会社サイトーは雑貨を扱う会社です。楽天市場の改善を検討していましたが、社内にECサイトの販売施策に関する知見がある人材がいませんでした。

そのため、コンサル会社に相談し、施策を検討・立案して改善に取り組みました。実際に商品画像の改善や類似画像を活用することにより、アクセス数・売上ともに2倍を達成しています。

成功事例②株式会社masu masu

株式会社masu masuは、ヴィーガン向けの焼き菓子専門店です。具体的な施策としては、楽天市場内の広告運用に注力しました。また、競合よりも優位に出稿できるようなキーワード設定とクーポン広告の商品選定や割引率の調整も行いました。

その結果、広告商品からのアクセスが伸び、自然検索からの流入も取れるようになり、6倍の売上を達成しています。

成功事例③バスリエ株式会社

バスリエ株式会社は、バスグッズを販売する会社です。楽天市場では、相場価格が7,000円程度のバスローブを主力商品とし、3,000円台で出品する販売戦略を実施しました。

さらに、商品名を「サッと着られるバスローブ」へと変更し、ユーザーに伝わりやすいようにしたことにより、商品は大ヒットを記録しました。

ほかにも、購入者のレビューをすぐに反映させ、さらなる売上アップを成功させています。

成功事例④株式会社ハッシュ

株式会社ハッシュは、染み抜き剤専門店です。自社ECサイトを運営していましたが、最高でも月商10万円程度、ほかのECモールでも20万円が最高の売上でした。

しかし、楽天市場に出店し、コンサルと販売戦略を構築・実行したところ1日で売上70万円を達成しています。

さらに、ECサイト内に動画コンテンツを設置したことにより、高いコンバージョン率を叩き出すことに成功しています。

成功事例⑤株式会社小島屋

株式会社小島屋は、実店舗でドライフルーツを取り扱っている会社です。実店舗の集客が減少していることを受け、楽天市場でECショップを開設しました。

知識がないところからカンファレンスや楽天大学を通じて、情報交換できる関係を構築し、ほかの運営者からのアドバイスを経営に活かすことができた事例です。

成功事例⑥株式会社ベル

株式会社ベルは、ECサイトでオリジナルシューズを販売している会社です。

楽天市場では、ポイントアップキャンペーンや集客施策を活用し、オリジナル商品を数多く販売することに成功しました。

ECモールを通じて、自社ブランドの良さを訴求することによって、価格競争から距離を置き、販売に成功した事例です。

成功事例⑦株式会社SEETHELIGHT

株式会社SEETHELIGHTは、アパレル事業を展開している会社です。

実店舗の在庫を消化するために楽天市場へ出店しました。

販売データの分析や商品ページの作り方を工夫することによって、まだ多くの人に知られていない良品を数多く販売することに成功しています。

なかには、ロングセラーアイテムとなっている商品もあります。

成功事例⑧株式会社ドーター・プランニング

株式会社ドーター・プランニングは、焼き菓子専門店です。商品ページの改善や広告の最適化に取り組み、売上を伸ばしました。

さらに、詳細なペルソナ設定を行い、クーポン対象商品やメイン画像を選定することによって、アクセス数を3倍に伸ばした実績があります。

その結果として、安定的な売上を確保し、経営基盤をより盤石なものにしています。

楽天市場での集客に成功している店舗の特徴は5つ

楽天市場での集客に成功している店舗の特徴には、以下の5つが挙げられます。

  • SEO対策に取り組んでいる
  • 広告を上手く活用している
  • ショップページを作り込んでいる
  • 楽天RMSを活用して分析している
  • 外部のコンサルタントに依頼している

ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しく見ていきましょう。

1.SEO対策に取り組んでいる

SEOとは、検索エンジン最適化の略称です。主にGoogleの検索結果において上位表示を目指すことを指します。検索エンジンのアルゴリズムを推測し、コンテンツの最適化に取り組む施策です。

楽天市場の場合、商品名にユーザーが検索しそうなワードを盛り込み、カテゴリの最適化、レビューの増加を目指します。

これらの対策に取り組むことで、検索ページの上位表示を取り、売上増加が期待できます。

以下の記事では、楽天SEOで売上を上げる施策について解説しているため、あわせてご覧ください。

【初心者必見】楽天SEOとは?売上を上げる10の施策や注意すべきポイントについて徹底解説します!

2.広告を上手く活用している

楽天市場で売上を伸ばすには、広告を活用することも重要です。出店したばかりの頃は、SEO対策に取り組んでもなかなか成果が出ません。

そこで、以下の広告を組み合わせてプロモーションを行います。

  • RPP広告
  • 楽天CPA広告
  • クーポンアドバンス広告
  • ターゲティングディスプレイ広告

コストを必要としますが、販売実績を積み上げるには非常に効果的です。

適した広告の選び方について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

【2023年最新版】楽天広告の費用対効果を最大化する5つのコツ|種類や重要性、選び方も徹底解説します!

3.ショップページを作り込んでいる

ショップページの作り込みは、売上を伸ばすために重要な要素です。検索順位を高めて、ユーザーにクリックされるようになったとしても、ショップページでよい印象を与えられなければ、離脱してしまいます。

ショップページを作成するうえで、押さえたいポイントは以下の通りです。

  • ファーストインプレッションを大切にする
  • 商品画像を適切に挿入する
  • バナーやサムネイルを活用する
  • スマートフォン対応する
  • 購入ボタンを分かりやすい位置に設置する

ユーザーにとって利用しやすいように制作することが大切です。

4.楽天RMSを活用して分析している

販売施策は実施するだけではなく、分析して改善を繰り返していくことが重要です。

楽天では分析ツールとしてRMSが提供されています。RMSでは、売上やクリック率、転換率などのデータを閲覧可能です。

定期的にデータを確認し、仮説を立てたうえで次の施策を検討するようにしてください。分析と改善を繰り返すことによって、さらなる集客が可能になります。

5.外部のコンサルタントに依頼している

ここまで紹介した集客施策を実施するには、経験やノウハウが欠かせません。そのため、楽天市場に初めて出店する方は、どのようなことをすれば効果的なのかわからない場合がほとんどです。

その際、楽天市場の店舗支援に強みがある外部コンサルタントへ依頼することで、自店に合った施策を提案してもらうことができます。コストは発生してしまいますが、成果につながる可能性を高めることが可能です。

もしも、コンサルを選ぶときに迷った場合、楽天のコンサルティング実績が豊富な弊社へご相談ください。弊社では毎月10社限定で無料現状分析サービスを提供しています。⇒ジャグー株式会社

楽天市場の成功事例でよくある3つの質問

楽天市場の成功事例でよくある質問には、以下の3つが挙げられます。

  • 質問1.楽天市場での出店で失敗をする主な原因は?
  • 質問2.楽天市場に個人事業主が出店するメリット・デメリット?
  • 質問3.楽天市場とその他のモールとの違いとは?

ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しく見ていきましょう。

質問1.楽天市場での出店で失敗をする主な原因は?

楽天市場に出店しても失敗してしまうケースがあります。失敗する主な原因は以下の通りです。

  • 初期費用やランニングコストを甘く見積もっている
  • 出店ジャンルの競合が多く、適切な価格設定をしにくい
  • 中長期的な戦略を立てずに運営している

楽天市場に出店し、1年以内の撤退率は約30%といわれています。綿密な計画と予算を準備して出店するように心がけてください。

質問2.楽天市場に個人事業主が出店するメリット・デメリット?

楽天市場に個人事業主が出店するメリットとデメリットには、以下のようなものが挙げられます。

メリット

  • 楽天市場の集客力を活用できる
  • イベント期間は売上を伸ばしやすい
  • 広告を活用しやすい

デメリット

  • ランニングコストが必ず発生する
  • 売上が伸ばせなければ赤字になりやすい

メリットとデメリットを事前に理解して、楽天市場への出店を検討するようにしてください。

質問3.楽天市場とその他のモールとの違いとは?

楽天市場とその他のモールとの違いは以下の通りです。

  • 国内ECモールで約20%のシェアを占めている
  • 女性ユーザーが圧倒的に多い
  • 店舗数が少ない
  • セールイベントが多い
  • メルマガなどを通じてコミュニケーションを図れる

これらの特徴から、自身が出品したいジャンルのユーザー層や販促手法がフィットしているのかを検討して、楽天市場に出店するのかを判断するとよいでしょう。

まとめ

楽天市場における成功事例をご紹介しました。自社の取り扱い商品に応じた集客・販売戦略を検討し、改善を繰り返していくことによって売上を伸ばす可能性を高めることができます。

また、集客に成功している店舗の特徴についても解説しましたので、ぜひ自店運営の参考にしてみてください。

もしも、自社のみで適切な販売戦略を考えられないと不安に思う場合、楽天市場の店舗支援実績が豊富にある弊社ジャグーへご相談ください。⇒ジャグー株式会社