- Clients |
- 株式会社 太堀
- URL |
- https://o-hori.co.jp/
- Industry |
- 製造業・DtoC
- Category |
- BtoBサイト | コーポレートサイト

業務用惣菜の製造・販売を手がける株式会社太堀様のコーポレートサイトをリニューアルしました。
当初のご相談は、海外企業との取引拡大を見据えた英語ページの整備でした。しかし、既存サイトを調査した結果、英語化だけでは「海外企業に会社を理解してもらい、取引先として信頼してもらう」という目的を十分に達成できないと判断しました。
そこでPENGINでは、英語対応に加えて、企業の強みを伝えるコンテンツ、商品・製造イメージが伝わるビジュアル、スマートフォン対応、問い合わせ導線までサイト全体を再設計。長年培ってきた製造力や商品開発力を、国内外の取引先にわかりやすく伝えられるBtoBコーポレートサイトへ刷新しました。
クライアント・プロジェクト概要
- クライアント:株式会社太堀
- 業種:業務用惣菜の製造・販売
- 制作物:コーポレートサイト、英語サイト
- 主な目的:海外企業からの信頼獲得、企業理解の促進、問い合わせ導線の整備
- 主な支援:サイト戦略、情報設計、コンテンツ設計、デザイン、スマートフォン対応、英語対応、WordPress実装、問い合わせフォーム設計
- 公開サイト:株式会社太堀
ご相談の背景・課題
太堀様は、長年にわたり業務用惣菜の製造・販売を手がけ、全国の取引先へ幅広い商品を供給されています。海外での販路拡大も進めるなか、海外企業が太堀様について調べた際に会社情報を十分に確認できるよう、英語ページを整備したいというご相談をいただきました。
しかし、PENGINで既存サイトと競合サイトを調査したところ、課題は「英語ページがないこと」だけではありませんでした。
- 海外企業が取引先としての信頼性を判断するための情報が不足している
- 太堀様が持つ長年の実績や商品開発力、製造技術がサイト上で十分に伝わっていない
- ファーストビューから実際の事業内容や商品をイメージしにくい
- スマートフォンでの閲覧に十分対応できていない
- 問い合わせ導線が電話中心で、Webから相談しにくい
そのため、単純な英訳ページの追加ではなく、国内外の取引先に太堀様の魅力と信頼性が伝わるサイト全体のリニューアルをご提案しました。
プロジェクトの目標
本プロジェクトでは、「太堀様の魅力が伝わり、使いやすい・わかりやすいと感じられるサイトにすること」をゴールに設定しました。
特に海外企業に対しては、会社情報を英語で掲載するだけではなく、「どのような会社なのか」「どのような製造体制・品質管理を持つのか」「どのような商品開発ができるのか」を理解できる状態をつくることを重視しました。
PENGINの提案と設計
1. 「英語化」ではなく「信頼獲得」から逆算してサイト全体を設計
ご相談の起点は英語ページの制作でしたが、目的は英語ページそのものではなく、海外企業に太堀様を知ってもらい、安心して取引を検討してもらうことです。
そこでPENGINでは、Webサイト上で信頼を形成するために、わかりやすい情報設計・スマートフォン対応・企業の魅力を伝えるコンテンツ・英語対応を一体として設計しました。
2. サイト上で埋もれていた「会社の強み」をコンテンツ化
提案段階の調査では、太堀様にはサイト上で十分に伝えきれていない強みが多数ありました。
制作では、クライアントへのヒアリングとテキスト回収を通じて事実を整理し、「太堀のこだわり」として強みを可視化しました。
具体的には、以下のような情報をコンテンツとして整理しています。
- 長年培ってきた業務用惣菜の製造ノウハウ
- 1,400アイテムを超える豊富な商品ラインナップ
- 年間約30種類の新商品を開発する商品開発力
- 多品種少量にも対応する生産体制
- 全国の顧客と直接コミュニケーションできる営業体制
- HACCPに基づく製造管理や食品安全マネジメント規格への対応
- 原材料調達から製造・検査までの品質管理体制
単に会社概要を掲載するのではなく、「なぜ太堀様が取引先として選ばれるのか」につながる事実を整理して見せることを重視しました。
3. ファーストビューから事業内容が正しく伝わるビジュアルへ
既存サイトのファーストビューは、業務用惣菜メーカーというよりも、野菜を扱う企業のように見える可能性がありました。
そこで、商品や製造工程をイメージできる写真を活用し、訪問直後から「何をしている会社なのか」が伝わる方向へデザインを再設計しました。
企業の信念として大切にしている「心」や、つくり手の温度感を表現しながら、長い歴史を持つ企業としての伝統と、海外市場にも挑戦する先進性の両立を目指しています。
4. 商品だけでなく「ものづくりの背景」を伝える
BtoBの食品メーカーでは、商品一覧だけでは企業間の違いを伝えにくい場合があります。
そこで、商品開発・原料調達・製造・品質管理など、商品ができるまでの考え方や工程を紹介するコンテンツを設計しました。工場や製造現場の情報も活用しながら、太堀様だからこそ提供できる価値を国内外の企業に伝えられるサイトを目指しています。
5. 日本語と英語で同じ企業価値が伝わる情報設計
英語サイトについても、日本語ページを機械的に翻訳するのではなく、海外企業が確認したい企業情報・製造体制・品質管理・商品開発力がわかる構成を前提に整備しました。
「太堀のこだわり」では、日本語と英語の双方で、品質管理や商品開発、全国対応、多品種少量生産などの特徴を説明できる状態にしています。
6. 電話だけだった問い合わせ導線にWebフォームを追加
既存サイトでは問い合わせ手段が電話中心でした。
リニューアルでは問い合わせフォームを設置し、ユーザーがWebから相談できる導線を整備しました。問い合わせ種別を分けるなど、ユーザーの相談しやすさだけでなく、受け手側でも内容を管理しやすい設計を検討しています。
デザインで重視したこと
デザインでは、太堀様が企業として大切にしている「心」と、食品をつくる人の温度感を表現しました。
柔らかな曲線や写真表現を取り入れながら、長年の歴史を持つ企業としての安心感と、商品開発や海外展開に取り組む企業としての前向きさを両立させています。
見た目を刷新すること自体を目的とするのではなく、商品・製造・品質管理・企業姿勢といった情報を理解しやすくするためのデザインを意識しました。
ご支援内容
- 既存サイト・競合サイト調査
- サイト戦略設計
- 情報設計・サイトマップ設計
- クライアントヒアリング・コンテンツ整理
- 日本語コンテンツ設計
- 英語コンテンツ設計
- Webデザイン
- スマートフォン対応
- WordPress実装
- 問い合わせフォーム設計・実装
- 公開後の保守・運用
BtoBマーケティング事例としてのポイント
本事例では、クライアントからの「英語ページを作りたい」という要望をそのまま制作要件にするのではなく、なぜ英語ページが必要なのかという事業目的まで遡って課題を再定義したことがポイントです。
海外企業からの信頼獲得という目的から逆算すると、必要なのは翻訳だけではありません。企業の強みを言語化し、製造・品質管理・商品開発力をコンテンツ化し、スマートフォンでも見やすく、問い合わせまで進みやすいサイトにする必要があります。
PENGINでは、依頼された制作物をそのまま作るのではなく、事業目的・顧客・購買前の確認行動から必要なサイト要件を整理することを重視しています。
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