製造・加工のBtoB企業での制作事例から

PENGINは製造業の専門会社ではありません。BtoBマーケティングとWebサイト設計の知見を、製造・加工の企業のホームページ制作・リニューアルに生かしてきました。実績の件数ではなく、それぞれの企業の課題に対して何を設計したかを紹介します。

対応範囲の整理

株式会社東洋加工様(印刷・販促物の制作・加工):サービス内容・設備・対応範囲・FAQ・問い合わせ導線を整理し、発注担当者が「何を相談できる会社なのか」を判断しやすいサイトに設計しました。公開後、広告代理店からの具体的な相談や、ChatGPT・GeminiなどAI経由のお問い合わせが確認されています。

製品・加工内容の整理

株式会社大豊印刷様(印刷・加工・組立):何に印刷できるか、どの加工が可能か、納品までどう進むかを、印刷に詳しくない発注担当者にもわかる順番で整理しました。公開後も改善を続けています。

海外取引に向けた再設計

株式会社太堀様(業務用惣菜の製造・販売):英語ページの追加だけでは海外企業に会社を理解してもらえないと判断し、強み・商品・製造のイメージまでサイト全体を再設計しました。

営業資料としての活用

株式会社関口油脂様(使用済み食用油の買い取り・加工・販売):回収から再資源化までの流れを図解で整理し、社内で「営業資料としてもすごく使いやすい」との声をいただきました。

複数事業の入口整理

有限会社イシハラサクセス様(リサイクルウエス・古着):事業ごとの入口を分け、取引先への説明と採用広報の両方に使える構成にしました。5社の制作会社を比較したうえでご依頼いただいています。

製造業のWebサイトで起きやすいこと

製造・加工の企業では、技術や対応力があるのに、それがWebサイト上で伝わっていないことがよくあります。PENGINがこれまでの制作で向き合ってきた状況と、設計で対応したことは次のとおりです。

加工や対応の幅が広い

起きること:取引先が「どこまで任せられるのか」を判断できない
設計したこと:対応範囲が具体的にわかるサービスページ、設備一覧、FAQ(東洋加工様)

事業や工程が専門的

起きること:初めての取引先に、何をしている会社か伝わらない
設計したこと:回収から再資源化までの流れを、イラストと写真で示す(関口油脂様)

発注担当者が専門家ではない

起きること:「何を、どこまで頼めるか」がわからず相談しにくい
設計したこと:何に印刷できるか・どの加工が可能か・納品までの流れを、悩み→対応→工程→FAQの順で整理(大豊印刷様)

海外との取引を広げたい

起きること:英語ページがあっても、会社として信頼してもらえない
設計したこと:英語対応とあわせて、強み・商品・製造のイメージまでサイト全体を再設計(太堀様)

複数の事業や採用がある

起きること:取引先と求職者が、自分に関係する情報を見つけにくい
設計したこと:事業ごとの入口を分け、取引先への説明と採用広報に使える構成に(イシハラサクセス様)

PENGINが製造業のサイトで設計すること

Googleで見つかり、AIで比較候補に入り、Webサイトで商談につなげる。BtoBサイト制作の考え方を、製造業のサイトでは次の6つに落とし込みます。

01

製品・技術・加工内容を、発注者の言葉で整理する

社内では当たり前の用語や工程も、発注担当者にとっては初めて見る情報です。製品・技術・加工の内容を、発注者が理解できる言葉と順番に整理します。

02

「できる・できない」を判断できる情報をそろえる

対応できる素材・工程・ロット・設備など、比較検討で確認される情報を、どのページで見せるかを決めます。東洋加工様のサイトでは、対応範囲がわかるサービスページと設備一覧を設けました。

03

自社に近い用途や事例を見つけられるようにする

発注担当者は「自社と似たケースがあるか」を確認します。用途・業界・実績から、近い事例にたどり着ける構成を検討します。

04

相談内容を具体的にできる問い合わせ導線

仕様が固まっていない段階の相談も受け止められるよう、相談の種別を選べるフォームや、各ページからの導線を設計します(東洋加工様)。

05

検索とAI検索で正しく理解される情報構造

何を作れる会社なのか、どのような課題に対応できるのか、どの業界での実績があるのか。製品・技術・対応範囲・事例をサイト全体で一貫して伝え、検索エンジンにもAIにも人にも理解しやすい状態をつくります。AIでの表示や推薦を保証するものではありません。

06

取引先以外の閲覧者への入口

海外の取引先(太堀様)や求職者(イシハラサクセス様)など、取引先以外の閲覧者が、自分に関係する情報を確認できる入口を設けます。

製造・加工のBtoBサイト制作事例

株式会社東洋加工様(印刷・販促物の制作・加工)

課題:取引先が「どこまで任せられるのか」をイメージしにくかった

設計したこと:サービス内容・設備・対応範囲・FAQを整理し、発注担当者が「何を相談できる会社なのか」を判断しやすい構成に。相談内容に応じて種別を選べる問い合わせフォームと導線を設計

公開後:広告代理店からの具体的な相談や、ChatGPT・GeminiなどAI経由のお問い合わせが確認されている

東洋加工様の制作事例を見る

株式会社大豊印刷様(印刷・加工・組立)

課題:印刷機や設備を並べるだけでは「印刷から加工・組立まで一貫して任せられる」価値が伝わりにくく、印刷に詳しくない発注担当者にも相談しやすい印象をつくる必要があった

設計したこと:「何に印刷できるか」「どの加工が可能か」「納品までどう進むか」を、悩み・対応内容・強み・工程・FAQの順で整理。人の存在や親しみを感じられるトーンに

公開後:お問い合わせや受注のデータを手がかりに、エンタメ・IP関連企業向けのサービスページ、トップページの導線、広告用ページを企画し、改善を継続

大豊印刷様の制作事例を見る

株式会社太堀様(業務用惣菜の製造・販売)

課題:海外企業との取引拡大に向けた英語ページの整備をご相談いただいたが、英語化だけでは「海外企業に会社を理解し、取引先として信頼してもらう」目的を満たせないと判断

設計したこと:情報設計、強みを伝えるコンテンツ、商品・製造のイメージが伝わるビジュアル、スマートフォン対応、英語対応、問い合わせ導線まで、サイト全体を再設計

太堀様の制作事例を見る

株式会社関口油脂様(使用済み食用油の買い取り・加工・販売)

課題:自社で作った簡易的なサイトでは事業の説明や写真が限られ、回収したものがどう再資源化されるのかが伝わっていなかった

設計したこと:回収から加工、再資源化までの流れをイラストで示し、写真と組み合わせて、初めての取引先にも仕事の流れがわかる見せ方に

お客様の声:社内で「かなり情報が見やすくなった」「営業資料としてもすごく使いやすい」と好評。取引先の担当者からもリニューアルに気づいていただけた(インタビューより)

関口油脂様のインタビューを読む

有限会社イシハラサクセス様(リサイクルウエス・古着)

課題:事業内容を十分に伝えることに加え、採用に向けて会社を知ってもらう入口が必要だった

設計したこと:リサイクルウエス事業と古着事業の入口を分け、取引先への説明と採用広報の両方に使える構成に

お客様の声:5社の制作会社を比較したうえでご依頼。役員の方々から好評で、予算内での制作やスケジュール管理を評価いただいた(インタビューより)

イシハラサクセス様のインタビューを読む

参考:卸売業 / 部品流通の事例

大型車向け自動車部品の卸売を営む大黒自動車部品商会様の、初めてのホームページ制作も担当しました。入社した2名がいずれもサイトを見ていた、とのお話をいただいています。大黒自動車部品商会様のインタビューを読む

製造業のサイトで検討するページ

必要なページは、事業内容や取引先、サイトの目的によって異なります。制作の前に、次のようなページの要否を一緒に検討します。

  • 製品・サービス:何を作れるか、何を任せられるかを伝える。製品や加工メニューが複数ある場合に検討します。
  • 技術・加工:対応できる工程・素材・精度などを伝える。技術力が強みで、比較検討で確認される場合に検討します。
  • 設備:対応力の根拠を示す。設備の内容で取引先が判断する場合に検討します。
  • 用途・事例:自社に近いケースを見つけてもらう。業界や用途ごとに提案が変わる場合に検討します。
  • 会社情報・品質:取引先として信頼できるかを確認してもらう。新規の取引先が増えている場合に検討します。
  • よくある質問:相談前の不安を減らす。同じ質問への説明が多い場合に検討します。
  • 採用:求職者に仕事を知ってもらう。採用もサイトの目的に含む場合に検討します。
  • 英語ページ:海外の取引先に会社を理解してもらう。海外との取引を広げたい場合に検討します。
  • お問い合わせ:相談内容を具体的にしてもらう。仕様が固まる前の相談が多い場合に検討します。

ご支援する内容

製造業のWebサイト制作で対応可能な主な内容です。目的やサイトの状況に応じて、必要な範囲をご提案します。

  • 事業理解のヒアリング:製品・技術・取引先・営業の進め方・現在の課題をお伺いします
  • 調査:既存サイトのアクセス状況、検索されているキーワード、閲覧者の行動を分析します
  • 情報設計:製品・技術・設備・事例をどのページでどう見せるかを決め、サイトマップとワイヤーフレームを作成します
  • 原稿制作:ヒアリングや資料をもとに、製品・サービス・会社紹介・事例などの原稿制作を支援します
  • 撮影・クリエイティブ:目的に合わせて、撮影や図解などのクリエイティブをご提案します
  • デザイン・実装:情報の優先順位と問い合わせ導線を重視してデザインし、WordPressで構築します
  • 英語対応:海外の取引先向けの英語ページを制作した事例があります(太堀様)
  • 公開後の改善:SEO、AI検索最適化、CVR改善、広告運用などを別途ご相談いただけます

制作の流れ

制作の進め方は、BtoBサイト制作と同じ6つの工程です(キックオフ・事業理解 → 調査・設計 → ワイヤーフレーム → コンテンツ・デザイン → 実装・テスト → 公開・公開後の改善)。製造業のサイトでは、最初の段階で次のような点を確認します。

  • 製品・技術・加工メニューの範囲と、Webで伝えたい優先順位
  • 既存のカタログ・営業資料・写真の有無
  • 海外の取引先や求職者など、取引先以外の閲覧者の有無
  • 問い合わせで受けたい相談の内容

工程ごとの詳しい内容は、BtoBサイト制作のページでご覧いただけます。

向いている企業・別の方法が合うケース

向いている企業

  • 製品や技術の強みを、Webで整理して伝えたい
  • 紹介や既存の取引先以外からの、新しい相談を増やしたい
  • 営業の場面でも使える、説明しやすいサイトにしたい
  • BtoBの比較検討に耐える情報をそろえたい
  • 公開後も改善を続けたい

別の方法が合うかもしれないケース

EC販売が主な目的の場合

BtoBの問い合わせ獲得よりもEC設計が中心となる場合は、ECサイト制作もご検討ください。

カタログをそのままWeb化したいだけの場合

情報設計や営業導線を見直さないのであれば、全面的なサイト制作が必要かどうかを先に判断することをおすすめします。

数週間以内の公開を最優先する場合

対象ページを絞った制作や、段階的な公開もご検討ください。

最低価格を最優先する場合

オリジナル設計以外の制作方法も比較してみてください。たとえばテンプレート型Webサイト制作も選択肢になります。

料金の目安

製造業向けWebサイト制作の料金は、サイト規模や必要な機能・コンテンツによって異なります。料金の目安はBtoBサイト制作の料金をご確認ください。全サービスの料金は料金一覧でもご確認いただけます。

公開後のマーケティング支援

公開後は、検索やAI検索からの流入、問い合わせの状況を見ながら、改善を続けることができます。大豊印刷様では、公開後もお問い合わせや受注のデータをもとに、新しいページや広告用ページを企画しています。

よくある質問

Q.制作期間はどのくらいですか?

A.

企画・デザイン・開発・テストを含め、一般的には3か月程度が目安です。規模や機能、コンテンツ量などによって前後します。ご提案時にスケジュール感もお伝えします。

Q.費用はどのくらいですか?

A.

サイト規模や必要な機能・コンテンツによって異なります。料金の目安は、BtoBサイト制作のページでご確認いただけます。必要な範囲を整理したうえでお見積りします。

Q.製品や加工のメニューが多くても整理できますか?

A.

はい。製品・技術・設備・事例をどのページでどう見せるかを、情報設計の段階で決めます。東洋加工様では、対応範囲がわかるサービスページと設備一覧に整理しました。

Q.原稿の作成もお願いできますか?

A.

可能です。技術資料やカタログ、担当者へのヒアリングをもとに、専門的な内容を発注担当者にわかる言葉へ整理し、製品・サービスや会社紹介の原稿制作を支援します。

Q.工場や製品の写真撮影もお願いできますか?

A.

内容に応じて対応可能です。設備や製造の様子、製品など、取引先に伝えたい内容に合わせて撮影をご提案します。工程が複雑な場合は、図解で示す方法もあります(関口油脂様)。

Q.英語サイトも作れますか?

A.

海外の取引先向けに英語ページを制作した事例があります(太堀様)。英語化だけでなく、海外の取引先に会社を理解してもらうための情報設計からご提案します。

Q.SEOやAI検索への対策もできますか?

A.

はい。検索エンジンや生成AIが、会社・製品・対応範囲を理解しやすい情報設計を制作時から行います。公開後のSEOやAI検索最適化の支援もご相談いただけます。AIでの表示や推薦を保証するものではありません。

Q.公開後に社内で更新できますか?

A.

WordPressで構築し、製品や事例、お知らせなどを社内で追加しやすい形にします。更新作業やセキュリティ対策などの運用も、別途ご相談いただけます。

Q.既存サイトのリニューアルにも対応していますか?

A.

はい。既存サイトの情報や問い合わせの状況を確認し、残す情報と作り直す情報を整理したうえでご提案します。関口油脂様・イシハラサクセス様・太堀様は、いずれもリニューアルの事例です。

Q.要件が固まっていなくても相談できますか?

A.

はい。製品や取引先、現在の課題をお伺いしながら、サイトで何を伝えるべきかを一緒に整理します。

製品や技術の強みが、伝わるサイトに

製造・加工の企業の強みは、Webサイトで整理して伝えることで、新しい取引先にとっての判断材料になります。PENGINは、BtoBマーケティングとWebサイト設計の知見をもとに、発注担当者が理解・比較できるWebサイトを設計・制作します。どこから手をつけるべきか分からない段階でも、まずは現在の課題をお聞かせください。

業種を問わないBtoBサイト制作については、BtoBサイト制作のページをご覧ください。