【ニーズ別】Webマーケティングの費用相場|予算の立て方やメリット、デメリットも紹介します!

【ニーズ別】Webマーケティングの費用相場|予算の立て方やメリット、デメリットも紹介します!

この記事の監修者

粟飯原 匠 |CEO

ベンチャーやスタートアップにて新規事業のマーケティング・セールスを担当し年商5億円までのグロースを経験。PENGIN Inc.を創業し、現在は上場企業やレガシー産業のマーケティング戦略の立案〜実行支援までを担当。

Webマーケティングを依頼する際におけるマーケティング費用の相場がいまいち分からない人がいるのではないでしょうか。対面からWebでの集客が一般的になり、ユーザーからのコンバージョンを得るためにはWebマーケティングが必要となってきています。しかし、同時に費用対効果を考えて予算を調整しなければいけません。

ここでは、マーケティング費用の相場からどのように予算を考えなければいけないのか、外注におけるメリットとデメリットを紹介します。マーケティング費用について初めての人でもわかりやすい内容となっています。

Webマーケティングの外注費用は、助言を受けるだけか、記事やサイトを制作するか、公開後の運用まで依頼するかで変わります。月額支援費、初期制作費、広告媒体費、ツール利用料を分けて確認しましょう。この記事では、根拠のない一律の相場ではなく、企業が公表する料金例と、その料金で依頼できる範囲を紹介します。PENGINのBtoBマーケティング伴走支援は月額10万円〜(税抜)ですが、施策をすべて定額で依頼できるという意味ではありません。必要な支援と稼働量に応じて見積もりを確認します。

Webマーケティングの費用相場とは?

コンサルティングのみを依頼する

分析や方針づくりについて助言を受け、制作や運用は社内で行う形です。相談の回数だけでなく、事前分析、成果物、施策へのレビューがどこまで含まれるかを確認します。

公開料金の一例として、THE MOLTSのサイト改善サービスでは、アドバイザー支援を月額20万円〜と案内しています。これは同社のサイト改善に関する料金で、Webマーケティング全般の平均ではありません。税区分は参照ページで確認できず、金額は目安の下限、範囲に応じて個別見積もりとされています。

出典:THE MOLTSのサイト改善サービス(2026年10月15日確認)。

コンテンツ制作から依頼する

記事の本数だけでなく、調査・構成・執筆・編集・図解・入稿のどこまでを依頼するかで費用が変わります。取材や専門的な監修が必要な場合も、同じ単価では比較できません。

PENGINの公開料金では、AI記事制作5本が月額8万円〜、10本が月額15万円〜、記事制作8本と図解制作が月額44万円〜、記事制作12本が月額46万円〜です。いずれも税抜です。制作方法と含まれる作業が異なるため、金額を本数で割った値だけで判断せず、依頼内容をそろえて比較してください。

出典:PENGINの料金一覧(2026年10月15日確認)。

Webサイトの制作や解析まで依頼する

新しいサイトを作る初期費用と、既存サイトを継続的に分析・改善する月額費用は分けて考えます。制作費に、公開後の解析や改善がずっと含まれるとは限りません。

PENGINのコーポレートサイト制作では、10〜15ページで70万〜150万円が公開料金の目安です。一方、サイト分析・改善支援は月額10万円〜・25万円〜・40万円〜のプランを案内しています。いずれも税抜です。新規制作と、既存サイトへの分析・施策実行は別の依頼として範囲を確認します。

出典:PENGINの料金一覧(2026年10月15日確認)。

マーケティングの戦略設計から依頼する

戦略設計には、市場や顧客の調査、課題整理、目標設定、施策の優先順位づけなど、複数の工程があります。短期の方針整理と、調査・関係者へのヒアリングを含むプロジェクトでは、必要な工数が異なります。

PENGINの伴走支援では、ライトプラン月額10万円〜で課題整理・KPI設計・施策企画などを案内しています。ただし、あらゆる調査や戦略設計をこの金額で完結できるという意味ではありません。期間、調査範囲、納品物、実行支援の有無を分けて確認してください。

出典:PENGINのBtoBマーケティング伴走支援(2026年10月15日確認、表示料金は税抜)。

全体の運営ごと依頼する

外部の会社に運営を依頼する場合も、広告・SEO・コンテンツ・サイト改善のすべてが無制限に含まれるわけではありません。必要な施策と、社内で残す作業を決めてから費用を見積もります。

PENGINの伴走支援には、スタンダード月額25万円〜、プロジェクト伴走月額40万円〜のプランがあります。いずれも税抜です。課題に応じて施策を選んで組み合わせ、実際の支援内容・稼働量で料金が変わります。広告媒体費、外部ツール利用料、大規模なサイト制作・リニューアルなどは別途です。

出典:PENGINのBtoBマーケティング伴走支援(2026年10月15日確認)。

企業や商品のブランディングから依頼する

ブランドの調査・方針づくり、ネーミング、ロゴ、Webサイト、広告クリエイティブでは、成果物と必要な工程が異なります。どの作業を含むかが決まらないまま、金額だけを比較することはできません。

今回確認した公開情報だけでは、これらを一括した代表的な相場は示せません。調査の対象、必要な成果物、社内合意の進め方、制作後の展開範囲を整理して、個別に見積もりを確認してください。

BtoBマーケティング伴走支援の費用目安(PENGINの場合)

BtoB企業の場合、アクセスを増やす施策だけでなく、サービスの説明や比較情報、問い合わせまでの導線を整える作業も検討します。PENGINの伴走支援では、課題と社内体制に応じて必要な施策を選びます。

プラン月額料金の目安(税抜)公開ページで案内している支援の例
ライトプラン10万円〜課題整理、KPI設計、施策企画、定例ミーティングと改善提案
スタンダードプラン25万円〜マーケティング戦略、SEO・LLMO、Web広告、サイト・CVR改善、コンテンツ企画から必要な施策を組み合わせる
プロジェクト伴走プラン40万円〜戦略・サイト改善・SEO・LLMO・Web広告・コンテンツ・ホワイトペーパー・MA/CRM活用などから必要な支援を設計

最低契約期間は3か月です。表の支援例がすべて定額で含まれるわけではなく、実際の料金は支援内容・稼働量により異なります。広告媒体費、外部ツール利用料、大規模な制作費などは別途確認が必要です。

公開している決済システムの支援事例では、CVR改善から始め、SEO・LPO・広告・LP制作へ支援を広げています。これは進め方の一例であり、特定の料金プランによる成果や、同じ結果を保証するものではありません。

具体的な依頼範囲は、BtoBマーケティング伴走支援と料金一覧をご確認ください。

Webマーケティングの予算を立てる2つの方法

Webマーケティングの予算を立てる2つの方法は以下の通りです。

  1. 目指す目標から逆算する
  2. 他の予算を割り当てる

Webマーケティングを外注する際には費用がとてもかかるため、費用対効果や今後の成長や成果を考える必要があります。Webマーケティングの予算をどれくらいかけるべきなのか、提案する際の予算の立て方は何かについてみていきましょう。

1.目指す目標から逆算する

予算を考える際に、目指す目標がどれくらいの成果や利益が得られるのかを考えた上で逆算します。例えば、LPのコンバージョン数が20で商品が5000円の場合は10万が目標であり予算です。この計算は大雑把であるため、実際の目標を大きく掲げすぎてはいけません。

実際のWebマーケティングではすぐに効果が出ることは多くなく、PDCAを回しながら分析、改善していく中で目標につながっていきます。そのため、段階的な目標が決められると最適です。

2.他の予算を割り当てる

Webマーケティングを行った際の目標が明確に決まっていない場合は、Web以外のマーケティングの予算を含めた全体の予算から、何割の予算を割り当てるか考えてみましょう。割り当てた予算からWebマーケティングを始めてみると次第に目標が決まってくるため、それに合わせたWebマーケティングの施策について判断できます。

ここで注意しておきたいこととして、自分の目標値を低く設定しすぎないためにWebマーケティングにおける質の高い企業を見定めて、納得のいくパートナーを見つけることです。Webマーケティングの目標を高めるためにも、マーケティングを始めた成果が出せる企業選びをしましょう。

Webマーケティングを外注する4つのメリット

Webマーケティングを外注する4つのメリットは以下の通りです。

  • 人材確保や運用体制を整える必要がない
  • コア業務に人材や時間を割ける
  • プロからの客観的な意見を得られる
  • 精度の高いマーケティングを期待できる

自社にリソースがない場合は外注に頼らなければいけませんが、外注することによるメリットがあります。そのメリットについて詳しくみていきます。

1.人材確保や運用体制を整える必要がない

企業内に人的リソースがない場合に外注を利用することで、人材確保や運用体制を整える必要が無くなります。企業内にWebマーケティングの専門知識を持った人材がいない場合は、外注までに時間がかかるものの、人材確保するより早くマーケティングを実施することが可能です。

また、限られた時間で運用体制を整えて不十分なWebマーケティングを実行しても、効果が得られない場合があります。Webマーケティングを外注することで短時間の準備で効果的なWebマーケティングを実施することが可能です。

2.コア業務に人材や時間を割ける

Webマーケティング業務を企業内の人的リソースから割く必要がないため、Webマーケティング以外のコア業務に人材や時間を割くことが可能です。仮に、Webマーケティング知識のある社員がいても、2つの業務を掛け持つことで仕事量が大幅に増えて負担が大きくなる可能性があります。

そのため、Webマーケティングを考えた際に生まれる人材や時間といったリソースにおける課題を減らすことが可能です。

3.プロからの客観的な意見を得られる

Webマーケティングのプロは施策や戦略設計についての知識が豊富なため、客観的な意見を得られます。Webマーケティングの経験や知識がないまま施策を実行すると、効果のない施策や戦略設計の可能性もあり、成果が得られない可能性があります。

マーケティングのプロに依頼する際は、自分の企業と近い業種に特化していたり得意としていたりする企業を選ぶことがポイントです。また、今後Webマーケティングを自社内で行う場合でも、プロによる客観的な意見から人材育成することも可能です。

4.精度の高いマーケティングを期待できる

Webマーケティングの企業は様々な企業のマーケティング経験や知識を兼ね備えているため、Webマーケティングのプロであり、精度の高いマーケティングが期待できます。自社ではできなかった戦略設計や施策など、マーケティングの経験と知識のあるプロが最適な方法を選んで施策を実行します。

そのため、精度の高さを求める場合には、プロのWebマーケティングを手掛ける企業に依頼することがおすすめです。

Webマーケティングを外注する3つのデメリット

Webマーケティングを外注する3つのデメリットは以下の通りです。

  • 継続的にコストが割かれる
  • コミュニケーションをとるのに時間がかかる
  • ノウハウが社内に残りにくい

外注先が依頼先のWebマーケティングをしているわけではないため時間がかかったり、外注における予算を毎月考えたりする必要があります。外注する際のメリットだけでなくデメリットもしっかり抑えていきましょう。

1.継続的にコストが割かれる

費用相場について紹介したように、Webマーケティングを外注することで継続的にコストが割かれます。依頼内容によってコストは異なりますが、費用対効果をしっかり考慮した上で予算を考えていきましょう。

その際に、プロのマーケティング企業に依頼する際に発生するコストと削減できるコスト、目標とする金額を想定してみると予算が組み立てやすくなります。

2.コミュニケーションをとるのに時間がかかる

Webマーケティングを実施する際は、外注先とWebマーケティングの施策内容について話し合う必要があり、コミュニケーションをとるのに時間がかかる可能性があります。例えば、企業内の目標変更に応じて予算と施策の変更を外注先に伝えたり、外注先が状況に応じて施策を変更したりする際に企業と話し合って確認しなければいけません。

企業と外注先がお互いの状況や施策についてコミュニケーションをとるためには、オンラインや訪問などの場所やミーティングの時間設定などを決めることが必要です。そのため、コミュニケーションをとるのに時間がかかるのです。

3.ノウハウが社内に残りにくい

Webマーケティングを外注すると、外注先でマーケティング過程の記録は残るものの、ノウハウが社内に残りにくいことが挙げられます。自社内でWebマーケティングの施策を実施すると、過去の記録としてノウハウが残り、過去の実績から改善策を立てることができますが、外注するとノウハウを知ることが難しくなります。

コストが更にかかる可能性はありますが、外注先にレポートの発行や社員へWebマーケティングの研修を行ってもらうなど、社内にノウハウを残せるように考えることも重要です。

見積もり・契約前に確認したい項目

月額料金が同じでも、依頼できる作業や社内で必要な対応が違えば、実質的な負担は変わります。契約前に、次の項目を同じ条件で確認しましょう。

  • 対象と成果物:どのサイトや施策を対象に、どの資料・記事・改善案などを受け取れるか。
  • 実装の担当:分析・提案だけか、原稿・デザイン・実装・公開まで依頼するか。
  • 契約期間と終了条件:最低契約期間、自動更新の有無、解約手続き、途中変更の条件。
  • 別途費用:広告媒体費、ツール利用料、撮影・執筆、追加制作などが月額料金に含まれるか。
  • 共有と判断の方法:定例やレポートの頻度、扱う指標、施策を実行するまでの承認方法。
  • 成果物とアカウント:記事・デザインの利用条件、広告や解析アカウントの管理・引き継ぎ方法。
  • 依頼側の対応:事業情報の共有、素材の準備、原稿確認、権限付与などにどの程度関わるか。

不明な項目は、契約後の説明に任せず見積もりの段階で確認します。「問い合わせ」の件数に資料ダウンロードを含めるかなど、成果指標の定義もそろえておくことが重要です。

Webマーケティングの費用相場でよくある6つの質問

Webマーケティングの費用相場でよくある3つの質問に以下のものが挙げられます。

  • Webマーケティングの外注先を選ぶ際のポイントはありますか?
  • マーケティング費用に差が出る理由は何ですか?
  • 企業のWebマーケティング費用は増加していますか?

Webマーケティングを外注する際は、特に費用面での予算を大きく割く必要があるため、しっかりと費用対効果や成果を考えるために、以上の質問がよくあります。以下に回答の内容について詳しくみていきましょう。

質問1.Webマーケティングの外注先を選ぶ際のポイントはありますか?

Webマーケティングの外注先を選ぶ際に押さえておきたいポイントは以下の4つです。

  • 費用や業務内容が明確である
  • 予算とコストが見合っている
  • 自社に興味を持ってくれている
  • 精度の高いコンテンツ制作体制が整っている

外注先の業務内容と費用が明確であることで、自社からの提案もしやすくなり予算と照らし合わせやすくなります。また、自社のサービスや商品の内容に興味を持ってくれている外注先であれば、Webマーケティングに最適な戦略を立ててもらいやすくなります。

もしコンテンツ制作を依頼する場合は、月にどれくらいの本数が可能で、コンテンツ制作におけるレイアウトやデザインに加えてSEO対策が可能かなどを確認しておきましょう。なお、BtoBマーケティング支援会社の比較・選び方は、次のページで紹介しています。

参考:BtoBマーケティング支援会社の比較・選び方

質問2.マーケティング費用に差が出る理由は何ですか?

マーケティング費用に差が出る理由は、依頼した業務内容の違いです。例えば、コンサルティングのみであれば単発で依頼できて費用も内容に応じて低い設定になっていますが、コンテンツ制作やアクセス解析、ブランディングなども加えると費用は高くなります。

また、料金体系や業務システムは企業によって異なるため、外注先を決める前に複数の企業から見積もりを受けることがおすすめです。注意点として、安い費用で請け負う企業を選ぶことでマーケティングの質が落ちる可能性もありますが、高い費用で請け負う企業が良いとも限らないので、しっかりと見極めることが重要です。

質問3.企業のWebマーケティング費用は増加していますか?

電通が2026年3月に公表した「2025年 日本の広告費」では、2025年のインターネット広告費は4兆459億円、前年比110.8%でした。ただし、これは国内の広告市場の推定値であり、個々の企業のマーケティング外注費や、コンサルティングの費用相場を示すものではありません。自社の予算は、目標と依頼範囲から検討してください。

出典:電通「2025年 日本の広告費」(2026年10月15日確認)。

質問4.広告費は、マーケティングの外注費用に含まれますか?

広告媒体に支払う費用と、運用や制作を担当する会社への支援費は分けて確認します。PENGINのマーケティング伴走支援では、広告媒体費は別途です。ツール利用料や大規模な制作費も含め、見積もりの範囲を確認してください。

質問5.最低契約期間はどのくらいですか?

会社・サービス・契約形態によって異なります。PENGINのBtoBマーケティング伴走支援は、最低契約期間3か月です。初期調査にかかる期間と、施策実行・効果確認の期間を分けて考え、更新・終了の条件も契約前に確認してください。

質問6.月10万円程度の予算でも依頼できますか?

PENGINには月額10万円〜(税抜)のライトプランがあり、課題整理、KPI設計、施策企画、定例ミーティングと改善提案などを案内しています。制作や運用をすべて任せられるプランではないため、予算の中で何を優先するかと、社内で対応する作業を確認します。

まとめ

マーケティング費用における費用相場と業務内容について紹介しました。Webマーケティングの市場価値が高まっていることから、競合企業に勝つためにはWebマーケティングの戦略設計や施策が欠かせません。

自社にWebマーケティングの知識や経験のある人的リソースがあると運用体制を立てて実行できますが、ほとんどの場合は人材や時間のリソースがないということがよくあります。Webマーケティングを外注することによるメリットとデメリットをしっかりと押さえて、自社に見合った外注先を見つけてマーケティングを実施しましょう。