検索流入は増えているにもかかわらず、問い合わせや資料請求につながらない原因の多くは、CTAの設計不足にあります。CV数は「訪問数×CVR」で決まるため、SEO施策と並行してCTAを最適化することが、効率よく成果を出すための重要なポイントです。
本記事では、SEOメディアにおけるCVR改善の基本から、実際に効果が出やすいCTAの設置場所・見せ方10選までを具体的に解説します。リード文やH2直下、追従型CTA、ポップアップなど、記事構造を活かしたCTA改善手法を体系的に理解できる内容です。
「CVRを改善したいが、どのCTAが正解かわからない」「今のSEOメディアを収益につなげたい」とお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
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SEOメディアにおけるCVRとCTAの基本知識
まずは、SEOメディアにおけるCVRとCTAの基本知識について解説します。
CVRとは
CVR(コンバージョン率)とは、Webサイトを訪問したユーザーのうち、どれくらいの割合が成果(コンバージョン)に至ったかを示す指標です。
SEOメディアにおけるコンバージョンは、主に「お問い合わせ」「資料請求」「ホワイトペーパーのダウンロード」などが該当します。
CV数は「訪問数×CVR」で決まる数値
CV数は、以下の式で表されます。
CV数 = サイト訪問数 × CVR
この式から分かる通り、CV数を増やすためには「訪問数を増やす」か「CVRを高める」かのどちらか、もしくは両方に取り組む必要があります。
CTA改善が優先される理由
SEOや広告による流入増加は、中長期的な施策であり、時間やコストがかかりがちです。一方でCVR改善、特にCTAの改善は、比較的短期間で成果が出やすい施策です。
すでに一定のアクセスがあるメディアであれば、CTAを最適化するだけでCV数が大きく改善するケースも少なくありません。
CTAの役割とCTRの重要性
CTAはユーザーに次の行動を促すための導線です。CTAがクリックされ、フォームへ遷移する割合はCTRと呼ばれ、CVR改善において極めて重要な指標となります。
CTAがなければ、ユーザーは行動を起こすきっかけを失い、CVは生まれにくくなります。
CVRを高めるCTA設計の考え方
CVRを高めるCTA設計の考え方を紹介します。
ユーザー行動から見るCV発生の流れ
SEOメディアにおけるCV発生の流れは、以下のようになります。
- 記事を閲覧
- CTAをクリック
- フォームに遷移
- フォームを完了
- コンバージョン発生
このなかで、CTAは記事閲覧とフォーム遷移をつなぐ重要な役割を担っています。
CTAがないとコンバージョンが生まれない理由
良質な記事を書いても、CTAが設置されていなければ、ユーザーは次の行動に進めません。「興味はあるが、何をすればいいか分からない」状態のまま離脱してしまうためです。
CTAは、ユーザーの関心を行動に変換するための装置と言えます。
CTA改善とフォーム完了率の関係
CVR改善は、CTAのCTR向上だけでなく、フォーム完了率の改善も重要です。
ただし、まず取り組むべきはCTA改善です。CTAで十分なクリックが得られなければ、フォーム改善の効果も限定的になります。
SEOメディアで効果が出やすいCTA設置個所10選
SEOメディアで効果が出やすいCTA設置個所を10点紹介します。
1. リード文に設置するCTA
記事冒頭のリード文は、最も読まれやすいポイントです。バナー型・テキスト型いずれでもよいため、リード文内に必ずCTAを設置しましょう。
2. H2直下・H2末尾に設置するCTA
ユーザーは必ずしも記事を最初から最後まで読むとは限りません。目次から特定のH2だけを読むケースも多いため、H2直下やH2末尾へのCTA設置は非常に効果的です。
3. サイドバー追従型CTA
サイドバーに追従するCTAは、スクロール中も常に視界に入り続けます。記事内容に左右されにくく、安定したCTRが期待できます。
4. ページ下部追従型CTA
ページ下部に追従するCTAは、読了間際や離脱直前のユーザーにアプローチできます。特に情報収集目的のユーザーに有効です。
5. ポップアップ型CTA
ポップアップCTAは、邪魔に感じられがちですが、数値には表れやすい施策です。スクロール率◯%到達時や離脱検知時など、条件付き表示にすることで効果を高められます。
6. 記事上部固定CTA
記事の上部にCTA枠を固定表示する手法です。本文より先にCTAが目に入るため、顕在層向けの記事で特に効果を発揮します。
7. フォーム向き出しCTA
記事冒頭にフォームをそのまま表示するCTAです。コンバージョン意欲の高いユーザーが多い記事では、最も高いCVRを出せる施策と言えます。
8. テーブル型CTA
比較記事や企画記事では、冒頭にCTA付きのテーブルを設置する手法が有効です。複数選択肢を提示しながら、自然にCVへ誘導できます。
9. 記事内容別に出し分けるCTA
記事テーマに応じてCTAを出し分けることも重要です。
- サービス紹介記事 → お問い合わせCTA
- ノウハウ記事 → ホワイトペーパーCTA
上記のように最適化します。
10. スライド型CTA(資料チラ見せ型)
資料の中身をスライド形式で一部公開し、興味を高めてからフォームへ誘導するCTAです。現在は検証段階ですが、CVR向上が期待される新しい手法です。
CTA別に見る活用シーンと注意点
SEOメディアにCTAを設置する際の注意点を解説します。
注意点1. 記事冒頭に設置するCTAの向き・不向き
記事冒頭のCTAは、顕在層向け記事と相性が良い一方、潜在層向け記事では押し付け感が出る場合があります。記事の目的に応じた使い分けが重要です。
注意点2. 読了前CVを狙うCTAと読了後CVを狙うCTA
読了前CVを狙う場合は、追従CTAやポップアップCTAが有効です。一方、読了後CVを狙う場合は、記事末尾やページ下部CTAが適しています。
注意点3. ポップアップCTAで成果を出すための条件設定
無条件で表示されるポップアップは、ユーザー体験を損なう可能性があります。スクロール率や滞在時間など、表示条件を工夫することが成果につながります。
CTA改善でCVRを最大化するためのポイント
自社メディアのCTA改善を通じてCVRを最大化するためのポイントを紹介します。
①複数CTAを組み合わせて検証する重要性
CTAは1種類に限定せず、複数設置してABテストを行うことが重要です。ユーザー行動は記事ごとに異なるため、検証を前提に改善を重ねましょう。
②記事テーマとCVポイントの一致が重要
記事内容とCTA内容が一致していないと、CTRは大きく低下します。「この記事を読んだ直後に、ユーザーが何を求めているか」を常に意識することが重要です。
③CTA改善は短期間で効果が出やすい施策
CTA改善は、実装から数日〜数週間で数値に変化が表れます。CVR改善施策の中でも、優先度の高い取り組みと言えます。
まとめ|SEOメディアのCVR改善はCTA設計が鍵
CVは「訪問数×CVR」で決まります。CTAによってCTRを高めることは、CVR改善の最短ルートです。
まずは、以下の3点から見直すことをおすすめします。
- リード文
- H2直下
- 追従CTA
SEOメディアのCVR改善において、CTA設計は最も即効性のある施策です。CTA設計の見直しやCVR改善を検討している方は、実績豊富なPENGINにご相談ください。