この記事の監修者

粟飯原 匠 |CEO

ベンチャーやスタートアップにて新規事業のマーケティング・セールスを担当し年商5億円までのグロースを経験。PENGIN Inc.を創業し、現在は上場企業やレガシー産業のマーケティング戦略の立案〜実行支援までを担当。

検索流入は増えているにもかかわらず、問い合わせや資料請求につながらない原因の多くは、CTAの設計不足にあります。CV数は「訪問数×CVR」で決まるため、SEO施策と並行してCTAを最適化することが、効率よく成果を出すための重要なポイントです。

本記事では、SEOメディアにおけるCVR改善の基本から、実際に効果が出やすいCTAの設置場所・見せ方10選までを具体的に解説します。リード文やH2直下、追従型CTA、ポップアップなど、記事構造を活かしたCTA改善手法を体系的に理解できる内容です。

「CVRを改善したいが、どのCTAが正解かわからない」「今のSEOメディアを収益につなげたい」とお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

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SEOメディアにおけるCVRとCTAの基本知識

まずは、SEOメディアにおけるCVRとCTAの基本知識について解説します。

CVRとは

CVR(コンバージョン率)とは、Webサイトを訪問したユーザーのうち、どれくらいの割合が成果(コンバージョン)に至ったかを示す指標です。

SEOメディアにおけるコンバージョンは、主に「お問い合わせ」「資料請求」「ホワイトペーパーのダウンロード」などが該当します。

CV数は「訪問数×CVR」で決まる数値

CV数は、以下の式で表されます。

CV数 = サイト訪問数 × CVR

この式から分かる通り、CV数を増やすためには「訪問数を増やす」「CVRを高める」かのどちらか、もしくは両方に取り組む必要があります。

CTA改善が優先される理由

SEOや広告による流入増加は、中長期的な施策であり、時間やコストがかかりがちです。一方でCVR改善、特にCTAの改善は、比較的短期間で成果が出やすい施策です。

すでに一定のアクセスがあるメディアであれば、CTAを最適化するだけでCV数が大きく改善するケースも少なくありません。

CTAの役割とCTRの重要性

CTAはユーザーに次の行動を促すための導線です。CTAがクリックされ、フォームへ遷移する割合はCTRと呼ばれ、CVR改善において極めて重要な指標となります。

CTAがなければ、ユーザーは行動を起こすきっかけを失い、CVは生まれにくくなります。

CVRを高めるCTA設計の考え方

CVRを高めるCTA設計の考え方を紹介します。

ユーザー行動から見るCV発生の流れ

SEOメディアにおけるCV発生の流れは、以下のようになります。

  1. 記事を閲覧
  2. CTAをクリック
  3. フォームに遷移
  4. フォームを完了
  5. コンバージョン発生

このなかで、CTAは記事閲覧フォーム遷移をつなぐ重要な役割を担っています。

CTAがないとコンバージョンが生まれない理由

良質な記事を書いても、CTAが設置されていなければ、ユーザーは次の行動に進めません。「興味はあるが、何をすればいいか分からない」状態のまま離脱してしまうためです。

CTAは、ユーザーの関心を行動に変換するための装置と言えます。

CTA改善とフォーム完了率の関係

CVR改善は、CTAのCTR向上だけでなく、フォーム完了率の改善も重要です。

ただし、まず取り組むべきはCTA改善です。CTAで十分なクリックが得られなければ、フォーム改善の効果も限定的になります。

SEOメディアで効果が出やすいCTA設置個所10選

SEOメディアで効果が出やすいCTA設置個所を10点紹介します。

1. リード文に設置するCTA

記事冒頭のリード文は、最も読まれやすいポイントです。バナー型・テキスト型いずれでもよいため、リード文内に必ずCTAを設置しましょう。

2. H2直下・H2末尾に設置するCTA

ユーザーは必ずしも記事を最初から最後まで読むとは限りません。目次から特定のH2だけを読むケースも多いため、H2直下やH2末尾へのCTA設置は非常に効果的です。

3. サイドバー追従型CTA

サイドバーに追従するCTAは、スクロール中も常に視界に入り続けます。記事内容に左右されにくく、安定したCTRが期待できます。

4. ページ下部追従型CTA

ページ下部に追従するCTAは、読了間際や離脱直前のユーザーにアプローチできます。特に情報収集目的のユーザーに有効です。

5. ポップアップ型CTA

ポップアップCTAは、邪魔に感じられがちですが、数値には表れやすい施策です。スクロール率◯%到達時や離脱検知時など、条件付き表示にすることで効果を高められます。

6. 記事上部固定CTA

記事の上部にCTA枠を固定表示する手法です。本文より先にCTAが目に入るため、顕在層向けの記事で特に効果を発揮します。

7. フォーム向き出しCTA

記事冒頭にフォームをそのまま表示するCTAです。コンバージョン意欲の高いユーザーが多い記事では、最も高いCVRを出せる施策と言えます。

8. テーブル型CTA

比較記事や企画記事では、冒頭にCTA付きのテーブルを設置する手法が有効です。複数選択肢を提示しながら、自然にCVへ誘導できます。

9. 記事内容別に出し分けるCTA

記事テーマに応じてCTAを出し分けることも重要です。

  • サービス紹介記事 → お問い合わせCTA
  • ノウハウ記事 → ホワイトペーパーCTA

上記のように最適化します。

10. スライド型CTA(資料チラ見せ型)

資料の中身をスライド形式で一部公開し、興味を高めてからフォームへ誘導するCTAです。現在は検証段階ですが、CVR向上が期待される新しい手法です。

CTA別に見る活用シーンと注意点

SEOメディアにCTAを設置する際の注意点を解説します。

注意点1. 記事冒頭に設置するCTAの向き・不向き

記事冒頭のCTAは、顕在層向け記事と相性が良い一方、潜在層向け記事では押し付け感が出る場合があります。記事の目的に応じた使い分けが重要です。

注意点2. 読了前CVを狙うCTAと読了後CVを狙うCTA

読了前CVを狙う場合は、追従CTAやポップアップCTAが有効です。一方、読了後CVを狙う場合は、記事末尾やページ下部CTAが適しています。

注意点3. ポップアップCTAで成果を出すための条件設定

無条件で表示されるポップアップは、ユーザー体験を損なう可能性があります。スクロール率や滞在時間など、表示条件を工夫することが成果につながります。

CTA改善でCVRを最大化するためのポイント

自社メディアのCTA改善を通じてCVRを最大化するためのポイントを紹介します。

①複数CTAを組み合わせて検証する重要性

CTAは1種類に限定せず、複数設置してABテストを行うことが重要です。ユーザー行動は記事ごとに異なるため、検証を前提に改善を重ねましょう。

②記事テーマとCVポイントの一致が重要

記事内容とCTA内容が一致していないと、CTRは大きく低下します。「この記事を読んだ直後に、ユーザーが何を求めているか」を常に意識することが重要です。

③CTA改善は短期間で効果が出やすい施策

CTA改善は、実装から数日〜数週間で数値に変化が表れます。CVR改善施策の中でも、優先度の高い取り組みと言えます。

まとめ|SEOメディアのCVR改善はCTA設計が鍵

CVは「訪問数×CVR」で決まります。CTAによってCTRを高めることは、CVR改善の最短ルートです。

まずは、以下の3点から見直すことをおすすめします。

  • リード文
  • H2直下
  • 追従CTA

SEOメディアのCVR改善において、CTA設計は最も即効性のある施策です。CTA設計の見直しやCVR改善を検討している方は、実績豊富なPENGINにご相談ください。

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