【最新版】GA4レポート作成方法とCVRを改善するためのポイント
Webマーケティングに投資しているものの、「正しい計測ができているのか分からない」「CVRの改善余地を知りたい」と悩む企業は少なくありません。特にGA4は、設定やレポートの理解が不十分なまま利用されているケースも多く、データが正しく取れていないことで改善施策の判断を誤るリスクもあります。
本記事では、GA4を使ってCVRを正しく計測するための基本設定から、効果的なレポート作成方法までをわかりやすく解説します。マーケティング施策を加速させたい方は、ぜひ参考にしてください。
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CVRの基礎知識
Webマーケティングを行う上で、CVRの設定や活用は非常に重要な意味を持ちます。ここでは、CVRの基礎知識を紹介します。
CVRの意味と計算方法
CVR(コンバージョンレート)は、Webサイトの目的となる成果達成率を示す指標です。問い合わせ・資料請求・ホワイトペーパーのDLなど、サイトごとに定義された成果がどれだけ達成されたかを測定するために活用されます。
計算式はCV数 ÷ サイト訪問数 × 100で求められます。例えば月間2.5万PVに対しCVが250件なら、CVRは1%となります。
CVR改善が重要な理由
サイトの成果を増やすには、流入数を増やすかCVRを高めるかの二択ですが、SEOや広告で流入を増やすにはコストや時間が必要になります。一方、CVRは短期的かつ低コストで改善できるケースが多いため、効率的に成果を伸ばすうえで非常に重要な指標なのです。
GA4の基本構造とよく使うレポート
次に、GA4の基本構造とよく使うレポートについて紹介します。
アクセス解析の基本画面
GA4では、ユーザーの属性や流入経路、ページごとの閲覧傾向を確認できます。ユーザー属性では訪問者の特性を理解でき、集客レポートではオーガニック検索・SNS・リファラルなど、どこから流入しているかを把握できます。
よく使用されるのがエンゲージメントレポートです。エンゲージメントレポートからランディングページや各ページの閲覧状況を確認することで、サイト内の改善点が見えやすくなります。
コンバージョン計測に欠かせないポイント
GA4で正確にCVRを把握するには、コンバージョン設定が必須です。問い合わせ完了ページや資料請求完了ページなど、成果が確実に発生したと判断できるページをコンバージョンに登録しましょう。
サイトにサンクスページがない場合は、GTMで送信ボタンのクリックを条件に設定することもできますが、精度を高めるにはサンクスページを設ける方が推奨されます。
GA4でのコンバージョン設定方法
GA4のコンバージョン設定方法を解説します。GA4を活用したい方は、こちらの内容を参考にしてください。
イベント作成の方法
まず、管理画面のイベント作成からCV計測用のイベントを設定します。イベント名は英語で記載し、サードパーティーツールとの連携をスムーズにしておくことが重要です。
次に、完了ページのURLをページロケーションとして指定し、そのページが表示されたタイミングでイベントが発火するように設定します。
最後に「キーイベントとしてマーク」を有効にすることで、GA4のレポート上でコンバージョン指標として扱えるようになります。
サンクスページを設置するメリット
サンクスページを用意しておくことで、正確な計測ができるだけでなく、相談日程のカレンダーや追加導線を設置できるため、リード獲得後の行動も最適化できます。コンバージョン改善だけでなく、商談創出数の向上にもつながる重要な仕組みです。
自動レポートでCVR改善を加速させる
GA4のデータを日次・週次・月次で自動更新したい場合、外部ツールを使ったレポート生成が有効です。
たとえばAwesome tableというツールを活用すると、コンバージョン数やページごとの指標を自動でスプレッドシートに出力できます。ツールの活用は改善施策の判断にも有効です。
日々の数値推移が可視化されると、流入の変化やCVR低下の兆候にすぐ気付けます。改善タイミングを逃さないためにも、データを見える化しておくことは非常に重要です。
GA4を活用したマーケティング施策の実施はPENGINにお任せください!
GA4を正しく使いこなすことで、CVRは確実に改善できます。
そのためには、まずはコンバージョン定義を明確にし、正確な計測環境を整えることが第一歩となります。そして自動レポートを活用して日々の数値をモニタリングすれば、改善の精度は大きく高まります。
株式会社PENGINでは、単なるコンサルティングではなく、手を動かしながら伴走し、レポート設計から改善施策の実行まで一貫支援を行っています。
「GA4を正しく設定したい」「CVR改善の具体策を一緒に進めたい」と考えている方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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