SEOメディアのCVRを劇的に上げる12の秘策
本動画では、株式会社PENGINのCEO・粟飯原が、オウンドメディアのCVR(コンバージョン率)を劇的に上げる12の施策を体系的に解説しています。
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SEOメディアにおけるCVRとは
CVR(コンバージョン率)とは、購入や問い合わせなど、サイトが設定している目標を達成した割合を指します。SEOメディアでは「問い合わせ」「サービスや会社概要資料のダウンロード」「お役立ち資料の資料ダウンロード」の3つがCVRに設定されることが多いです。
CVRは以下の計算方法で割り出せます。
計算式:CVR = コンバージョン数 ÷ サイト訪問数 × 100%
例:1,000人の訪問に対して10件のコンバージョン → CVR = 1%
SEOでは検索流入を増やすことが目的と思われがちですが、成果(リード獲得)につなげるにはCVR改善が不可欠です。特にオウンドメディアでは、アクセスがあってもCVしなければ費用対効果は低いため、CVRを上げる施策の実装が重要になります。
SEOメディアでCVRを高める12の施策
SEOメディアのCVR改善施策は、以下の3ステップで実施しましょう。
- CTAの設置とEFO改善
- CTAの最適化
- 改善の継続
次に、各ステップで実施すべき12の施策を紹介します。
ステップ1. CTAの設置とEFO改善
SEOメディアにおけるCVR改善は、CTAの設置・EFO改善から着手しましょう。この段階で実施すべき施策の概要とポイントについて紹介します。
①目次下に共通バナーCTAを設置する
記事の「目次」は、多くの読者がページ内の構成を確認するために注目する箇所です。
その直下にCTA(資料請求や問い合わせバナーなど)を設置することで、自然な導線でクリックを促せます。
遷移先はランディングページではなく、資料ダウンロードページやお問い合わせページにすることで、ステップ数を減らしてCVRを高められます。
②中央ポップアップでCV訴求を強化する
ページ内に中央ポップアップを表示すると、読者の注意を集めやすくなるため、コンバージョンのきっかけをつくれます。実際にポップアップを設置しただけでCVRが2倍になった事例もあります。
WordPressを使っている場合は「Popup Maker」、それ以外でもヒートマップツールを活用すればノーコードで導入可能です。
③H2見出しの直上にCTAを設置する
H2見出しは読者の視線を集めやすいポイントです。その直上にCTAを配置することで、記事を読み進める中での自然な接点が生まれます。
すべてのH2見出しではなく、2つに1つ程度のバランスで設置するのがおすすめです。読みやすさと訴求の両立を目指しましょう。
④追従型のサイドバーCTAを活用する
PC閲覧時に特に効果的なのが追従型のサイドバーCTAです。画面スクロールに応じて常に表示されるため、どのタイミングでも問い合わせや資料請求に導ける導線になります。
ユーザーの行動タイミングを逃さず訴求するために有効です。
⑤ダウンロードページはファーストビューにフォームを収める
資料請求や問い合わせフォームのあるページでは、スクロールせずに完結する設計が重要です。ファーストビュー内に、タイトル・概要・入力欄・送信ボタンがすべて収まるように設計することで、ユーザーの離脱を防げます。
また、ヘッダーやフッターのリンクは不要な遷移を避けるため非表示にしましょう。
⑥入力項目は必要最小限にする
フォームの入力項目が多いと、それだけでユーザーの心理的負担が増します。
入力項目は「名前・会社名・メールアドレス・電話番号」程度に絞り、それ以外の情報は任意またはカットするのがベストです。「あると便利」よりも「なくてもCVできる」項目に整理する視点が大切です。
⑦必須・任意を視覚的にわかりやすく表現する
必須項目が多いと、フォーム記入の意欲が低下してしまいます。
「必須」「任意」のラベルやアイコンをビジュアル的に明示することで、必要最低限の入力で済む印象を与え、完了率を高められます。
⑧お問い合わせページに実績ロゴを掲載する
実際に取引実績のある企業ロゴを掲載することで、ユーザーに安心感と信頼性を与えられます。
特にBtoB領域では、「どのような会社が利用しているか」は重要な判断基準となるため、CVポイントでの信頼獲得に大きく寄与します。
⑨担当者の顔写真を掲載して親しみやすさを演出する
誰が対応してくれるのかがわかることで、ユーザーは心理的な安心感を得られます。
顔写真を掲載することで問い合わせのハードルが下がり、人間味のあるブランドイメージにもつながります。
ステップ2. CTAの最適化
SEOメディアの基本的なCTAが設置できたら、次はCTAを最適化していきましょう。各CTAを最適化し、効果を高めるために実施すべき施策を紹介します。
⑩記事ごとのCTAを最適化する
記事ごとの読者ニーズや検索意図に応じて、CTAの文言や訴求内容を最適化することで、クリック率・CVRともに改善が期待できます。
たとえば「CVR改善とは?」の記事には「CVR改善ノウハウ資料DL」が効果的です。
⑪記事冒頭にCTA(フォーム)を直接表示する
通常は記事の下部に設置するCTAを、記事の最上部に強制的に表示することで、CVRの向上を期待できます。特に、比較・検討系の記事で効果が高く、ユーザーのアクションを引き出しやすいのが特徴です。
ただし離脱率が高まるリスクもあるため、対象記事は厳選する必要があります。
ステップ3. 改善の継続
CVR改善施策を一通り実践できたら、その後はそれらを継続的に取り組むことが重要です。CVR改善施策を継続する際に意識すべきポイントを紹介します。
⑫改善サイクルを回す
SEOメディアにおけるCVR改善施策は、一度やって終わりにするのではなく、継続的に検証・改善を回すことが重要です。改善施策を実施するページの優先順位は以下を基準に決めましょう。
- 自社サービスに直結する記事
- アクセス数の多い記事
- CVRが特に低い記事
これらを上から順に改善していくことで、費用対効果の高いCVR施策を展開できます。
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