ホームページ制作費用の相場|料金の内訳と依頼先別の考え方を解説

ホームページ制作費用の相場|料金の内訳と依頼先別の考え方を解説

この記事の監修者

鈴木 将太 |CMO

大手メーカーでの企画職や個人事業の経験を持つ。現在は大手企業からベンチャー企業まで、幅広い企業のマーケティング伴走支援やWebディレクションを担当。
BtoBマーケティングを幅広く網羅し、サイト設計に深い理解を持つ。トレンドを取り入れたデザインから業界特化型のデザインまで柔軟に対応しています。

ホームページ制作の費用は、PENGINの場合で15万円〜250万円が中心です(コーポレートサイト10〜15ページで70〜150万円、BtoBサイト同規模で100〜180万円)。

ただし、この金額は依頼先によって前提が変わります。フリーランス・制作会社・自社作成ツールでは、同じ金額で誰がどこまでやるかが違うためです。

この記事では、出典のある市場データと、PENGINが実際に提示している料金の両方を示したうえで、自社の場合いくらになりそうかを判断できるように整理します。

ホームページ制作費用の相場

まず、PENGIN以外が公開している相場です。出典を明記できるものだけを載せています。

サイト種類別の相場

ホームページの種類小規模中規模大規模
企業サイト〜50万円50〜300万円300万円〜
ランディングページ〜30万円30〜60万円60万円〜
採用サイト〜50万円50〜150万円150万円〜
ECサイト〜100万円100〜500万円500万円〜
オウンドメディア〜100万円100〜300万円300万円〜
ポータルサイト50〜150万円150〜500万円500万円〜

出典:Web幹事「ホームページ作成費用・制作費用の料金相場」(2026年最新版。同社の相談実績から算出と記載)

実際の発注金額の分布

相場のレンジだけでは実態が見えにくいため、発注金額の分布も確認します。

サイト種別平均中央値分布
コーポレートサイト95.6万円50.0万円50万円以下が50%、50〜100万円が23%、101〜300万円が22%、301万円以上が5%
採用サイト104.4万円101.1万円—
ランディングページ55.4万円40.0万円約4分の3が60万円以下

出典:Web幹事「コーポレートサイトの費用と料金相場」 ほか、同社が公開している発注データ。

注目したいのは、コーポレートサイトの中央値が50.0万円である一方、平均は95.6万円と倍近い開きがあることです。高額な案件が平均を押し上げており、「半数は50万円以下で発注されている」というのが実態に近い読み方になります。

上記はいずれもPENGIN以外の調査による数値です。同じ「小規模」でも調査によって金額の定義が異なるため、レンジそのものより何が含まれた金額なのかを確認してください。

PENGINのホームページ制作料金

ここからは、PENGINが実際に提示している料金を公開します。

コーポレートサイト

プラン料金(税抜)制作期間の目安
シングルページ15万円〜1.5ヶ月
5ページ35万円〜2〜3ヶ月
10〜15ページ70〜150万円3ヶ月
20ページ以上100〜200万円3.5〜4ヶ月
30ページ以上150万円〜4〜5ヶ月

BtoBサイト

プラン料金(税抜)制作期間の目安
シングルページ20万円〜1〜2ヶ月
5ページ35万円〜2〜3ヶ月
6ページ以上40万円〜2〜3ヶ月
10〜15ページ100〜180万円3ヶ月
20ページ以上180〜250万円3.5〜4ヶ月
30ページ以上250万円〜4〜5ヶ月

その他のサイト種別

種別料金(税抜)制作期間の目安
採用サイト(10〜15ページ)80〜180万円3ヶ月
オウンドメディア(10〜15ページ)80〜180万円3ヶ月
ECサイト(10〜15ページ)100〜180万円3ヶ月
LP(オリジナル制作)40万円〜1.5〜3ヶ月
LP(テンプレート制作)20万円〜1.5〜2ヶ月
テンプレート型(5ページ)35万円〜2〜3ヶ月

いずれも2026年9月時点のPENGINの料金一覧の掲載内容です(税抜)。PENGINが提示している価格であり、業界の平均値ではありません。要件により変動します。

市場の中央値(コーポレートサイト50.0万円)と比べると、PENGINの10〜15ページ70〜150万円はやや高めの水準です。これは要件整理と情報設計を工程として見積もりに含めているためです。ページを作ることだけが目的であれば、より安い選択肢があります。

依頼先によって、同じ金額でもできることが違う

ホームページ制作の依頼先3種を3列で比較した図。フリーランス・制作会社・制作ツール
依頼先による前提の違い(PENGIN整理)

費用を比べるとき、金額だけを並べても判断できません。その金額に何が含まれ、自社が何をやる必要があるのかが依頼先で変わるためです。

依頼先費用の傾向自社でやることになりやすい範囲
フリーランス抑えやすい要件の整理、原稿の用意、公開後の運用。得意領域が人により大きく異なる
制作会社ディレクション費が入る分、高くなりやすい意思決定と社内調整。設計から実装までは任せられることが多い
制作ツール(自社作成)初期費用は最も低い設計・原稿・デザイン・更新のすべて。社内の作業時間が費用の代わりにかかる

「安い」と感じた見積もりは、自社の作業が増えていないかを確認してください。原稿と写真を自社で用意する前提の見積もりは、その分だけ金額が下がります。

ホームページ制作費用の内訳

見積金額が決まる5工程を横並びで示した図。要件整理・画面設計・デザイン・実装CMS・テスト公開
見積金額が決まる5工程(PENGIN整理)

「制作一式」と書かれた見積書では、何が含まれているか判断できません。PENGINが公開している工程別の単価は次のとおりです。

品目単価(税抜)単位
ディレクション180,000円〜一式
要件整理50,000円〜一式
画面設計100,000円〜一式
TOPページデザイン80,000円〜一式
下層ページデザイン(ボリューム大)40,000円〜1ページ
下層ページデザイン(ボリューム中)25,000円1ページ
下層ページデザイン(ボリューム小)15,000円1ページ
TOPページコーディング60,000円〜一式
下層ページコーディング15,000円〜1ページ
WordPress基本構築60,000円〜一式
テスト/デバッグ86,000円〜一式

2026年9月時点のPENGINの料金一覧の掲載内容です(税抜)。原稿制作・撮影・データ移行・機能開発は、内容により個別にお見積りします。

下層ページのデザインが情報量で3段階に分かれている点に注目してください。「10ページ」と言っても、情報量の多いページが中心か、シンプルなページが中心かで金額は変わります。

ホームページ制作費用を左右する要素

ページ数と、1ページあたりの情報量

料金表の区切りになる要素です。ただし単純な比例ではありません。共通テンプレートを展開できるページが多いほど、1ページあたりの工数は下がります。

原稿を誰が書くか

見積差が出やすい部分です。自社で用意するのか、制作会社が取材して書くのかで大きく変わります。

「原稿は自社で用意する」という前提で始めても、実際には書けずに公開が延びることがよくあります。誰がいつまでに用意するかを、着手前に決めておいてください。

写真・素材

手持ち素材を使うか、撮影を手配するかの差です。撮影は費用だけでなく、日程調整と立ち会いの工数も発生します。

CMSと更新できる範囲

WordPressなどで自社更新できるようにするかどうかで構築費が変わります。「どのページを自社で更新したいか」を先に決めておくと、見積もりが正確になります。

機能の追加

事例やお知らせの投稿機能、問い合わせ内容による分岐、多言語対応、会員機能などです。三和エフエムデザイン様では導入事例の投稿機能を、東洋加工様では相談内容に応じて種別を選べるフォームを設けています。

公開後の運用・保守

制作費とは別に月額が発生します。PENGINのサイト保守は基本プラン 月額15,000円、保守・分析プラン 月額25,000円です(税抜)。サーバー・ドメイン管理、WordPressとプラグインの定期アップデート、定期バックアップ、障害時の復元対応が含まれます。

見積書で確認しておきたい項目

金額だけで比較すると、含まれる範囲の違いを見落とします。次の項目を確認してください。

  1. ページ数と、ページごとの単価:情報量による区分があるか
  2. 原稿制作:誰が書くか。自社で書く前提ならその範囲はどこまでか
  3. 写真・素材:撮影の有無、ストック素材の費用が含まれるか
  4. CMS構築:どのページを自社で更新できるようにするか
  5. フォーム:項目数、分岐の有無、自動返信メールの設定
  6. ディレクション:含まれているか、別途か
  7. テスト:どの端末・ブラウザまで確認するか
  8. 公開後の保守:月額がいくらで、何が含まれるか

特に原稿制作は、後から追加費用になりやすい項目です。見積時点で書かれていなければ、含まれていないと考えてください。

ホームページ制作費用を抑える方法

品質を落とすのではなく、不要な作業を減らすという考え方です。

  1. 目的の優先順位を決める:問い合わせを増やすのか、採用を強化するのか。両方を同等の優先度で設計すると、必要なページや情報量が増えやすい
  2. 必要なページを絞る:他社にあるからという理由でページを増やさない
  3. 既存素材を棚卸しする:使える原稿・写真・図版を先に確認する
  4. 社内の確認者と決裁者を決めておく:曖昧だと修正の往復でディレクション工数が増える
  5. 要件を途中で変えない:着手後の方針変更は、デザインと実装をやり直すことになる

相見積もりは有効ですが、金額だけの比較はおすすめしません。含まれる範囲が違えば、安い見積もりのほうが後から高くつくことがあります。

削らないほうがよい部分

  • 要件整理:誰に何を伝えるサイトかが決まらないまま作ると、成果につながりにくい
  • 画面設計:どのページに何を置くかの設計。飛ばすとデザイン段階でやり直しになる
  • 主要ページ:トップとサービスページ。下層を減らしてでもここに配分する
  • 問い合わせ導線:CTAとフォーム。弱いと流入が増えても問い合わせは増えない
  • 公開前後のテスト:特にフォームの送信テスト。送信できない状態で公開すると、その間の問い合わせがすべて失われる

どのページを用意するかの考え方はBtoBサイトの構成|必要なページ一覧とサイトマップ、公開後に問い合わせが増えない場合の切り分けはBtoBサイト改善の進め方にまとめています。

PENGINの制作事例

実際にどこへ制作リソースを配分したかの例です。

事業統合で広がった領域を3軸で整理|株式会社東洋加工様

買収・事業統合で対応領域が広がった一方、旧サイトでは「印刷物の加工を請け負う会社」という印象が残っていました。情報設計とサイトマップを大きく見直し、「顧客別・工程別・制作物別」の3軸でサービスを探せる構成へ変更しています。

公開後は広告代理店から具体的な相談が寄せられるようになり、ChatGPTやGeminiなどAI経由のお問い合わせも確認されています。制作期間は4ヶ月です。詳細は株式会社東洋加工様 コーポレートサイト制作をご覧ください。

10年以上更新されていないサイトの整理|株式会社三和エフエムデザイン様

10年以上大きな見直しがなく、すでに存在しない部署の情報が残っていました。3つの事業を上位概念で整理し直し、導入事例の投稿機能と事業別の問い合わせ窓口を新設。WordPressでの運用は継続し、自社で安全に更新できる環境として作り直しました。制作期間は4ヶ月です。詳細は株式会社三和エフエムデザイン様 コーポレートサイト制作をご覧ください。

掲載している成果は各社の事例であり、同じ条件が揃えば再現できるというものではありません。いずれもサイト制作単独ではなく、公開後の運用や他施策を並行しています。各案件の費用は公開していません。他の事例はPENGINの制作実績をご覧ください。

目的別のより詳しい記事

知りたいこと参照する記事
コーポレートサイトに絞った費用コーポレートサイト制作費用の相場
既存サイトのリニューアル費用サイトリニューアルの費用相場
LPだけを制作する場合の費用LP制作の相場
制作費用の会計処理・勘定科目ホームページ制作費用の会計処理|勘定科目の考え方
BtoBサイトに必要なページ構成BtoBサイトの構成|必要なページ一覧とサイトマップ
PENGINの全サービスの料金PENGINの料金一覧

PENGINのホームページ制作

PENGINでは、要件整理や情報設計から、デザイン、WordPress実装、公開後の改善まで一貫して支援しています。目的と現在の状況をうかがったうえで、必要な制作範囲を整理してお見積りします。

ご相談はPENGINのBtoBサイト制作から、既存サイトの作り直しはPENGINのサイトリニューアルをご覧ください。

ホームページ制作費用でよくある質問

Q.ホームページ制作費用の相場はいくらですか?

A.

サイトの種類と規模で変わります。第三者の調査では、企業サイトが小規模〜50万円、中規模50〜300万円、大規模300万円〜とされています(Web幹事「ホームページ作成費用・制作費用の料金相場」2026年最新版)。同社が公開しているコーポレートサイトの発注データでは、平均95.6万円・中央値50.0万円です。PENGINの場合は、コーポレートサイト10〜15ページで70〜150万円が中心です(税抜・2026年9月時点)。

Q.なぜ制作会社によって金額が違うのですか?

A.

含まれる工程が違うためです。要件整理や画面設計を見積もりに含めるか、原稿を誰が書くか、公開後の保守が含まれるかで金額は変わります。「一式」とだけ書かれた見積書では比較できないため、工程ごとの内訳を確認してください。

Q.50万円でホームページは作れますか?

A.

作れます。PENGINの料金では5ページで35万円〜、テンプレート型なら20万円〜です。ただし原稿や写真を自社で用意することが前提になりやすく、情報設計から作り直す範囲は限られます。第三者の発注データでも、コーポレートサイトの50%は50万円以下で発注されています。

Q.フリーランスと制作会社ではどちらが安いですか?

A.

一般にフリーランスのほうが費用は抑えやすくなります。ただし対応範囲が人によって大きく異なり、要件整理や原稿制作は範囲外のことがあります。金額だけでなく、自社がどこまで作業するかを含めて比較してください。

Q.制作費用のほかに、どんな費用がかかりますか?

A.

サーバーとドメインの利用料、保守を依頼する場合の月額です。PENGINのサイト保守は基本プランが月額15,000円、保守・分析プランが月額25,000円です(税抜)。このほか、公開後に広告やSEOへ投資する場合は、その費用が別途必要になります。

Q.ホームページ制作費用は経費にできますか?

A.

内容によって勘定科目が変わります。広告宣伝費として処理する場合と、固定資産として計上する場合があり、搭載している機能によって判断が分かれます。詳しくは会計処理の記事にまとめていますので、そちらをご確認ください。

まとめ|金額の前に「何が含まれているか」を確認する

  1. 第三者の調査では企業サイトの中央値は50.0万円。ただし平均は95.6万円で開きが大きい
  2. PENGINの中心価格帯は、コーポレートサイト10〜15ページで70〜150万円
  3. 同じ金額でも、依頼先によって自社がやる範囲が変わる
  4. 見積書は「一式」で判断せず、原稿・写真・CMS・保守の扱いを確認する
  5. 要件整理・画面設計・主要ページ・問い合わせ導線・テストは削らない

既存サイトの作り直しを検討している場合はサイトリニューアルの費用相場、コーポレートサイトに絞った費用はコーポレートサイト制作費用の相場をご覧ください。